AI×メールで売り込みゼロの『自然体ビジネス』設計士。長嶺圭一郎です。

突然ですが、メルマガの配信、こんなことで悩んでいませんか?

「よし、やるぞ!」と意気込んで始めたものの、何を書けばいいか分からなくなって手が止まってしまう…。 頑張って書いたのに、開封すらされずにゴミ箱行き。反応がなくて、だんだん心が折れそうになる…。

どうでしょう? こう思ったこと、ありませんか? 僕も昔は同じことで悩んでいたので、その気持ち、痛いほどよく分かります。

実は、その悩みの根本的な原因は、文章力やテクニックの問題ではないことが多いんです。もしかしたら、あなたのメルマガに「ブレない軸」、つまり「コンセプト」が定まっていないことが原因かもしれません。

この記事の要約

  • メルマガが読まれない根本原因は「コンセプトの不在」にあることが多いです。
  • 読者に愛され続けるメルマガには、ブレない「コンセプト設計」が不可欠です。リストマーケティングの成功は、しっかりとしたコンセプト作りから始まります。
  • この記事では、誰でもできる「メルマガコンセプト」の作り方を4つのステップで具体的に解説します。

なぜ、あなたのメルマガは読まれないままゴミ箱へ?- その原因、コンセプトの不在かもしれません

一生懸命書いたメルマガが、誰にも読まれずにゴミ箱に直行してしまう。これほど悲しいことはないですよね。読者の役に立ちたい、自分のサービスや商品の良さを伝えたい。そんな想いで始めたはずなのに、なぜか空回りしてしまう。この現象、実は多くの事業主さんが経験する「メルマガあるある」なんです。

僕の経験上、この問題の根っこには「コンセプトの不在」が横たわっているケースがほとんどです。

コンセプトはメルマガの「設計図」であり「羅針盤」

そもそも、コンセプトって何でしょう? なんだか難しく聞こえるかもしれませんね。でも、大丈夫です。

簡単に言うと、コンセプトとは**「誰に、何を伝えて、どうなってもらいたいのか?」**という、あなたのメルマガの「設計図」そのものです。 家を建てるときに設計図がなければ、どんな家になるか分かりませんよね。それと同じで、メルマガにもしっかりとした設計図が必要なんです。

この設計図があれば、発信する情報に一貫性が生まれます。 それは、**航海の進むべき道を示してくれる「羅針盤」のような存在。**どんな情報を発信すればいいか迷ったとき、この羅針盤を見れば、進むべき道が自ずと見えてくるはずです。

軸がブレると、読者もあなたも迷子になる

もしコンセプトという軸がなければ、どうなるでしょう?

  • 読者にとっては… 「このメルマガ、結局何が言いたいのかな?」「毎回テーマがバラバラで、読むのが疲れるな…」と感じ、いつしか登録解除ボタンを押してしまいます。
  • あなたにとっては… 「今日は何を書こう…」「ネタがない…」と毎回頭を悩ませ、配信そのものが苦痛になってしまいます。

これでは、お互いにとって不幸ですよね。だからこそ、最初にしっかりとしたコンセプトを立てることが、あなたと読者の両方を幸せにする第一歩になるんです。

読者から永遠に愛される!メルマガコンセプト作成4ステップ

では、いよいよ具体的なコンセプトの作り方を見ていきましょう。「難しそう…」と思ったあなた、心配しないでください。これからお伝えする4つの質問に、あなた自身の言葉で答えていくだけで、自然とあなただけのコンセプトが出来上がります。

これは、心の筋トレのようなものかもしれません。一緒に一歩ずつ進んでいきましょう。

ステップ1: 【誰に?】たった一人の「理想の読者」を具体的に描く

まず最初に考えていただきたいのは、「あなたのメルマガを、誰に届けたいか?」ということです。

「たくさんの人に…」と考えてしまうと、メッセージがぼやけてしまい、結局誰の心にも響かなくなってしまいます。 ここでのコツは、たった一人の「理想の読者(ペルソナ)」を、ありありと具体的に思い浮かべることです。

