僕は株式会社ペライチ公認の【岐阜県代表サポーター】としても活動させてもらっているのですが、
「ケイイチさんはなぜペライチサポーターになられたのですか?」
と質問をちょくちょくいただくので、今日はその話を書きたいと思います。
そもそもペライチって何?おいしいの?
と、その前に、当たり前のようにペライチペライチと書いてますが、知らない方のために念のため解説しますね。
株式会社ペライチとは、簡単にWebページが作れるオンラインサービス≪ペライチ≫を運営されている会社です。
今やユーザー数16万人!昨年7月は10万人だったのに、まさに今飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長しているサービスです。
【2020年12月3日追記】
現在は20万人を突破しています
ペライチの岐阜県代表サポーターとは、ようは各地域で活動しているペライチ公認のアドバイザーだと解釈いただければ分かりやすいかと思います。
ちなみにサポーターはペライチの従業員でもないですし、外注としてお金を頂いているわけでもありません。(※2020年12月より報酬もいただける事になりました。)
ペライチの事が大好きな人が自ら手を挙げてサポーターをしています。(ペライチによる審査もあります)
僕がペライチサポーターになったきっかけは異業種交流会
僕がペライチサポーターになったきっかけは、3年ほど前に仲良い社長さんから「地元でやってる異業種交流会にキミも来ないか?」と誘われて参加したある異業種交流会でした。
そこには大工さんや美容師などなど多種多様な業種の方がいらっしゃって、色々な話をさせてもらったんですけど、僕がWebマーケティングの仕事をしていることを知った数人から、
「自社サイトを見てほしい」
「過去に業者さんに作ってもらったんだけども
あまり成果が出ていないので何が悪いのかを見ていただきたい」
そんな声掛けをいただき、せっかくなのでその場でサイトを拝見したのです。
その結果・・・
・・・まぁひどかったんですよorz
まず僕はサイトを開いた瞬間・・・
いや・・・サイトを開く前に目を疑いました。
社名でサイトをGoogle検索し、Google検索するとサイトタイトルの下に出てくる説明文(description)を見たときです。
ちなみにdescriptionは検索ユーザーにサイトの概要を知らせるためにも、SEOのためにも重要な部分。
しかしその業者さんのそこにはたった3文字だけ
「テスト」
ってたった3文字だけ書いてあったんです。
この状態で2年間放置されていました。
ちなみにサイトはWordPressで制作されたものでしたが、社長さん達はWordPress という言葉すらも知らない状態、
当然、どう使っていいのかどう管理していけばいいのかもわからない。
だからずっと放置状態。
せめてきれいデザインされていればまだいいんですが、拝見したサイトはただただWordPress のテンプレートがそのまま入ってるだけで、書いてある文章もやる気のない定型文で「とりあえずやっつけ仕事で作りました感」がハンパない状態でした。
さらに驚愕したのが、アメブロの管理という名目で管理会社(?)に月額2万円払ってる業者さんもいたことです。
ご存知のようにアメブロは無料のサービスです。
その社長さんはアメブロを維持するのには月額2万円必要なんだと思ってずっと払っていたらしいです
ひどい話ですよね。
そんな話ありうるのか?って思いませんか?
でも実際にあったんです。ノンフィクションです。
僕は以前SNSで「SEO業者から電話がかかって来た!SEO業者ならSEOで集客しろよ!」なんてツッコミをしたことあるんですけど、社長さんたちが依頼したのもまさにそんな電話営業をするWeb業者でした。
結局、Webでまともに活動ができないから、電話や訪問で何も知らない人たちから受注を取っているわけです。
ここまでくるともう質が低いとかではなくはっきり言って詐欺レベルですが(-_-)
ただ目の前で困惑する社長さんを見て、そんな悪質業者への憤りとは別の感情もありました。
マーケティングとしては、
電話や訪問営業に特化するWEB業者が、
悔しいけど正しい。
僕はこの異業種交流会で、自分の認識が甘かったのを思い知りました。
「Webが得意ならWebで集客すればいいじゃないか!」はWebができる人の身勝手な言い分なんですよね。。
僕はWebが苦手な人が本当にGoogle検索できない事実を、この異業種交流会でトコトン思い知らされました。
情けないことに、知識としては知っていたんです。
以前読んだことのある佐藤 尚之さんの著書『明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法』によると
総務省の「平成25年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると 、主なソーシャルメディアの利用率は全体で57.1%である 。
