WEBセールスプランナー長嶺圭一郎です。
僕はペライチ公式セミナーや、商工会、商工会議所でのセミナーを通して、普段はWEBとの関わりが薄い方々に対してセミナーをさせていただく機会に多く恵まれています。
そういったセミナーを開催するたびに、改めて感じるのは、人によって当たり前の知識やツールが違うということです。
今日は当たり前の違いが生む価値についてお伝えします!
環境が変わると当たり前も変わる
商工会セミナーで実感した知識ギャップ
ペライチ公式セミナーや商工会セミナーでは、デジタルツールやオンラインマーケティングの活用度合いが、私が普段接しているオンライン中心の方々とはまったく異なります。
オンラインコミュニティでは当然のように活用されているツールも「初めて聞いた」という驚きの声が上がるわけです。
この知識ギャップは、決して誰かが劣っているわけではなく、単に活動環境が異なるだけの話です。
地方で地元客を相手に商売する方にとってはオンラインで全国に発信する方にとっての当たり前が当たり前じゃないんです。
これは逆も然りで、普段オンラインで活動している人にとっては、地元客を相手にリアルなつながりで商売してる人の当たり前が、とても新鮮で初めて聞いた話ばかりだったりもします。
業界の習慣や歴史的背景が異なるそれぞれの環境が「何が当たり前か」を決めているわけですね。
関係性を深めるきっかけをつかむ
ところで、僕が最近気になるのは、「自分が知っていることなんて当たり前だから、わざわざお金をもらうサービスになんてできない」という声を時々耳にすることです。
これ・・・少し厳しい言い方をすると、お客様を軽く見ている。ともいえます。
一見きれいな謙遜に見えますが、「あなたが困っているレベルなんて、私にはありえない」というニュアンスにもなりかねない。それって、案外失礼なことだと思いませんか。
あくまで私の意見ですが、相手が必死になって解決したい課題が自分にとって簡単なことだからといって、「そんな程度でお金をいただくなんて…」と見過ごしていたら、彼らの悩みを軽んじていることになるんです。
もしかしたら、その当たり前に思える知識こそ、相手にとっては目からウロコの一歩かもしれないのに。「もったいないな」と感じるのは僕だけでしょうか?
自分の常識を当たり前にしないからこそ伝わる情報発信もできるようになる
僕はありがたいことにセミナーや文章がとてもわかりやすいと好評いただいています。
これもセミナー進行の仕方が上手だとか、ライティング技術が高いとか、そういうことではなく、自分が知っていることを相手が知っていることとして当たり前のように思わないと言う前提の認識があるからです。
なので僕は基本的に専門用語はあまり多用しませんし、多少難しい話をするときは、その難しい話を補足する一言を添えたりします。
自分にとっての当たり前を当たり前だと勝手に決めつけて行う説明は、お客様にとってとても聞きづらいものになってしまいます。
こういったところからも、自分の当たり前は他人の当たり前ではないと言う意識を常に持っておくことが大切だと、僕は感じるわけです。
こうして初心者目線で世界を見直すだけで、自分の当たり前が誰かの未来を照らす灯火になることもあります。
お客様の素朴な疑問をないがしろにしない、気配り上手な発信者になりましょう!
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