どうもセールスプロモーターの長嶺圭一郎です

昨晩のアメトークスペシャル、皆さんはご覧になりましたか?

もちろん僕は見ましたよ!

なんたって今回のアメトーク、テーマが『キャンプたのしい芸人』こりゃもうキャンプ大好き人間としては見なきゃウソでしょ!

だから放送5分前からテレビの前に正座待機ですよ、そして録画しながら視聴しました。

なんせ今回はいつもYouTubeで見ている『ヒロシ』やBBQ芸人で有名な『たけだBBQ』が出てくる!

こりゃ見逃せないぜ!すべてのエッセンスを吸収してやるぜ!ヒャッハー!

【小ネタ】発信者必見!Twitterを使った情報感度の高め方

ちなみに僕はいつも Twitter でサーチかけてリアルタイムの反応を見ながらテレビを見ています。

こうすると、≪どんなシーンでも盛り上がるのか≫とか≪どんな話題で盛り上がるのか≫とか、プロモーターとして非常に参考になるデータが集まるんですよ。

特に自分がかかわる分野の番組だと非常に参考になります。一度みなさまもお試しあれ!

で、やっぱアメトーークてすごいですね!Twitterでもガンガン盛り上がってました!

ただこのアメトークに対して僕個人の感想を言うと・・・正直言って「もの足りなかった」ってのが本音です。

「いや!キャンプにはもっと深い魅力あるやん!(゚Д゚)ノ」

「はい?注目するところ、ソコ!?(-_-)」

みたいなツッコミポイントばかりで、まあ不完全燃焼な1時間でした。

きっと僕のように思ったキャンパーさんも多いんじゃないでしょうか?笑

でもしかしアメトーークはすごい!

誤解してほしくないですが、僕はこの記事でアメトークをディスるつもりは一切ありません。

むしろ、この放送でアメトーークがここまで長寿大人気番組たる理由をヒシヒシと感じました。

その理由は Twitter の反応にあります。

Twitterではモヤモヤとしていた僕とは裏腹に、

「めっちゃキャンプに行きたくなった!」

「うぁぁあ!キャンプしたいよー!

「ちょ!俺、週末キャンプデビューするわ」

なんてとっても大盛り上がりだったのです。

たった1時間の間に、日本各地で新たなキャンプファン達が大量に誕生していました。

この光景はキャンプ好きな僕にとって素直に嬉しいものです。

やっぱり僕もキャンプ好きな友人は多い方が嬉しいし、最近身近な人がキャンプを始めて自分ごとのように喜んでいたりもしてます。

アメトーーク『キャンプ楽しい芸人』は見事にキャンプファンを増やすことに成功したのです

真面目で勤勉な発信者が陥りがちな不調の罠

このアメトークの事例は情報発信をしている我々にとても大切なことを教えてくれています。

情報発信でビジネスをしている人は、総じて上昇志向が強く勤勉な人が多いです。

まぁそうでなければ発信なんてすぐにネタ切れしてしまいますよね。笑

もちろんそれ自体は悪いことではないのですが、上昇志向が強い故に、知らず知らずのうちに自分のレベルアップによる視点変化をお客様にも押し付けてる人が多いように感じます。

例えばセールスレターだと、自分が見慣れて飽きてきただけなのに

「もう長いセールスレター終わりですね、そんなレターばっかで読む気失せます」

とか言って短く端的なセールスレターを書いて、成約率を落としている人がかなりいます

僕はセールスレターが必要なことを書いて長くなるのは当たり前だと思っていますし、自分がお客さんだったら興味あるものを買う前にはやはりありとあらゆる情報が欲しいと思います。

なので長いセールスレターがダメだとは一切思っていません。(もちろん長ければ良いというわけではないですけどね。笑)

でも、レターを見慣れている自分が『長いのはめんどい』と感じたからといって短いレターだったり、レターすら書かなかったりするのは、単純に顧客が求めるものを見失っている証拠だと僕は思っています。

ダイエットとかもそうですよね。

例えばダイエット目的で筋力トレーニングを始めたいと思い、トレーニング経験者にアドバイスを求めようとしたお客様がいたとします。

しかしある程度トレーニング経験のある人には、効率的な筋トレフォームや、自分が行なっている筋トレ方法などばかり教えたがる人もいます。

でもダイエット初心者にとって、そんな細かい話やハイレベルな話なんてどうでもいいんですよ。

とにかく自分ができる範囲の、ダイエットに効果的な筋トレを教えてもらえたらそれでいいんです。

そういえば今『ジャンプ+』で少しだけ無料で見れるジャンプコミックの『めだかボックス』でも似たようなシーンがありました。

ある優秀過ぎる女生徒が、テスト対策の講習講師をした時のワンシーンです。

出展
めだかボックス第一話『生徒会を執行する』P26~P27
原作:西尾維新、作画:暁月あきら
販売ページ http://jumpbookstore.com/item/SHSA_ST01C87477600101_57.html

これはマンガなんでかなり極端な例ですけど。笑

しかし、あなたも知らず知らずにこうなっている可能性があるかもしれません。

アメトークのようにお客様視点での発信を心がけよう

今も上の見出しで書いた言葉は、どんなビジネス書にも必ず書いてあるセールスの基礎です。

しかしほとんどの人ができていないというのが実状です。

例えば今回のアメトークは『キャンプ好き』がターゲットなのではありません。

『キャンプに憧れているけど難しそうだし敷居が高そうで少し怖がっている20代ぐらい』をターゲットにしていると思います。(多分実際にはもっと細かいターゲットでしょう)

だからこそ、にわかキャンパーである後藤やジュニアの話がメインになっていて、ベテランキャンパーは引き立て役に回る番組構成になっていました。

キャンプに疎い二人がいろいろな失敗も含めて楽しみながら仲間たちとキャンプをしている。

そんな様子がキャンプに憧れている若者たちのハートを鷲掴みにしたわけです。

きっとベテランキャンパーのこだわりを語ったところで、おそらくはここまでの大反響にはならなかったでしょう。

そりゃコアなファンは大喜びですけど、新しいファンはほとんど増えなかったに違いありません。

まとめ

もしあなたが発信を通して、お客様に自分の専門分野に興味を持ってもらいたいと考えているならば、アメトークのようにこういったお客様視点を大切にして発信をしていきましょう。

場合によっては自分にとって馬鹿馬鹿しい話題を発信しないといけないこともあるかもしれません。

ただそれは自分にとっての話であって、お客様にとっては重要な情報であることはよくある話です。

むしろあなたが勉強や経験を経てレベルアップすればするほど、この視点は見失いがちになります。

自分をレベルアップさせつつも、お客様の視点に立ってお客様が望む情報を出せる発信者になりましょう!

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