つまり、ソ ーシャルメディアを利用していない人は 42.9 %となる 。この調査は13歳 ~69歳を対象としているので、人口分布からざっくり割り出すと(13歳~69歳の人口は約9,000万人 )、約3,860万人がソーシャルメディアを利用していないことになる。
国民全体で考えると、最近ではLINEとかは小学生も使っていそうだしデジタル・シニア層も増えているが、仮に13歳未満と70歳以上(足すと約3,700万人)がほとんどソ ーシャルメディアを使っていないと仮定すると、約7,560万人がソーシャルメディアを使っていないことになる 。ちょっと少なめに見積もって、まぁざっくり7,000万人程度の人が使っていないと言えるのではないだろうか 。
たとえば 、SNSでのバズが持てはやされているが 、約7,000万人もの国民に届いていないことになる 。前述したように、この辺は都会のマーケターたちから見えにくい生活者だ。だから調査結果が充実していない 。まだ実態がよくわからない 。それを承知のうえで 、調査年度が多少ばらつくが 、乱暴にざっと数字を並べてみよう 。
2014年の時点で 、日本の総人口:約1億 2,700万人のうち 、
ネットを毎日は利用していない人:約5,670万人
検索を日常的に利用していない人:約 6,000万~7,000万人
ソーシャルメディアを利用していない人:約7,000万人調査で 「ネットを利用している」と答えた人でも 、ソーシャルゲームしかしていない人や連絡手段としてのLINEやメ ールしか使ってない人もわりと多くいるだろうから 、情報環境の観点から見ると、実際にはもっと多くの人がネットを活用していないと言えるかもしれないのである
参考になる内容なので引用も長くなってしまいましたが、この本は本当に良書なのでおススメです。
明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法 (講談社現代新書)
本に書かれたデータは今となっては5年以上前のものにはなりますー。
しかしわずか5年前でも日本人の約半数がWebを活用していなかったって衝撃ですよね。
自分が検索を当たり前のように使っていると忘れがちですがWebが苦手な人にとってはWeb検索は非常にハードルが高い存在なのです。
本に書かれた『生活者が見えていないマーケター』とはまさに当時の僕ですね。無意識に自分の見える世界だけが真実だと思い込んでいました。
だからある意味、電話や訪問で営業をかけているWeb業者は正しいのです。
本当にWebが苦手な人はWebには居いません。
だからWebのサポートする業者が電話や訪問営業するのはマーケティングとしては間違っていないんです。(とは言えWebでのサービス展開をほとんどしていないWeb業者はおかしいとは思いますが)
と言うことで前置きが長くなったんですが、そんなひどい惨状を目の当たりにして、
「僕はこんなWebを苦手とする人を助けたい!」
とは思ったものの、僕が得意としているWeb中心の活動だけでは助けたい人に僕の声は届かない。と感じたんです。
ならばリアルの活動すればいいんでしょうが、悲しいかな僕は自分からゴリゴリと人に関わりを持っていくことが苦手な人見知り人間です。
苦手だからセールスも自分から向かうのではなく、手紙を送ってお客様から来ていただくスタイルを得意としているんです。
だったら・・・僕はどうすればいいのだろう・・・
そう悩んでいる時に見つけたのが、ペライチのサポーターの募集でした。
僕はペライチのサービスを当時から使っていたものの、会社をしっかり見る機会はありませんでした。
たまたま見つけたサポーター制度開始のお知らせの案内を見つけて、ここではじめてペライチの『会社』に興味を持ち、サポーター制度の目的やペライチのキャッチコピー「つくれるその先へ」に込められた願いを知ったときは身震いするほど共感した覚えがあります。
ちなみに「つくれるその先へ」とは、WEBが苦手な人がページが作れるだけじゃなくて、ちゃんと売上につなげられるサービスにする。というペライチの姿勢を表しています。
今やネットで調べればワードプレスの作り方など、詳しく丁寧に書かれたサイトはたくさんあります。
ワードプレスは複雑なので、丁寧に書かれていてもやはりWebが苦手な人にとってはハードルの高い存在ではありますが、頑張れば作れない事はない。
それにどうしても作れなければ外注で作ってもらえば一応の形は作れるでしょう。
しかし、そのサイトをさらに集客+販売につなげていくことまで考えていこうと思うと高度なWebマーケティングの知識とスキルが必要となってきます。
とてもじゃないですけど、Webが苦手な人が1ヶ月や2ヶ月勉強してできるようなものではないですし、仮に出来たとしてもWeb苦手な人にとって相当なストレスになってしまう場合も多くあります。
ストレスを感じながらする仕事では良い結果なんて出せませんね。
