こんにちは、WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎です。

今回は「優良顧客を見極めるためのフラグ(サイン)」についてお話しします。

優良顧客とは、あなたの商品を買ってくれるお客様。そして、長期的にあなたのビジネスに価値をもたらしてくれるお客様のこと。

お客様との接触の初期段階で「優良顧客か否か」の見極めができれば、顧客ランクアップの効率を劇的に改善できます。

この記事では、僕が営業時代に意識していた「優良顧客のフラグ」をもとに、どのように優良顧客を見極めて効率よく集客できるかについて解説します。

フラグとは?優良顧客を見分けるためのサイン

「フラグ」とは、顧客の行動や反応から「この人は良い顧客になりそうだ」という予兆を見つけるためのサインです。

シミュレーションゲームの世界では、特定の条件を満たすとその後の展開が変わる「フラグ」がいたるところにありますよね(なお僕はスパロボが大好きです。笑)

ビジネスでも特定のフラグを見逃さずに発生させると、優良顧客を見逃さなくなるのです。

このフラグを見逃さないことが、優良顧客を効率的に見つけ出し、効果的にフォローアップを行うカギとなります。

僕自身の経験から学んだ「優良顧客フラグ」

僕が住宅営業をしていた時、初めて電話をかけた際のお客様の反応に注目していました。

たとえば、僕の名前を聞いたときに「あ!長嶺さんですね!」と親しみのある反応を返してくれるお客様は、後に良い関係を築けることが多かったです。

逆に、「どちら様ですか?」と冷たく返される場合は、成約に結びつきにくいことがほとんどでした。

なので僕は、まずはお客様がこちらの存在を認知し、好意的な反応を示してくれる『優良顧客のフラグ』が立つように様々なアプローチを行っていました。

家を建てる本気度とか、予算とか、そういった情報は二の次です。

なぜなら優良顧客となってくれたお客様は、話をしていくうちに「家にも本気になる」し「予算も上げてくれる」からです。

Twitter社のフラグ活用事例

このフラグ分析は大手企業も行っています。

有名なのはTwitter社(現 X社)です。

Twitter社は、ある時長期的にTwitterを活用してくれているユーザーがどんな人なのかを分析しました。

そのデータ分析によると、「アカウント作成初日に5人以上フォローしたユーザーは、長期的に活発にTwitterを利用する」という結果が出たそうです。

この行動が「フラグ」となり、活発なユーザーへとなっていたわけです。

このデータを基に、Twitterはアカウント作成時に「5人のユーザーをフォローするよう」促す仕組みを導入しました。

その結果、ユーザーの活性化が大幅に改善されたそうです。

このように、フラグを見つけ、それを行動のトリガーにすることで、結果を大きく変えることができるのです。

フラグを見逃さないための3つのポイント

  1. 成功パターンを分析する
    過去の成約を振り返り、どのようなお客様がどんな経緯で契約に至ったのかを分析しましょう。成功パターンを見つけることで、優良顧客を見つけるための共通点(フラグ)が見えてきます。
  2. フラグを基に優良顧客にフォローアップする
    フラグが見えた顧客には、通常よりも手厚いフォローアップを実施します。DMやメールで関係を強化し、彼らのニーズに合わせた提案をすることで、成約の確率が高まります。
  3. 反応が薄い顧客に時間をかけすぎない
    すべての顧客に同じエネルギーを注ぐのではなく、フラグが立った顧客に集中することが大切です。そうすることで、無駄を省きながら効率的に集客が進められます。

まとめ:優良顧客のフラグを見逃さないために

優良顧客を見極めるためのフラグは、集客の効率化に大きく貢献します。

どんなお客様に注力すべきかを判断し、フラグが立ったお客様には適切なアプローチをすることで、ビジネスの成果が確実に向上します。

僕が提供しているリストマーケティングも、こうしたフラグを活用して優良顧客を効率的に見つけ出す手法のひとつです。

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