WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎です
皆さん、リーダーシップって聞くとどんなイメージを持っていますか?「人をぐいぐい引っ張っていく力」とか、「自分が上に立って指示を出すこと」と思う方もいるかもしれませんね。
でも、実はドラッカーが考えるリーダーシップはちょっと違うんです。
リーダーとは「みんなが自分から動きやすい環境を整える存在」であって、決して「自分が指示を出して人を動かす存在」ではないんですね。
僕も、リストマーケティングを学ぶ「ゼロリス」というコミュニティを2年以上運営してきましたが、リーダーシップについては本当に勉強の毎日です。
今日は、ドラッカーのリーダー論を軸にしつつ、僕の経験も少し交えながら「信頼されるリーダーになるためのコツ」をシェアします。
ピーター・ドラッカーとは?現代マネジメントの父
問題に入る前に、ピーター・ドラッカーって聞いたことありますか?
彼は「現代マネジメントの父」と呼ばれる、20世紀を代表する経営学者です。
彼が特に重視していたのは、「人にフォーカスしたマネジメント」。
ドラッカーは、「リーダーはただ指示を出すのではなく、みんなが自分から動きやすい環境を整える存在であるべきだ」と提案しています。
人を尊重し、みんなが持っている力を最大限に引き出すことが、リーダーとしての大切な役割だと考えていたんですね。
ドラッカーのリーダーシップ論ってどんなもの?
ではまずはドラッカーが考える「リーダーシップ」とは何かを見ていきましょう。
ドラッカーは「リーダーシップとは信頼によって成り立つもの」だと語っています。
つまり、リーダーシップの本質は「人が自ら動けるようにサポートすること」にあるんです。
この話を聞いて、「あれ、なんか思ってたリーダー像と違うかも?」と思いませんか?特に日本では、「リーダー=指示を出す人」というイメージが強いですよね。
でも、ドラッカーの視点では、リーダーは「輪の中心に立つ存在」で、周りの人が動きやすい環境を整えるのが役割なんです。
リーダーとボスの違い
この「リーダー」と「ボス」の違い、気になりませんか?
ボスは上から命令して、従わせる存在。例えば軍隊の指揮官のようなイメージです。
でも、リーダーはその逆。周りの人が主体的に動けるようにサポートし、信頼関係を築いていく人です。
僕はゼロリス(ゼロから始めるリストマーケティングスクール)と言うコミュニティーを2年以上運営していますが、その中でも、「ボスにならないように」と常に気をつけています。
上からの指示ばかりだと、メンバーが「やらされている」感じがしてしまうし、何よりも居心地が悪い。
そういう状態だとメンバー皆さんの活動が、どうしても消極的になってしまうんですよね。
リーダーは輪の中心に立つ存在
ドラッカーが言う「輪の中心に立つ」というのは、リーダーがピラミッドの頂点にいるのではなく、みんなが自然に集まってくるような位置にいる、ということです。
トップに立って指示を出すのではなく、仲間の一員としてサポートし、メンバーが自発的に動けるような環境を作る。それがリーダーの役割だというわけですね。
信頼されるリーダーに必要な3つの姿勢
では、具体的に信頼されるリーダーになるために、どんな姿勢が求められるのでしょうか?
ドラッカーのリーダーシップ論をもとに、3つのポイントを挙げてみました。
1. 明確なビジョンを持ち、共有する
まず大事なのは、リーダーが明確なビジョンを持っていることです。ここでいうビジョンは、「このコミュニティ・組織でどんな未来を実現したいか」という方向性ですね。あなたも「自分がどんな場を作りたいか」を考えたことがありますか?
例えば、「みんなで成長し合える場を作りたい」「お互いをサポートし合える環境を作りたい」といったビジョンがあれば、それに共感してくれる人たちが自然と集まります。
ビジョンを共有することで、メンバーも「このコミュニティで自分も何かを実現したい」と感じるようになるんです。
僕も事業全体でで「きれいごとだけで食べていける人を増やす」というビジョンを掲げていて、そのビジョンに共感してくれるメンバーがゼロリスにも集まっています。
2. メンバーを守り、信頼関係を築く
次に、リーダーとして大切なのは「メンバーを守る」という姿勢です。
ドラッカーは「信頼がなければリーダーシップは成り立たない」と言いますが、信頼を築くためには、リーダーがメンバーを大切にし、安心して活動できる環境を提供することが不可欠です。
ここでちょっと想像してみてください。もしあなたがコミュニティのメンバーだったとして、「リーダーがいつも自分をサポートしてくれて、困った時には手を差し伸べてくれる」と感じたら、どう思いますか?きっと「この場所でなら安心して活動できる」と思えるはずです。
僕もゼロリスの運営で、メンバーが安心して活動できるように、時にはトラブルの調整役として動くこともあります。
リーダーが守ってくれているとメンバーが感じることで、自然と信頼が生まれていくんです。
3. 柔軟な姿勢でメンバーの自主性を引き出す
最後に、「柔軟な姿勢を持つ」ことも重要なポイントです。
リーダーがすべてを決めてしまうのではなく、メンバーのアイデアや意見を受け入れ、自由に行動できる余地を残しておくことが大切です。
例えば、コミュニティ内で新しい提案が出たとき、「これは違う」とすぐに却下するのではなく、「いいアイデアですね!どうやって実現できるか考えてみましょう」と前向きに受け入れること。
これがメンバーの自主性を引き出し、活発なコミュニティづくりにつながります。
僕自身、ゼロリスでメンバーからの提案を大切にすることで、メンバーが自発的に活動しやすい雰囲気を作ることを心がけています。
僕の経験から見えた、リーダーシップの本質
ドラッカーのリーダーシップ論に加え、僕がゼロリスを運営してきた経験から感じるのは、リーダーとは「守り手」であるべきだということです。
メンバーが安心して活動できる環境を作り、彼らが主体的に動けるよう支援することが、リーダーの本質だと思っています。
そのためには、楽しいことばかりではなく、ときには毅然とした態度も必要となります。
ボスのように支配下に置くわけではないけども、しっかり支える役割は果たす。そんなバランスが大切です。
いかがでしょう?少しリーダーシップについてのイメージが変わったでしょうか?
もしあなたが今、チームやコミュニティを運営しているなら、まずは今日お話しした「ビジョンの共有」「守る姿勢」「柔軟な対応」を意識してみてください
きっと、周りからの信頼も自然と高まっていくはずです。
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