
WEBセールスプランナーの長嶺です。
今回は“煽らないセールス”の実例をお伝えします。
実は私たちが開発したAIブログ執筆ツール『瞬筆Articles』を販売したところ、
なんと 成約率71.9% を記録しました。

しかも、お客様から「押し売り感がないのに、思わず買ってしまった」とご感想をいただいています。
さらにこのArticlesは、モニター版をリリースしたときも成約率が7割超えだったんです。
どうしてこんなに高い成約率が出せたのか?
「煽らないセールス」で成果を上げるためのポイントを、順番にお話ししていきます。
- 1. 煽り文句なしでも“売れた”2つの共通点とは
- 2. “今取り組むべき理由”を事前セミナーで理解してもらう
- 2.1.1. 製品版発売時もモニター版と同じセミナーを活用
- 2.1.2. 「買う気にさせる」より「必要性に気づいてもらう」が大事
- 3. 商品の詳細より効いた「実演」と「モニターの声」
- 3.1.1. 具体的な機能説明より“リアルな体験”が響く
- 3.1.2. 結果、「見て納得→すぐ購入」の流れが加速
- 4. メルマガ×リストマーケティングが成約率を高める理由
- 4.1.1. 情報を段階的に届けられる
- 4.1.2. “興味を持っている人” に効率よく伝えられる
- 5. なぜ期間を区切るの?人は先送りにする心理を踏まえる
- 5.1.1. 締め切りは「悩む人への区切り」
- 6. 買わないお客様を否定しないスタンスがリピーターを育む
- 6.1.1. “今は買わない”人を排除しない
- 6.1.2. 嫌われないセールスが生む信頼
- 6.1. まとめ:嫌われないセールスが生む“長期的な信頼”
煽り文句なしでも“売れた”2つの共通点とは
今回の製品版も、モニター募集時も、
- 成約率が7割超え
- 嫌な印象を与えずに購入いただけた
この2つが共通しています。
「“これ、買わなきゃ損しますよ!”とか煽ったんでしょ?」と思う方もいるかもしれません。
でも実際は、“あと●時間で締め切ります!”と告知こそしたものの、相手を否定するような『炊き付け』的文句は一切使っていません。
では、なぜ高い成約率につながったのか?
その理由を1つずつひもといていきましょう。
“今取り組むべき理由”を事前セミナーで理解してもらう
製品版発売時もモニター版と同じセミナーを活用
ここで注目すべきは、この時流したセミナーは、モニター募集時は生放送、製品版では録画配信と形式は違えど、内容はまったく一緒だったことです。
つまり生放送であるか、録画版であるかは、今回の場合さほど差なかったと言う事ですね。
事実として、両方とも成約率が7割超えとなりました。
という事は、まず重要だったのは、そのセミナー内容だと言うことがわかります
「買う気にさせる」より「必要性に気づいてもらう」が大事
今回開催したセミナーは
「なぜ、今ブログ運営に力を入れるべきなのか?」をテーマにしたセミナーです。
- 2025年以降、AIブームがますます加速する
- だからこそ、ブログ記事の“数と質”を早期に整えておくと有利になる
Articlesの話をしていないわけではないのですが、メインはArticlesの話ではなく2025年にブログ話はじめることの大切さにフォーカスを当てたセミナーでした。
こうした “今やる意義” を理解していただくことで、
お客様自身が「これは必要だ」と自然に思える状態となったのだと思います。
商品の詳細より効いた「実演」と「モニターの声」
具体的な機能説明より“リアルな体験”が響く
『瞬筆Articles』 の細かな仕様は、LP(販売ページ)では大きく取り上げていません。
代わりに行ったのが、セミナーの中で行った実演と、モニターさんの声 の公開です。
- 「ブログ記事がスラスラ書ける!」
- 「記事ネタ探しの時間が減って助かる」
- 「毎日更新が苦痛じゃなくなった」
実際に使った人のリアルな感想は、商品説明以上の説得力があるんです。
結果、「見て納得→すぐ購入」の流れが加速
商品の性能ではなく、実際に動かしたときの操作性の良さや評判の良さを中心にお伝えし、さらに2025年に動くべき理由もセミナーを通して肌で感じ取っていただいていた。
そこをうまくお伝えできたおかげで、お客様は「これは今手に入れるべき商品だ」と感じていただけていたようです。
その結果、Articlesは日数を限定しての先行販売だったとは言え、ほとんどの方が販売スタートの初日にと購入を決める結果となりした。
メルマガ×リストマーケティングが成約率を高める理由
情報を段階的に届けられる
そして、今回のセミナーの特徴ですが、お客様が順番にそのセミナーを見る仕組みができていたのも大きなポイントです。
これはセミナーではなく、映画に例えた方がわかりやすいと思うのですが、どんだけ世界を感動の渦に巻き込む、素晴らしい映画であっても、途中の情報をスキップして、いきなりラストシーンだけ見せられても人は感動することがありません。
つまりお届けする情報は、その順番とタイミングがとても重要なんです。