その人はどんなことで悩み、何を望んでいるのでしょう? どんな言葉に心を動かされるのでしょう? 趣味や好きなこと、日々の暮らしぶりまで想像してみてください。まるで、その人だけにラブレターを書くような気持ちで向き合うことが大切です。

ちなみに、僕自身もかつては「重度の人見知り」で、飛び込み営業がまったくできませんでした。訪問先の家の近くで緊張のあまり、3時間も電柱の陰に隠れていた、なんて今では笑い話ですが、当時は本当に深刻な悩みでした。 そんな僕がトップセールスになれたのは、目の前のお客様一人ひとりに「あなただけに」という気持ちで手紙やメールを書くリストマーケティングを徹底したからです。 だからこそ、断言できます。たった一人に深く届けようとすることが、結果的に多くの人の心を動かすんです。

ステップ2: 【何を?】読者が喉から手が出るほど欲しい「価値」を届ける

次に考えるのは、「その理想の読者に対して、あなたは何を提供できるか?」です。

ここで言う「提供できるもの」とは、単なる商品やサービスの情報ではありません。読者が「お金を払ってでも読みたい!」と感じるほどの「価値」を提供することが重要です。

その価値とは、読者の悩みを解決する具体的なノウハウかもしれませんし、新しい世界を見せてくれるような「気づき」かもしれません。 大切なのは、あなたのメルマガを読むことで、読者の日常が少しでも良い方向に変わる、そんな未来をプレゼントすることです。

無料だからといって、情報を出し惜しみしてはいけません。 最初の段階で「この人のメルマガは本物だ!」と感動してもらうことが、長期的な信頼関係につながるのです。

ステップ3: 【なぜ?】あなたがその情報を届けたい「物語」を語る

3つ目のステップは、少し気恥ずかしいかもしれませんが、とても重要です。「なぜ、あなたはその情報を届けたいのか?」という、あなた自身の「想い」や「物語」を考えることです。

人はノウハウや知識だけで動くわけではありません。その情報が、どんな想いを持った人間から語られるのか、という「背景」に共感し、心を動かされるのです。

僕の原点は、「きれいごとだけで食べていける人を増やしたい」という想いです。 価値あるものを持っているのに、それを届ける方法がわからずに苦しんでいる専門家がたくさんいます。そんな人たちが、売り込みに疲弊することなく、自分の専門性に没頭しながら正当に評価される世界を作りたい。そのための最強のエンジンが、AIを活用したリストマーケティングだと信じています。

あなたのこれまでの経験、失敗談、喜び、葛藤。そのすべてが、あなたのメルマガを唯一無二の存在にする「物語」になります。あなたの言葉に体温が乗り、読者の心に深く届くようになるのです。

ステップ4: 【どのように?】あなたらしい「言葉」で語りかける

最後のステップは、「どんな言葉で、どんな雰囲気で伝えるか?」です。

専門用語を並べた堅苦しい文章がいいのか、友だちに話しかけるような親しみやすい口調がいいのか。これは、ステップ1で設定した「理想の読者」がどんなコミュニケーションを好むかによります。

大切なのは、誰かの真似をするのではなく、あなた自身の「話し言葉」に近い、自然なスタイルで語りかけることです。 少しユーモアを交えてみたり、例え話を活用したりするのも良いでしょう。

完璧な文章を目指す必要はありません。少し不器用でも、あなたの「人となり」がにじみ出るような文章こそが、読者に安心感と信頼感を与え、「この人のメルマガ、なんだか好きだな」と思ってもらえるきっかけになるのです。

さあ、いかがでしたでしょうか? この4つのステップをじっくりと考えることで、あなたのメルマガは、ただ情報を流すだけのツールから、読者との間に深い絆を育むコミュニケーションツールへと生まれ変わるはずです。

コンセプトが決まれば、もう「何を書こうか…」と悩むことはありません。あなたのメルマガという船には、読者という目的地を目指すための、頑丈な羅針盤が手に入ったのですから。

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あなたのビジネスが、あなたとお客様の両方にとって、もっと楽しく、もっと自然体なものになることを心から願っています。

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