そこに対して「なんでこんな簡単な作業できないの?」と言うのはWebが得意な人の勝手なマウントでしかありません。
でもペライチだったら
ワードプレスよりはるかに簡単に Web ページが作れて、
しかもデザインもすごく綺麗で
さらに集客力までバッチリある。
分析ツールも充実していて、自分でカスタマイズも可能
ここまでWeb苦手な人にやさしいサービスは他にありません。
ただもちろんWebサービスである以上、そのままWebでサービス展開していてもにWEBが苦手な人に一生届きません。
だからペライチはWEB以外へのPR活動に非常に積極的なんです。
その一つが『ペライチサポーター制度』です
ペライチサポーター制度は、各都道府県にサポーターを置くことで、各地域のWEB苦手な人たちがWEB越しではなくリアルで直接会ってアドバイスを受けられる体制を目的にした制度です。
『WEB苦手な人を救いたいと立ち上げたペライチが東京でふんぞり返っていては意味が無い。
各地域にペライチのプロフェッショナルであるサポーターを配置して、各地域でWEB苦手な人を支援できる体制を作らなくてはならない。』
そんなペライチの考え方や活動に共感して、僕はすぐさまサポーター検定を受け、ありがたく承認いただき。岐阜県の代表サポーターとして活動させてもらっているわけです。
そして、ペライチサポーターになるとこんな活動に参加できるようになります。
地域への取り組み『ペライチサポーターサミット』
この動画は先日行われたペライチサポーターサミット徳島の様子です。
この日は全国からペライチサポーターが徳島県に集まり、徳島県の地元の企業が頭を痛めている集客や売上に関する問題の解決に向けたアドバイスをさせていただきました。
これもWeb以外の活動ですよね。
ペライチサポーターが集まれば、全国に散らばる経験豊富なWebマーケティングのプロフェッショナルの集団となります。
様々な観点からのアドバイスを間近で見れて、地元の方はもちろんそれ以上に僕も勉強になる二日間でした(*´ω`*)
ペライチサポーターサミットは年に2回行われ、次回は12月に佐賀県で行われるそうなのでそちらも楽しみです。(終了しました)
自分の地域のサポーターが行うセミナーがすぐ見つかる≪ペラナビ≫
あと2019年の3月からはペラナビというサービスがスタートしています。
ペラナビは地元のペライチサポーターが開くセミナーを簡単に検索できるサービスです。
実は僕はペラナビができるまで自分のセミナーをあまり開催してきませんでした。
6年ぐらい前はセミナーを開催していたのですが、5年ほど前から僕の事業が商品を販売する仕組みを僕が代行制作をする方向にシフトさせていて、講師業からはほぼ撤退をしていたんです。
そうなっていた理由は、先ほど書いたようにWebマーケティングを教えても、Webマーケティングをやること自体にストレスを感じてしまう人もたくさんいらっしゃったからです。
売れる文章作りやら集客できるWebの仕組み作り方を教えられても、苦手意識がある方はなかなかうまくいきません。
そんな方々にWeb マーケティングを教えて
「でも結果が出ないのはあなた方が行動しないからですよ」
なんて責任逃れするのはズレていると僕は思ったのです。(思えば元々こういう考えがあったからペライチにも共感したのでしょうね)
だったらWebの仕組み作りが大好きな僕が、苦手な人の代行してしまった方がいいじゃないか。
そういう結論にいたって、直近5年間ぐらいはセミナーはおろか、コンサルティングやメルマガ配信といった人に教える活動からも一切手を引いて製作代行ばかりやってきました。
でもこうやってペライチという簡単にWebページが作れるサービスが立ち上がり、その上ペラナビが、より地元のセミナーを見つけやすい体制を作ってくれたので、僕も盛り上げに少しでも貢献したい!なんて気持ちが芽生え、最近はセミナーをちょくちょくさせていただくこととなっています。
ペラナビでは全国各地のペライチサポーターが開催するセミナー情報や、サービスが簡単に検索できますので、気になる人は覗いてみてください。
【外部リンク】ペラナビ
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【追伸】2020年12月3日
ペライチサポーター制度が
さらにパワーアップしました!
ここまで僕がペライチサポーターになった背景や、サポーターになったことで広がった活動の幅などについてお話しさせてもらいましたが、実はこのサポーター制度が2020年12月3日よりパワーアップして募集を再開しました(10カ月ぐらい募集停止していました)
内容は僕がここで書くよりも募集ページを見ていただく方が早いので、この記事読んでペライチサポーターに少しでも興味が湧いた方はぜひ募集ページも読んでいただけると嬉しいです。
サポーターイベントでお会い出来たら嬉しいです^^
気付けばだいぶ長文になってしまいました。
ここまでお読みいただきありがとうございました !