どうも、セールスコピーライターの長嶺です。
実は先日、涙がちょちょぎれる程ほどうれしい出来事がありました。
クライアントのお母様から感謝のお手紙を頂きました~。
いや~とても達筆!!
こういうのって、僕がクライアントの立場だったら「かあちゃん余計な事すんなや――――!」と頭を抱える所ですが、貰った立場としては、とても嬉しくて気合が入る素敵な贈り物ですよね!
このように心や愛が感じられる手紙は何度頂いてもいいもんです。こんなモノを貰ってしまったら更に期待を超えるべく張り切って頑張ってやる!という気分になりますね♪季節は秋ですが、今僕の心は間違いなく4月の入社式に向かう新社会人の如く、フレッシュに燃え上がっております。笑
もうこのお手紙、
一生保存する事確定です!!
手紙にあってメールに無いモノは「温もり」なんだよね
さて、この感動的な手紙を額縁に飾りながら僕はふと考えました。
仮に、このお母様からの手紙が「メール」だったなら・・・。
僕は同じように感動したのだろうか?
・・・うーーーーん。。。
・・・きっと、手紙ほどは感動しなかったでしょうね。
もう一つ言うと、貰った手紙がパソコンで打ち込まれた印刷物だったとしても、同じように感動しなかったでしょう。
まったく同じお母様から、
まったく同じ気持ちを込めた、
まったく同じ文面の手紙であったとしても、
受け手に伝わる印象は恐ろしいほど変わってしまうのです。
デジタル文字が抱える「冷たさ」を自覚しよう
なぜメールやパソコン打ちの手紙が、手書きに比べて感動しないのか?
その原因はデジタル文字の「冷たさ」にあります。
パソコンやスマホでの文字入力はとても便利ですよね。早く書けるし、訂正も容易、漢字もたくさんの候補から選べるし、どれだけ早く打ち込んでも文字が崩れることはありません。
実際に今僕もこうやってパソコンで文章を書いていますが手書きでは不可能なスピードで書けています。
もし、手書きで・・・しかも速記ではなく誰かに読んでもらうべく綺麗な文字を書こうと思ったら・・・今の倍ではすまない時間がかかるでしょう。・・・あぁ、恐ろしや・・・。笑
しかし、この便利過ぎる「デジタル文字」は、その便利さと誰が送っても均一な文字デザイン故に、読み手に対して潜在的にこんなイメージを与えます。
◆手軽に書ける文章
◆事務的な文章
◆すぐコピペできる文章
◆誰が書いても同じ文章
◆短時間で書いた文章
他にも色々な解釈がありますが、一言で言い表すならば「冷たい文章」
そう、デジタル文字で書いた文章はとにかく「冷たい」のです。
喜びや感謝の気持ちが思ったほど相手に伝わっていなかったり、
特別怒ってもないのに「なんか怒っている?」と疑われたり、、
あなたも1度や2度は経験した事あるでしょう。
これらの誤解が全てがデジタル文字のせい!とまでは流石に言い過ぎですが、機械的なデジタル文字の冷たさがその誤解に一役買っているのは間違いないと思います。
このブログを見に来てくれている人はネットで集客や販売をしたいと思っている人が多いと思いますが、ネット集客やネット販売の為に書く文章はほとんどすべて「デジタル文字」になってしまいますので、デジタル文字の取り扱い方には細心の注意を払って頂きたい所です。
デジタル発信は感情5割増しで解き放て!!
デジタル文字は冷たい。
でも、だからと言って淡々とした文章ばっか書いていても読者はファンになってくれないので、情報発信をするならこのデジタル文字を上手に使って、面白くて感情表現豊かな文章を書いていかねばなりません。
その為に、あなたに意識してほしい事はただ一つ!
感情を5割増しにせよ!!
なんです。
落ち込んだ時はとことん落ち込んでください・・・。
喜ぶときは、とことん喜びましょう!!
僕の経験上、デジタル文字ので発信は感情表現をやりすぎぐらいが丁度いいです。笑
普段のやり取りの5割増しぐらい過剰表現してしまってよい感覚です。
語彙力に自信がある方は物語の主人公に成り切った気持ちで多彩な感情表現にもチャレンジしましょう!
デジタル文字っぽくない文体を使うのもテクニックの一つ!
記事の趣旨とは少し離れますが、色々な種類の文字デザインが選べるのもデジタル文字の特徴です。
この文字体を上手く使い分ける事で、無機質なデジタル文字ではできない「場の空気」を作りだす事ができます。
オンラインの発信では文体を変えられない事が多いですが、PDFだったり画像に乗せる文章では変えられますので気にしてみてください。僕はチラシやパンフレットのライティングを受注する事も多いので、演出したいイメージに合わせて使い分けるようにしています。
ただ、文体ってとんでもなく種類があって選ぶのが大変なんですよね^^;
最後に、僕がよく使うの4種類の文体を簡単にご紹介しましょう。
◆ポップ体文字
文章全体を可愛らしいイメージにしたい時にはポップ文字が便利です。
僕はチラシなどでよく使用しています。
◆プレゼンス文字
少し高級感があり敷居の高いイメージを与えたい時に使用します。
高額商品のプレゼンやチラシなどでよく僕はこの文体を指定しますね。
◆メイリオ文字
僕にはセミナー講師として全国を飛び回っている友人がいるのですが、彼から「もっとも読みやすい文字体」として教えてもらったのがこのメイリオ文字です。
実際使ってみましたが、確かに読みやすいですし、印刷しても綺麗だと思います。
ですから、会議に使うプレゼン資料やセミナーの資料など、読みやすい文章をお届けしたい時は僕はこのメイリオをよく使っています。
◆あんず文字
この文字は少々特殊ですが、女の子が手書きで書いたような文字体です。
ただ、このあんず文字はダウンロードしないと使えないので気になる方は下記よりダウンロードしてみてください。
http://www8.plala.or.jp/p_dolce/index.html
非常に温もりを感じる文字体なので、このブログ記事のアイキャッチにも使用しています。
最もデジタル文字の弱点を克服できている文字体かも知れませんね^^
以上、如何でしたでしょうか?
読者に貴方の気持ちをよりリアルに届ける為、感情の5割増しを今すぐに頃掛けてみてください。
では、今日はこの辺で^^
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五割増ですか誇張ということですね
そういう事です^^
伝えようと思うなら大げさなぐらいがちょうどいいんですよね。
文章の世界だけでなく、劇団員さんとかも同じようにしています。