こんにちは! WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎です。

1人社長や個人事業主の方からご相談をいただくと、「もっとリストを集めなきゃ!」というお悩みを本当によく聞くんですよね。

もちろん、新しいお客様との出会いは大切です。でも、もしかしたら、その「集めなきゃ」という気持ちが、あなたを少し苦しめているのかもしれません。

今回は、新規集客というプレッシャーから少しだけ解放されるお話をします。実は、あなたのビジネスをグッと伸ばす“宝物”は、もうすでにあなたの足元にあるかもしれないんですよ。どうでしょう?ちょっと気になりませんか?

「リスト集めないと…」はもう古い?まず見直すべき“足元の宝物”

リストマーケティングって、どうしても「新しいリストをたくさん集めること」だと思われがちですよね。僕も昔はそう思っていました。

でも、たくさんの経営者さんとお話しする中で、もっと大切なことがあると気づいたんです。それは、**今すでにあるリストを「育てる」**っていう視点なんですよね。

「昔のリストなんて、もう反応ないでしょ?」なんて声も聞こえてきそうですが、とんでもない!

たとえそれが2年前、3年前のリストでも、一度でもあなたに関わってくれたお客様の名簿は、とてつもない資産なんです。これを活用しない手はないと思いませんか?

それ、捨ててませんか?僕が震えた「宝の山」をシュレッダーにかけた話

以前、ある教室を経営されている方にご相談いただいた時の話なんですが、少し聞いていただけますか?

その方は、体験レッスンに来てくれた方の名簿を、レッスンが終わったら全部シュレッダーにかけていたそうなんです。しかも10年間も…。

それを聞いた時、もったいなくて震えました。笑 だって、それって宝の山でしかないじゃないですか。あなたのサービスに興味を持って、わざわざ時間を作ってくれた方のリストですよ。

あなたも、知らず知らずのうちに、こんな「宝の山」を捨ててしまってはいませんか?

あなたのリストはどこにある?顧客リストの意外な隠し場所

リストというと「メルマガ読者」だけを思い浮かべるかもしれませんが、実はもっとたくさんあるんです。

  • 過去の購入者様のリスト
  • 過去のアンケート回答者様のリスト
  • 名刺交換した方のリスト

これら全部、あなたのビジネスを支える大切なリストです。まずは、ご自身のパソコンや書類棚を一度見直してみてはいかがでしょう?意外なところからお宝が見つかるかもしれませんよ。

特に「購入者リスト」はダイヤモンドの原石なんです

数あるリストの中でも、僕が「最高級」だと考えているのが**「購入者様リスト」**です。

一度あなたにお金を払ってくれた、という事実は、何よりも強い信頼の証ですよね。これからのビジネスって、こういうリピーターさんをいかに育てられるかが、本当に重要になってくると思うんです。

まずは、過去に買ってくれたお客様の顔を思い浮かべてみてください。そこから、あなたのビジネスの新しい可能性がきっと見えてきますよ。

既存リストへのアプローチ、法律は大丈夫?迷惑がられない3つの秘訣

「よし、じゃあ早速昔のお客様にメルマガを送ろう!」 その気持ち、すごく分かります。でも、ちょっと待ってくださいね。

同意を得ていない方にいきなり宣伝メールを送るのは、法律的にNG(特定電子メール法)になる可能性があるんです。

でも、ご安心ください。お客様に喜んでもらいながら、自然に関係を再構築する方法がちゃんとあります。

方法1:お得なプレゼントでメルマガにご招待!

まずは、「こんなメルマガを始めようと思うのですが、いかがですか?」と丁寧にご案内してみましょう。

その時に、「今ご登録いただくと、〇〇をプレゼントします!」みたいに、ちょっとしたプレゼントを用意するのがコツです。これなら、相手も喜んで登録してくれそうだと思いませんか?

方法2:「購入者様通信」で特別な関係を築く

僕がよくやっているのは、商品を買っていただいた時に「購入者様限定の特別な情報をお送りしてもいいですか?」と許可をいただく方法です。

これを「特典」の一つとして見せることで、お客様も「お得だな」と感じてくれます。こういう少しの工夫が、後々の大きな差に繋がるんですよね。

方法3:アンケートで“お客様の声”という宝物を掘り起こす

メルマガを送るまでもないかな、という場合は、アンケートをお願いするのも一つの手です。

「今後のサービス向上のために、ご意見をお聞かせください」とお願いするんです。もちろん、ここでも謝礼のプレゼントを用意すると、グッと回答率が上がります。

こうして集まった「お客様の生の声」こそ、次の一手を考える上で最高のヒントになるんです。

「用事がないと送れない…」が一番もったいない!メルマガで信頼を育てるコツ

さて、いよいよメルマガを送る段階になっても、次の悩みが出てきます。 「特にキャンペーンもないし、送る用事がない…」

ドキッとした方、いらっしゃいますか? 実はこれ、僕からすると一番もったいない考え方でして…。

メルマガって、用事がない時に送らないと意味がないんです。

考えてみてください。普段は連絡してこないのに、用事がある時だけ連絡してくる人って、どう思いますか?ちょっと「うーん…」ってなりますよね。笑

それと同じで、売り込みの時だけメルマガを送っていても、信頼関係は築けません。大切なのは、日頃からの何気ないコミュニケーションなんです。

ネタ切れの心配は不要!僕らの味方「AI」を使い倒そう

「そうは言っても、毎回送るネタがないよ…」 わかります。僕も人間なので、ネタに詰まることだってあります。

でも、今の時代にはAIという最強の相棒がいますよね。 ネタに困ったら、「僕のお客様はこんなことで悩んでるんだけど、響くメルマガのテーマを10個考えて!」みたいにAIに壁打ちをお願いすれば、面白いアイデアをたくさんくれます。

きっかけさえあれば、話せることって意外とたくさんあるものです。AIをうまく使って、ネタ切れの悩みとはサヨナラしちゃいましょう。

口コミの威力、なめてません?大垣のたこ焼き屋さんに学ぶ「育てる力」

最後に、この「育てる」ことのすごさがわかる、僕の地元の話をさせてください。

最近、岐阜県の大垣市に新しくオープンしたたこ焼き屋さんがあるんですが、そこは新規向けの広告を一切打たなかったそうなんです。

ただ、本店からのリピーターさんだけに「今度お店出すんですよ」ってお知らせしただけ。

そしたら、どうなったと思いますか?

リピーターさんたちがSNSや口コミで広めてくれて、今や新規のお客さんが殺到しすぎて電話予約を停止するほどの大繁盛。すごい話ですよね。

これこそ、既存のお客様を大切に「育てた」結果が、爆発的な新規集客に繋がった最高の事例だと思うんです。

あなたのビジネスも、まずは目の前にいるお客様を大切にすることから、新しい未来が拓けていくのかもしれません。

まずは一度、ご自身の「足元の宝物」を見つめ直す時間を作ってみてはいかがでしょうか。 きっと、ワクワクするような発見があるはずですよ。

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