
AI×メールで売り込みゼロの『自然体ビジネス』設計士。長嶺圭一郎です。
「これからメルマガやLINEを使って、お客様と関係づくりをしていきたいな」 小規模ビジネスを営んでいると、そう思う瞬間ってありますよね。でも、いざ始めようとすると、ふとこんな不安がよぎりませんか?
- 「なんだか法律とか難しそう…」
- 「知らないうちに、迷惑メール業者だと思われたらどうしよう…」
- 「そもそも、何から手をつければいいのか分からない…」
こう思ったこと、ありませんか? 少し気恥ずかしいですが、僕もまったく同じでした。もともと重度の人見知りで、営業マン時代は人に嫌われるのが怖くてたまらなかったんです。だからこそ、あなたのその慎重な気持ち、すごくよく分かるんですよね。
この記事では、そんなあなたのために、具体的な手順と、法律や技術的な注意点を網羅した「保存版」として、内容を全面的にアップデートしました。この記事一本で、あなたの不安が安心に変わるはずです。リラックスして読んでみてくださいね。
この記事の要約
- リストマーケティングの始め方【5ステップ】で、今日からやるべきことが分かる
- 特定電子メール法で最低限守るべき必須ルールを、条文に沿って分かりやすく解説
- 2025年最新の技術要件(SPF/DKIM/DMARC)など、法律以上に大切な「届ける技術」
- コピペで使える「オプトイン文言」や「フッター雛形」ですぐに実践できる
リストマーケティングの始め方【安心・確実5ステップ】
「始めたいけど、何から?」その疑問に答えます。この5つのステップで、着実に進めていきましょう。
ステップ1|目的と指標を決める
まずは「何のためにやるのか」をハッキリさせましょう。例えば、「毎月5人にお問い合わせをもらう」「セミナーに10人集客する」など。目的が決まれば、見るべき数字(指標)も決まります。最低限、以下の3つは意識すると良いですよ。
- 登録数: どれだけの人がリストに加わってくれたか
- 開封率: 送ったメールがどれだけ読まれたか
- 解除率: どれだけの方が配信停止したか
最初から高い目標を立てなくても大丈夫。「まずは読者100人を目指そう」といった小さな一歩からでOKです。ちなみに、顧客リスト100人の壁を越えるための具体的な方法も別の記事で解説しています。
ステップ2|登録フォームとオプトイン文言を用意する
読者さんとの最初の接点、それが登録フォームです。ここで大切なのが「オプトイン」、つまり「メールを送ってもいいですか?」という同意を明確に得ることです。
【コピペOK!オプトイン文言例】
長嶺圭一郎の公式メルマガにご登録いただくと、最新のリストマーケティング情報やセミナーのご案内をお届けします。ご登録をもって、プライバシーポリシーに同意いただいたものとみなします。メルマガはいつでも配信解除できます。
さらに安心なのが「ダブルオプトイン」。これは、登録ボタンを押した後に届く確認メールのURLをクリックして、初めて登録が完了する仕組みです。法的な義務ではありませんが、入力間違いやなりすましを防ぎ、質の高いリストを維持できるので、僕は強く推奨しています。
具体的なフォームの作り方は、リストマーケティングの始め方|初心者がメルマガで失敗しないための選択肢の記事も参考にしてくださいね。
ステップ3|配信基盤と「届く」ための技術設定
メールは送れば必ず届く、というわけではないんです。特に2024年以降、GoogleやYahoo!などが迷惑メール対策を強化し、「送信ドメイン認証」が必須になりました。
難しく聞こえますが、これは「メールの身分証明書」のようなもの。「私は怪しい送信者ではありませんよ」と証明するための設定です。
- SPF: 送信元サーバーが正当なものか証明
- DKIM: メールが改ざんされていないか証明
- DMARC: 上記2つが失敗した場合の対処法を指示
あなたが契約しているメール配信サービス(メルマガスタンド)のマニュアルを見れば、設定方法が書いてあるはずです。ここは少し頑張って設定しましょう。これができていないと、そもそも読者の受信箱にすら届くなくなってしまいます。
ステップ4|法令対応:特定電子メール法の必須項目を確認
ステップ2のオプトインに加え、法律で定められた必須項目があります。特にメールの最後に記載する「フッター」は重要です。
- 表示義務: 送信者の氏名・名称、住所、問い合わせ先を明記する。
- 受信拒否の通知: 配信停止ができる旨とその方法(リンクなど)を明記する。
