セールスコピーライターの長嶺です。

「ケイイチさんのような面白い文章が書きたい!」

ありがたいことに、
よくそんなことを言われます。

そして、次にこんな事いわれます。

「ケイイチさん、よくこんな文章考えられますね!」

・・・うーん、、、それは残念ながら誤解です。

僕って、基本的には文才ない人なので
面白い文章を考えて生み出すなんて全然できないのですよ。

それでもそう言って頂けるのは、きっとアレが理由でしょうね。

僕が面白い文章を書けるのはラノベのお陰です

何度も言ってますけど、僕には文才はありません。
それは昔、いやっっっっっっってほど痛感したことがあります。

実は一時期、ラノベ小説家を目指したことがあるんですが・・・。
意気揚々と書き上げてみた自分の小説があまりにも発想力と表現力の稚拙な作品すぎて、自分の好きな小説とのギャップに絶望した経験があるんですorz

そのときは高校生でしたが・・・
なんと言うのかな・・・努力してどうこうできるレベルじゃない歴然たる差を感じたのですよ。
残念ながら努力する気すら起きませんでした。

そのときの僕は、神坂一さんが書かれたラノベ小説にハマっていて、毎日時間さえあればその世界観にどっぷり漬かっていました。

ちなみにその当時に読んでいた小説はこちら[amazonjs asin=”B00JPB80Y8″ locale=”JP” title=”【全巻セット】スレイヤーズ 全15巻セット〈豪華特典版〉<スレイヤーズ (新装版)> (富士見ファンタジア文庫)”] [amazonjs asin=”B00R71GGVW” locale=”JP” title=”【全巻セット】ロスト・ユニバース 全5巻セット〈豪華特典版〉<ロスト・ユニバース> (富士見ファンタジア文庫)”]

両方とも作者は神坂一さん。

この神坂一さんの作品は本当に面白くて、今読んでもドハマリします。
ついこないだもスレイヤーズの電子版(15冊)を全巻買って1日で一気読みしましたからね。笑

スレイヤーズでラノベにハマった僕は、
それ以外にも当時流行っていたラノベを一通り読みました。[amazonjs asin=”4044125015″ locale=”JP” title=”極道(ゴクドー)くん漫遊記 (角川文庫―スニーカー文庫)”] [amazonjs asin=”B00B48BQZU” locale=”JP” title=”フォーチュン・クエスト 文庫 1-8巻セット (電撃文庫)”] [amazonjs asin=”B00LBPG5PW” locale=”JP” title=”【全巻セット】SMガールズ セイバーマリオネットJ全12巻セット〈豪華特典版〉<SMガールズ セイバーマリオネットJ> (富士見ファンタジア文庫)”] [amazonjs asin=”B00B487AEG” locale=”JP” title=”魔術士オーフェンはぐれ旅 文庫 1-20巻セット (富士見ファンタジア文庫)”]

こんなところかな?(同じ作品からの派生シリーズ入れたらもっとありますけど)
他にも読んでいたかもしれませんが忘れました。

忘れたって書くととんでもなく冷たく聞こえますけどね。
でも、僕の中ではそんな意識なんですよ。これらの作品はアニメ化もされてファンも非常に多い作品なんですが・・・神坂一さんの作品と比べてしまうと文章が読みづらい・・・。

神坂一さんの作品はそれほどズバ抜けて読みやすく引き込まれやすいんです。
どれだけすごいかといえば、僕が小説への道を一瞬で諦めたほどです。笑

だから僕はラノベ好きというより、神坂一さんが書く文章のファンなんでしょうね。

その証拠に、神坂一さんのスレイヤーズはアニメ化されて絶大なる人気を博したというのに、僕はスレイヤーズのアニメをほとんど見た事ありません。

好きな小説なのでそりゃチラッとは見ましたけどね・・・アニメのスレイヤーズは小説のスレイヤーズと少しテイストが違いますね。僕は小説版のスレイヤーズのファンです。

知らないものは書けない。書きたいならまず知ろう!

っと、スレイヤーズ愛がほとばしりすぎて肝心な本題を忘れかけてていました。

僕が言いたいのは、面白い文章を書きたいなら面白い文章を知ることから初めたほうが早いですよって事です。

面白い文章を生み出す必要なんてないのですよ。

過去に出会った面白い表現を自分の中にストックしておいて、
使えるときに使かってしまえばいいんです。

主語とか述語を意識するとか、

装飾語と被装飾語を離さないとか、

主張と結論の組み合わせの方法とか、

順接・逆説・因果の接続詞の使い方とか、

そんな細かい文章テクニックも確かに大切っちゃー大切ですが、
そこをどれだけ極めたところでユーモアや独自性には繋がりません。

ファンを生む文章とは、
正しい文章ではなく面白い文章です。

だから、自分が「この文章面白い!」と思ったらどんどん吸収していきましょう

それを書いていくうちに、
どんどん自分ならではの面白い文章が書けるようになります。

ここで定義する「面白い文章」とは単に笑える文章という意味ではありません。
興味深い文章や、引き込まれる言い回しも面白い文章に含まれます

今までに読んだ作品や媒体で「これが面白い!」ってものがあれば、一度なぜ面白いのか分析してみるとよいですよ^^

分析は単純に楽しんでいる時とはまた違った楽しさがあります。僕はしょっちゅうこれをやっています。

そういえば、よくコピーライティングの訓練で、腕のよいコピーライターのライティングを写経するってのがありますけど、あれって書き写すことが目的ではありませんからね?

書いた人が何を狙ってその文章を書いたのか、同じ気持ちになって書くことでその狙いを分析することに意味があります。

ただ、僕はぶっちゃげ写経ってあまり意味無いと思っているんですよ。
もちろん写経することによって分析できることもありますけど、多くの人は写経することを目的にしているような気がしてなりません。

○○さんのレターを写経しましたーーー!疲れたーーーー!!

なんて投稿している人もちらほらいらっしゃいますし、そういう方は努力の方向性を間違えている人が大半です。

写経なんかしなくても分析しながら丁寧に精読すればいいんですよ。

はっきり言ってそっちのほうが早いです。しかし、脳を酷使するので写経よりも圧倒的に疲れるはずです。

腕のよいコピーライターは1字1句のすべてに意味を込めています。

何も無駄なことを書いて長いレターを書いているわけではないのですよ。
もし、そのレターからスキルを奪いたいならその一字一句の意味をすべて拾い上げて分析するのです。

と、なんか面白い文章の話から少し離れてしまいましたね。
でも面白い文章を知る方法も同じです。

ブログでもいいし、2ちゃんねるのまとめサイトとかでもいい。
とにかく面白いと思えたものを、なぜ面白いのかを分析していきましょう^^

そして、面白い文章を考えようなんて背伸びしないで、
どんどん面白い文章を面白い人からパクって行きましょう^^

ではでは、今日はこのへんで^^

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