WEBセールスプランナー長嶺圭一郎です

昨日発表されたLINE公式アカウントの仕様変更「チャットProオプションリリースのお知らせ」みなさんはご覧になりましたか?

この仕様変更を見て僕の感想はただ一言。

ま た や っ て く れ た な 
公 式 L I N E … ( 怒 ) 

です。

 

ちなみにこちらがそのLINE公式お知らせページです。

【重要】LINE公式アカウント チャットProオプションのリリースについて

これ…意味分かる人にとってはかなり理不尽な通達なんですよ…。

今回は、このお知らせを踏まえて、LINE公式アカウントを使ったマーケティングが抱えるリスクリストマーケティングの本質についてお知らせします。

長文になると思いますが、重要なことなのでぜひ読んでください。

また、この件に関してどう思われているか、感想なども送っていただけるとうれしいです。

チャットProオプション導入で有料化の波が押し寄せる

まず今回のお知らせの簡単なおさらいです。

LINE公式は、2025年3月から「チャットProオプション」を新たに導入。

この変更に伴い、これまで無料または基本料金で使えていた機能が大きく制限されることになります。

公式LINE仕様変更のポイント

チャット履歴保存期間

無料プランが6か月に短縮(従来は1年)
オプション利用で5年間保存可能

バックアップ機能の廃止

これまでは無料でできた
チャット履歴ダウンロードが有料化

タグの作成数制限

無料でタグが5個までに制限(従来200個)
有料オプションで300個まで作成可能。

ノート作成の制限

無料では 1件 のみ(従来10,000件)
有料オプションで1,000件作成可能。

チャットProオプションの導入が意味するものとは何か?

今回の話は、公式LINEを本格運用してない方にはピンとこない話かと思います。

簡単に言えばお客さんとの

・これまでのやりとりや
・お客様がどういうお客さんなのか
・これまでに来ていただいたイベント名
・購入いただいた商品名
・お客様のお人柄
・誰からの紹介なのか?

などなど、顧客分析や顧客管理に絶対必須とも言える記録が、すべて有料(月額3,000円)払わないと残せないと言うことになりました。

これは基本料金とは別にプラスでかかるお金です。

今回のお知らせに明記はされていませんが、既にこの機能を駆使していた人は、おそらく3月に金額を払わないと、これまで積み重ねてきたデータをすべて消されてしまう流れになると思います。

なので、この機能を使っていた人にとっては、チャットProオプションを導入せざるを得ない状況です。

そのため、この有料化は、ただの値上げではありません。

お客様の貴重な記録を人質に使いたいなら追加料金を払えという形で追い詰めてくるヤクザみたいな値上げです。

公式LINE依存の怖さ:他に移れない現実

今回の話が本当に怖いのは、「有料化すれば解決する話」ではないところです。

LINE公式は、お客様リストをLINEというプラットフォーム内に閉じ込める仕組みになっています。

今、LINE公式では外部へのリスト移動や誘導を行う行為が規約で徐々に制限されつつあります。規約で制限されつつあるということは、違反によりアカウントのBANリスクがあるわけです。

アカウントのBANとは、運営によるアカウント一方的な消去です。プラットフォーム側の判断でアカウントが停止された場合お客様リストが一瞬で一方的に失われます。

…そう、公式LINEの場合、リストの主導権はLINE側にあります。

販売者側には大切なお客様の情報を販売者主導で管理する自由がありません。

つまり、LINE公式アカウントに依存した顧客管理を続けると、最終的には「高額な料金を払い続けるしかない」「でも他に移動できない」それでもなお「常にアカウントBANリスクがある」という最低最悪な状況に追い込まれる可能性が高いのです。

そしてこの値上げは僕の勝手な脅しでなく、既に公式LINEはこのような縛りのある状況で、過去に2回の値上げをしています。

今回の値上げが3回目です。

これまでの経緯から察するにおそらく2年以内に今回のオプション価格も5000円とかに値上げすると思います。

でも、公式LINEを運用しているユーザは、この値上げに文句を言えません。

もちろん、この高いコストをあらかじめ把握してそれでも収益を出せる見込みで公式LINEに取り組んでいるなら全然良いと思います。

でも実際に公式LINEを始める人は違いますよね。

きっと公式LINEを始める人の大半は「無料から始められること」に魅力を感じて導入した人です

・・・そう。公式LINEが怖いのは、公式LINEが無料から始められることを売りに、情報リテラシーの低いユーザさんを中心に集客をしていることです。

事実上、最も高額なサービスなのに…です。

そのため僕の知る限り、ポジティブに公式LINEに課金をして運営し続けているユーザーさんはかなり少なく仕方なくお金を払っている人が大半です。

この状況・・・はっきり言って僕は胸糞悪いです。

僕の正義に反します。

リストマーケティングの本質を思い出そう

僕が日頃お伝えしている「リストマーケティング」の基本は、プラットフォームに依存せず、自分が主導権を持てるリストを作ることです。

プラットホームに依存しないリストの代表格はメルアドや電話番号や住所です。

これらを活用したリストマーケティングは以下の点で圧倒的に安定しています。

プラットフォームの影響を受けない

お客様のリストを手元に置いておくことができるので、アカウント停止や仕様変更でリストを失う心配が基本的にありません。

柔軟なプラットホーム選びが可能

複数の配信スタンドを比較し自分に合ったサービスを選べます。
初心者に使いやすい設計になっているペライチや、リストマーケティングをより高度に行う設計になっているMyASPが僕のオススメです。
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コストパフォーマンスが良い

メルマガ配信スタンドの料金はLINE公式アカウントの1/2以下。
しかも乗り換え自由なので、値上げがあっても、他に移れば良いだけです。

顧客との関係が積み重ねられる

自分たちの活動を応援してくれたり、商品を購入してくれるお客様を記録して、長期的に互いにリスペクトできるより良い顧客関係を築けます。

公式LINEはメルマガと同時運用が必須です!

公式LINEは強力な販促ツールなのは間違いないですがしっかりメルアドも取得しましょう。

公式LINEは、メルマガと同時運用が必須です。

リストマーケティングをしているつもりが、リストマーケティングを仕掛けられていた。なんてことにならないよう、しっかりと運営していきましょう。

今回の仕様変更や、公式LINEのリスクとどう付き合っていくかについて、今日の朝ビジでも具体的にお話ししました。

今回はより多くの方にお届けしたい内容だったので、公開設定で動画投稿してあります。ぜひご視聴ください。

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