- 同意の記録保存: 読者がいつ、どのように同意したかの記録を保存する義務があります。原則、最後のメールを送信してから1ヶ月間は保存しましょう。(e-Gov法令検索 参照)
ステップ5|嫌われない運用ルールを決める
法律を守るのは大前提。その上で、読者との信頼関係を壊さないためのマナーが大切です。
- 配信頻度: 登録時に「週1回配信します」など、頻度の目安を伝えておくと親切です。
- 期待値の設計: 「どんな情報が届くのか」を明確に伝え、その約束を守りましょう。
- 配信停止の導線: 配信停止リンクは、分かりやすく、すぐに見つけられる場所に設置しましょう。
「うざい」はもう卒業!嫌われないメルマガが最強の理由という記事で、このあたりの考え方を詳しくお話ししています。
特定電子メール法の“ここだけは必須”なポイント(条文準拠)
法律の話、もう少しだけ深掘りしますね。でも安心してください、要点だけをまとめました。
1. 同意のないメールは送らない(オプトイン規制)
これが大原則。名刺交換した相手でも、「メールを送っていい」という明確な同意がなければ、いきなり広告宣伝メールを送るのはNGです。(迷惑メール相談センター 参照)
「じゃあ、ホームページに公開されてるメールアドレスは?」 これも注意が必要です。営業目的のメール受信を拒否する旨の記載がある場合は送れませんし、慎重な判断が求められます。基本は「同意を得た方に送る」と覚えておきましょう。
2. 表示義務の具体例
フッターに何を書けばいいのか、具体的に見てみましょう。
【コピペOK!配信フッター雛形】
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配信元:長嶺圭一郎/自然体で営む攻めの技術
住所:〒503-0000 岐阜県大垣市(※)
お問合せ:support@example.com
このメールは、過去に名刺交換させていただいた方、イベントにご参加いただいた方、およびメールマガジンにご登録いただいた方へお送りしています。
メールマガジンの配信停止をご希望の場合は、以下のリンクからお手続きください。
受信をいつでも拒否できます。
配信停止はこちら: https://example.com/unsubscribe
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(※住所は番地まで正確に記載が必要です) ポイントは、配信停止リンクの直前・直後に「受信をいつでも拒否できます」といった文言を入れることです。
3. 同意記録の保存義務
「いつ、誰が、どのフォームから登録したか」という記録は、あなたが使っているメール配信システムが自動で保存してくれている場合がほとんどです。ですが、そうした義務があることは知っておきましょう。
【Q&A】よくある質問
最後に、よくある質問をまとめました。
Q:特定電子メール法の最低限のポイントは? A:①同意を得てから送る(オプトイン)、②送信者の情報を明記する(表示義務)、③いつでも配信停止できるようにする、の3点です。加えて「同意の記録を保存する」ことも義務付けられています。
Q:ダブルオプトインは必須ですか? A:法的義務ではありません。しかし、読者の意思をより確実に確認でき、メールアドレスの間違いも防げるため、結果的にあなたのメールの信頼性を高めることにつながります。強く推奨します。
Q:メールが届きやすくするために、今すぐやるべきことは? A:まずは、お使いのメール配信サービスで「SPF/DKIM/DMARC」の3つ(送信ドメイン認証)を設定することです。また、配信停止が簡単にできる「ワンクリック退会」の仕組みを導入することも、Googleなどが推奨しています。
まとめ:ルールは、あなたとお客様を守るためのもの
いかがでしたか? 少し情報量が多かったかもしれませんが、これらは決してあなたを縛るためのものではなく、誠実なあなたがお客様と長期的な信頼関係を築くための大切なルールです。
僕自身、元々は人見知りの落ちこぼれ営業マンでした。訪問先の家の前で緊張しすぎて、電柱の陰に3時間隠れていたこともあるくらいです。そんな僕でも、ルールとマナーを守りながら、手紙やメールでお客様一人ひとりと向き合うことで、トップセールスになることができました。
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