おはようございます、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。
さて、今日は少し恥ずかしい、でも僕の人生を決定づけた「ある日の逃避」についてお話しします。
僕は今でこそ「リストマーケティングの専門家」として、堂々と人前で話をしたり、こうして文章を書いたりしていますが、元々の僕は「トップセールス」という肩書きからは最も遠い場所にいる人間でした。
正直に告白します。
僕は、営業という仕事が怖くて怖くて、たまらなかったんです。
電気メーターを見つめて3時間。「不在」を願い続けた異常な営業マン
あれはまだ、僕が飛び込み営業をしていた頃の話です。
あるお客様の家の前で、僕は電柱の陰に隠れていました。
これから訪問して商品を売らなければならない。
普通なら、ここで気合を入れて「よし、行くぞ!」とインターホンを押す場面ですよね。
でも、当時の僕は違いました。
電柱の陰から、じっとその家の「電気メーター」を見つめていたんです。
何をしていたと思いますか?
勇気を振り絞るタイミングを計っていたのではありません。
「頼む……頼むから、家から出て行ってくれ!」
そう、心の中で必死に祈っていたんです。
メーターが止まって、家主が留守になる瞬間を待ち続けていました。
お客様と顔を合わせて、断られるのが怖い。
怒鳴られるのが怖い。
「いらない」と言われるのが怖い。
だから、「訪問したけれど、あいにくご不在でした」という既成事実が欲しかったんです。
不在であれば、誰とも話さずに済みます。
堂々と「不在票」をポストに入れて、会社に「行きましたけどダメでした」と報告できる。
その「言い訳」を手に入れるために、僕は3時間もの間、電柱の陰で寒さに震えながら、お客様がいなくなるのを待っていたんです。
今思うと、完全に本末転倒ですよね。
営業マンの仕事は「売ること」なのに、当時の僕の目的は「お客様に会わずに帰ること」になっていました。
逃げるために始めた「地下活動」。上司に隠れて送った手紙
そんなある日、僕はふと思いました。
「どうせ会わずにポストに紙を入れるだけなら、最初から手紙を送ればいいんじゃないか?」
お客様が家から出るのを何時間も待つなんて、効率が悪すぎます。
それなら、最初から手紙を書いて送ってしまえば、僕は電柱の陰に隠れる必要もなくなります。
もちろん、これは会社では認められないやり方でした。
当時の上司に言えば、「手紙なんて書いてないで、足で稼げ!」「断られてからが営業だ!」と怒鳴られるのは目に見えています。
だから僕は、誰にも言わずに「地下活動」として手紙作戦を始めました。
会社には内緒で、夜な夜な自宅で手紙を書き、こっそりとポストに投函する日々。
これは、積極的な「攻めの戦略」なんかじゃありません。
「人と話したくない」「怖い思いをしたくない」という、僕の弱さと逃避から生まれた、苦肉の策でした。
「ようやく会えましたね」。その一言が、僕の「罪悪感」を消し去った
そんな「逃げ」の活動を続けていたある日、転機が訪れます。
僕が送り続けていた手紙に対して、あるお客様から反応があったんです。
恐る恐る訪問した僕に、そのお客様は開口一番、こう言いました。
「長嶺さん、ようやく会えましたね」
その言葉を聞いた瞬間、僕の中で何かが大きく崩れ落ちる音がしました。
それまでの飛び込み営業では、僕は常に「招かれざる客」でした。
「忙しいのに何だ」「また営業か」と、冷たい視線を浴びせられるのが当たり前。
僕自身も、「貴重な時間を奪って申し訳ない」という罪悪感を常に抱えていました。
でも、手紙を読んで呼んでくれたお客様は違いました。
僕を「邪魔者」ではなく、「会いたい人」として迎えてくれたんです。
「ずっと手紙を読んでいましたよ」
「あなたの考え方に共感していました」
そう言って招き入れられたリビングでのお茶は、それまで飲んだどんなお茶よりも温かく、美味しかったのを覚えています。
この時、僕は気づきました。
「相手が自分を求めてくれているなら、こんな内向的な僕でも、安心して話せるんだ」と。
結果として、僕はこの「手紙作戦」でトップセールスになることができました。
それは僕のトークが上手くなったからでも、性格が明るくなったからでもありません。
「僕の話を聞きたい」と思ってくれる人だけを相手にする仕組みを作ったからです。
人見知りこそ「リストマーケティング(持ち家)」を持て
この経験は、今の僕が提唱している「リストマーケティング」の原点そのものです。
世の中には、ガツガツと売り込むのが得意な人もいます。
断られてもへこたれない、鋼のメンタルを持っている人もいます。
でも、僕のように「人が怖い」「断られるのが辛い」という人こそ、リストマーケティングを持つべきだと僕は確信しています。
リストマーケティングとは、いわばインターネット上の「手紙」です。
メルマガやLINEを通じて、あなたに興味を持ってくれた人にだけ、あなたの想いを届ける。
そして、「あなたから話を聞きたい」と言ってくれた人だけに、商品をご案内する。
これなら、電柱の陰に隠れる必要はありません。
無理にテンションを上げて、自分を偽る必要もありません。
自分の「持ち家(リスト)」の中で、共感してくれるお客様とだけ関係を築いていく。
そうすることで、僕たちの「弱さ」は、お客様に安心感を与える「強み」へと変わります。
「長嶺さんは売り込んでこないから信用できる」
そう言っていただけるようになったのは、僕が営業から逃げ続けた結果なのです。
弱さは、最強のシステムを作る原動力
もしあなたが今、「自分はビジネスに向いていない」「メンタルが弱い」と悩んでいるなら、どうかその弱さを捨てないでください。
弱さは、工夫の源泉です。
「やりたくない」「怖い」という感情があるからこそ、それを回避するための「仕組み」を考えることができます。
僕が電柱の陰で祈っていたあの3時間がなければ、今の僕はありません。
「きれいごと」だけで食べていくための仕組みは、実は最も臆病な人間が、自分を守るために作り上げた生存戦略なのです。
無理に強くなる必要はありません。
あなたのその繊細さを守るために、頭と仕組みを使いましょう。
「リストマーケティング」という手紙なら、あなたの言葉を、それを必要としている人の元へ、静かに、でも確実に届けてくれます。
それでは、今日も1日、自分の「持ち家」を大切に育てていきましょう!
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