まずモニターの方々がご覧いただいた生放送セミナーは、遅刻された方は入室できない仕様にしていたので、参加者様はみんなセミナーを最初から最後まで順番にご覧いただきました。こうすることで、設計された通りのストーリーで情報をお届けすることができます。
製品版のセミナーは、モニターの時に行ったセミナーの録画でした。
つまりスキップして最後だけ見るなんてこともできたわけですが、製品版の時はかつて2時間で行っていたセミナーを3回に分けて送りました。1回目を三日間。2回目を三日間。3回目(最終話)を三日間。合計9日間かけてセミナーをお送りして、しかも三日間の間に視聴しなければ、セミナーを見れなくなる仕様になっていました。
こうすることで、録画版であっても、設計されたストーリー通りの情報提供ができるようになっていたのです。
この段階的に情報お届けできるのは、メルマガならではの強みです。
・セミナー案内
・モニターの声や実例の紹介
・販売開始の告知
と、届けたいタイミングで届けたい情報だけを送ることで、段階を踏んで読んでもらいやすくなります。
これが一括配信だったり、SNSやブログだと、受け手が“どの順番で”“どのタイミング”で読むかはコントロールしづらいですよね。
“興味を持っている人” に効率よく伝えられる
今回は、両方ともセミナーを見た上で、商品に興味がある方にだけオファーをすると言う流れでセールスを行いました。
生放送は、生放送のセミナーが終わった後にオファーしましたし、録画版の時は録画版を見て、セールス情報を希望する人だけ、別のメルマガに登録していただき、その登録者のみにArticlesの情報をお送りしました。
こうすることで、本当に興味を持つ方のリストへ集中して情報を届けられます。
結果、高い成約率につながりますし、不要な方にはセールスがいかないので、嫌われる心配もありません。
なぜ期間を区切るの?人は先送りにする心理を踏まえる
締め切りは「悩む人への区切り」
今回のオファーに限った話ではないですが、僕はオファーする時に必ず「3日間だけの特別オファー」などの 期間限定 を設定しました。
これは決して「今買わない人はダメだ」という煽りではありません。
人は往々にして、“今決断しなくていいものは先送りにする”心理を持っています。
そのため、“◯日まで”という明確な期限があると、
- 「いつか買うかも…」で終わらずに、行動の区切りをつくれる
- 自分に必要だと思ったら、しっかり検討→決断がしやすい
こうした 「迷っている方に判断のきっかけを作る」 という意味合いが大きいのです。
お客様に決断をお願いすることを「クロージング」なんて言葉で呼びますが、まさに文字通りクローズするタイミングを作ってあげると言うのは、セールスにおいてとても大切です。
このクローズするタイミングをコントロールできるのもメルマガのメリットですね。お客様がいつのタイミングで見に来るかわからない。ブログなどではなかなか効果的に行うことが難しい手法です。
買わないお客様を否定しないスタンスがリピーターを育む
“今は買わない”人を排除しない
煽り型のセールスでありがちなのが、
「ここで決断できない人は、一生成功しません」
…などと、お客様を否定するような文言。
しかし、このようなアプローチは、短期的には成約率が上がっても、
次のオファーで嫌われてしまうリスクが大きいんです。
嫌われないセールスが生む信頼
僕のオファースタンスは、
「必要だと感じたら、ぜひどうぞ。合わない方はご遠慮なく」
というもの。
売り手の都合で押し切るのではなく、“買わないお客様を否定しない”からこそ、
- リストを解除されにくい
- 後から興味を持ったときにまた戻ってきてもらえる
- 何より「嫌な印象」を与えずに済む
こうして長期的なリピーターや口コミが増えていくわけです。
おかげで、僕のメルマガ読者さんは長期購読者様が非常に多いのですが、皆様が口々に「ケイイチさんのメルマガ以外は途中でしんどくなって解除しちゃったけど、ケイイチさんのメルマガだけはずっと読めている」と言ってくださいます。
まとめ:嫌われないセールスが生む“長期的な信頼”
『瞬筆Articles』 は、モニター時も製品版も 成約率7割超え を達成しました。
それだけ強力なセールスを展開しながらも、解除されるどころか「次の提案も楽しみ!」と言っていただけるようになっています。
その理由は、
- お客様が “今必要だ” と感じられる情報を事前に提示
- モニターの声や実演で、商品イメージを明確化
- メルマガで段階的に興味を高め、購入のタイミングを見失わない設計
- 一定の区切りをつけることで「先送り」心理をフォロー
- “買わない” 人を排除せず、長期的な信頼関係を大切にする
この5つ、覚えておいてください。
この要素が組み合わされば、嫌われないセールスをしながらも、
高い成約率と売上を実現できるようになります。
もし「ゴリゴリの売込みは苦手だけど、しっかり商品を届けたい…」と思ったら、ぜひ リストマーケティング を活用してみてください。
あなたの商品やサービスを必要な方に気持ちよく手に取ってもらえるはずですよ!
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