AI×メールで売り込みゼロの『自然体ビジネス』設計士。長嶺圭一郎です。

「良かれと思って送ったメルマガなのに、読者の反応が薄い…」「配信停止の通知が来ると、やっぱり少し心が痛む…」

事業をされているあなたは、そんな風に感じたことはありませんか?

実はそれ、あなたの発信内容が悪いわけではないのかもしれません。もしかしたら、お客様との間に、ほんの少しだけ「心の距離」ができてしまっているだけだとしたら、どうでしょう?

この記事の要約

  • 特定電子メール法などの法律遵守だけでは、メルマガが「嫌われる」リスクはなくなりません。
  • 読者が求める「自己決定権」を尊重し、信頼関係を築くことがリストマーケティング成功の鍵です。
  • 今日から実践できる、読者との心地よい関係を作るための3つの具体的なヒントをご紹介します。

「迷惑メール」じゃないのに…なぜか心が離れてしまうメルマガの共通点

一生懸命書いたメルマガが、あまり読まれずに解除されてしまう。これって、結構へこみますよね。法律違反の迷惑メールを送っているわけでもないし、むしろ読者の役に立ちたいと思って情報発信しているのに…。どうして、想いが伝わらないんだろう?こう思ったこと、ありませんか?

僕も昔、お客様に手紙を書いても全く反応がなかった時期があるので、その気持ち、本当によく分かります。当時は、「何がいけないんだろう…」と一人で頭を抱えていました。

法律の「裏側」にある、もっと大切なこと

ここで一つ、考えてみてほしいんです。法律やルールって、そもそもなぜ存在するんでしょうか。それは、そのルールがなかったことで、たくさんの人が迷惑したり、嫌な気持ちになったりした歴史があるからですよね。

例えば、「人に向かって1kg以上のモノを投げてはいけません」という法律があったとします。これを見て、「なるほど、じゃあ900gなら投げてもいいんだな!」とは、誰も思わないはずです。どうでしょう?大切なのは、重さの数字ではなく「人にモノを投げて、相手を傷つけたり不快にさせたりしてはいけない」という、そのルールの背景にある思いやりですよね。

メルマガにおける「特定電子メール法」も、これと全く同じです。法律を守るのは大前提。でも、お客様に「この人のメルマガ、読み続けたいな」と思ってもらうためには、法律の条文を守るだけでは足りないんです。大切なのは、その法律が生まれた背景にある「相手を不快にさせない」という、もっと根本的な思いやりの心だと、僕は思っています。

読者が本当に求めているのは「自分で決める権利」

では、その「思いやり」の正体は何か。それは、読者の「自己決定権」を尊重することだと僕は考えています。

少し難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、要は「自分のことは自分で決めたい」という、ごく自然な気持ちのことです。いつ、どんな情報を受け取るか。そして、いつ、その受信をやめるか。その主導権は、常に読者自身が握っていたいものなんですよね。

法律を守るのは大前提。その上で、この「気持ち」の部分を僕たち発信者がどれだけ想像して、行動に移せるか。ここに、読者から好かれるか、それとも「なんだか、しつこいな…」と嫌われてしまうかの分かれ道があるように思うんです。

嫌われるメルマガから卒業!信頼を育む3つの心の筋トレ

じゃあ、具体的にどうすれば、読者との信頼関係を築いていけるんでしょう?僕がトップセールスになれたのも、実はこの「相手の気持ちを想像する」ことを続けたからなんです。 元々、人見知りがひどくて、営業先の家の前で3時間も電柱の陰に隠れてしまうような僕でしたからね…。 売り込むなんて、とてもできなかったんです。

そんな僕が実践してきた、誰でも今日から始められる「心の筋トレ」を3つ、ご紹介しますね。

1. 出口を「大きく」「明るく」見せてあげる安心感

まず一番大切なのが、メルマガの「配信停止」をいつでも簡単にできるように、分かりやすく案内することです。これ、少し勇気がいりますか?

でも、考えてみてください。出口がどこにあるか分からない建物って、なんだか不安になりませんか?それと同じで、「もういいかな」と思った時に、すぐに自分で解除できる安心感は、読者にとって大きな信頼につながるんです。

「ご不要でしたら、こちらからいつでも解除できますよ」と、笑顔で出口を案内してあげるような感覚。この余裕こそが、「この人は私のことを尊重してくれているんだな」というメッセージになるんですよね。

2. 最初に「約束」をする誠実さ

メルマガに登録してもらう時、「どんな内容が、どれくらいの頻度で届くのか」を、あらかじめ伝えていますか?

例えば、「週に1回、ブログの更新情報と、ちょっとした仕事の裏話をお届けします」といった具体的な約束です。最初に約束を交わすことで、読者は安心してメルマガを待つことができます。

僕自身、お客様と向き合うときは、常にこの「約束」を大切にしてきました。 期待を裏切らない、という誠実な姿勢が、結果的に「あなたから買いたい」という言葉につながっていったんです。 派手な宣伝文句より、地道な約束の積み重ね。これこそが、信頼の土台になると思いませんか?

3. 「あなた」を伝える人間味

最後のコツは、少し気恥ずかしいかもしれませんが、あなたの「人柄」を伝えることです。

もちろん、役立つ情報やノウハウは大切です。でも、それだけだとAIが書いた文章と変わりません。読者が本当に知りたいのは、その情報を発信している「あなた」が、どんな人で、どんな想いで仕事をしているのか、ということだったりします。

僕も、かつて詐欺師集団のマーケティングを手伝ってしまった苦い経験があります。 彼らは技術はあっても、中身がなかった。その経験があるからこそ、「きれいごとだけで食べていける人を増やしたい」と心から願っているんです。

こんな風に、自分の成功談だけでなく、失敗談や葛藤、大切にしている価値観を少しだけ話してみる。 そうすると、読者はあなたを「一人の人間」として感じ、親しみを覚えてくれるはずです。完璧じゃないからこそ、応援したくなる。そんな人間らしい関係性を、メルマガで作っていけると素敵ですよね。

法律の先にある「心」を大切にするマーケティングへ

今回は、法律を守っていてもメルマガが嫌われてしまう理由と、その対策についてお話ししてきました。

結局のところ、大切なのは「法律」というルールを守るだけでなく、その先にある読者の「心」を想像すること。これって、特別な才能やスキルがいるわけではなく、日々のちょっとした「気づかい」の積み重ねなんだと思うんですよね。

もし、あなたが「売り込みゼロで、お客様と自然な信頼関係を築きたい」「もっと自分の想いが伝わる発信がしたい」と感じているなら、僕が毎朝配信しているビジネスラジオ『朝ビジ!』のアーカイブや、僕のリストマーケティングの全てを詰め込んだ2時間42分のセミナー動画が、きっとお役に立てるはずです。

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