どうも、WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎です。

突然ですが、あなたは「セールス」と聞くと、どんなイメージが湧きますか?

「正直、ちょっと苦手…」「お客さんに嫌われたらどうしよう…」なんて、心がザワザワしてしまうこと、ありませんか?

僕も元々は重度の人見知りで、営業が大の苦手だったので、その気持ち、痛いほどわかるんですよね。

今日は、そんな「売り込みが苦手」なあなたにこそ聞いてほしいお話です。

実は先日、僕が企画した「テコリス」という少し高額なプログラムの募集を行ったのですが、おかげさまで24名もの方にお集まりいただくことができました。

でも、僕が本当に嬉しかったのは、売上の数字そのものよりも、そのプロセスの中にあった「ある事実」だったんです。

今回はその裏側を少しだけお話ししながら、お客さんに嫌われず、むしろ「ありがとう」と言われながら自然と売れていく、そんな優しいセールスのヒントをお届けできればと思います。

なぜか嫌われない?僕がやった「静かなローンチ」の舞台裏

結果は上々!でも、売上以上に嬉しかったこと

今回のプロモーション、客観的な数字だけ見ると、説明会にご登録いただいた108名様のうち24名様がお申し込み、成約率でいうと約22%という結果でした。5人に1人の方がご決断くださった計算なので、これはもう、正直に言って大成功です。

でも、僕が心の中でガッツポーズをしたのは、そこじゃなかったんです。

何が一番嬉しかったかというと、プロモーション期間中、メルマガの読者さんがほとんど離れなかったこと

解除されたのは、たったの1件。それも明らかにリサーチ目的の方だったので、実質ゼロだったんですよね。

これ、僕にとっては本当に大きな意味があるんです。だって、セールスって普通、多かれ少なかれ嫌われるものじゃないですか。それなのに、誰も離れていかなかった。これは、僕が届けたかった想いが、不快な形ではなく、ちゃんと受け取ってもらえた証なのかなって、少しだけ心が晴れる瞬間でした。どうでしょう?売上が上がるのと同じくらい、お客さんに嫌われないって、すごく大事なことだと思いませんか?

そのやり方、お客さんを小バカにしてませんか?

少し余談ですが、僕、リサーチのために色々な人のプロモーションを見ることがあるんです。で、先日もスゴ腕で有名な方のメルマガに登録してみたんですけど…もう、僕が個人的に「大嫌い」なやり方のオンパレードで。笑

プレゼントを渡すって言うから登録したのに、次はLINEに誘導されて、挙句の果てには根掘り葉掘り聞かれるアンケートが始まる。もう、渡す気ないでしょ!ってツッコミたくなりますよね。

こういうのって、一見すると上手い戦略に見えるのかもしれませんが、僕は根底にお客さんを「どうせ分からないだろ」と小バカにしている感じが透けて見えちゃうんですよね。こういう焼畑農業みたいなやり方で一時的に売れたとしても、お客さんと長くお付き合いしたいとは、きっと思えないはずです。

セールスの9割は準備で決まる!「予告」が生み出す魔法

じゃあ、どうすれば嫌われずに、気持ちよく買ってもらえるのか。今回の僕のやり方で一番大切にしていたのは、セールスそのものよりも、その手前にある「予告」の段階です。

「もう買うって決めてました!」と言われる仕掛けとは?

実は、今回お申し込みいただいた方の実に6割が、募集を開始してから最初の2日間で決断されているんです。さらに言うと、こんな面白いことをおっしゃってくださった方もいました。

「想像の2倍の値段でしたけど、入ります!」って。笑

これって、どういうことだと思いますか? つまり、多くの方がお披露目会の前から「もう入るぞ」と心に決めてくれていた、ということなんですよね。金額は、ある意味で最後の確認事項に過ぎなかった。この状態を作れたのが、今回の大きな勝因だったと僕は思っています。

いきなり「こんなに素晴らしい商品です!さあ、どうですか?」とやっても、お客さんは戸惑ってしまいます。そうではなくて、事前にメルマガや日々の発信で、なぜこの商品が必要なのか、どんな未来が待っているのか、というお話を少しずつ、少しずつお届けしていく。この丁寧な「心の準備運動」こそが、クロージング不要のセールスを生み出すんですよね。

最高のストーリーを届けるなら「リストマーケティング」一択な理由

そして、この「予告」を理想的な形で届けるのに、リストマーケティング、特にメルマガは最高のツールなんです。

SNSは、例えるならショッピングモールの広場みたいなもの。不特定多数の人が行き交う場所で、こちらの届けたい順番通りに話を聞いてもらうのは至難の業です。でも、メルマガは違う。あなたとお客様だけの、プライベートな対話の空間です。

だからこそ、伝えたい物語を、伝えたい順番で、じっくりと届けることができる。これって、信頼関係を築く上で、ものすごく強力なアドバンテージだと思いませんか?

AI時代だからこそ光る!あなたという「物語」の価値

最後に、もう一つだけ。今回のプロモーションで、僕が改めて感じた大切なことです。

完成品より「プロセス」に人は惹かれる

僕、お披露目会で、完成した「テコリス」という商品の説明だけをしたわけじゃないんです。実は、「なぜ、このテコリスという形にたどり着いたのか」という、僕自身の右往左往したプロセスを、かなり詳しくお話ししました。

「あんなプランも考えた、こんなプランも考えた…でも、最終的にあなたのことを考え抜いたら、この形がベストだったんです」。

これは僕が住宅営業マン時代からずっとやっていることなんですが、完成形だけをポンと見せられても、お客さんは「他にもっと良い方法があるんじゃないか?」って不安になるんですよね。でも、その裏側にある試行錯誤の物語を知ることで、「なるほど、長嶺さんは色々考えた上で、これを選んでくれたんだな」と、心の底から納得してくれる。

あなたのサービスが生まれた背景には、きっとたくさんの想いや葛藤があったはず。その「完成に至るまでの物語」こそが、人を惹きつける強力な力になるんです。

あなたの生き様が、最強のブランディングになる

そして、突き詰めると、人は「何を」買うかだけでなく、「誰から」買うかをものすごく見ています。

よく言う話ですが、不健康そうな人から健康食品は買いたくないし、太っている人にダイエット法は教わりたくないですよね。それと同じで、専門家を名乗るなら、その専門性によって、まず自分自身が一番幸せになっている姿を見せることが、何よりの証明になります。

僕自身、今回のプロモーションを通じて、「長嶺さんのような働き方に憧れます」といったお声をいくつかいただきました。もしかしたら、商品の機能的な価値だけでなく、僕という人間の生き方や価値観に共感してくださった方が、多かったのかもしれない。少し気恥ずかしいですが、そうだとすれば、これほど嬉しいことはありません。

これからAIがもっと当たり前になると、知識やノウハウだけの価値はどんどん下がっていきます。そんな時代に選ばれるのは、知識やスキルに加えて、あなた自身の「物語」や「生き様」という、唯一無二の魅力を持った人だと思うんですよね。

だから、もっと自分の人生を楽しみましょう。AIを上手に活用して時間を作り、あなたらしいライフスタイルをどんどん発信していく。それが、これからの時代を生き抜くための、最強のブランディングになるはずです。

今日の話が、あなたのビジネスの何かヒントになれば嬉しいです。

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