こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺です。
音声入力やAI文字起こしは、ここ数年でかなり使いやすくなりました。
昔試してみたけれど、誤字が多すぎてやめた。
ゆっくり話さないと認識されなくて疲れた。
結局あとから手直しが大変で、キーボード入力に戻った。
そんな経験がある方もいると思います。
でも、もしその判断が5年前、10年前のものなら、もう一度試す価値があります。

今回伝えたいのは、音声入力そのものの話だけではありません。
音声入力の進化は、昔あきらめたアイデアを今の技術でもう一度見直すための、かなり分かりやすい例なんです。
この記事の要点
- 音声入力やAI文字起こしは、昔の不便な印象のまま判断しない方がいい
- 昔あきらめた作業や企画も、技術の進化で難易度が変わっていることがある
- 新しいアイデアを探すだけでなく、過去の自分が閉じた引き出しを見直すと、今使える資産が見つかる
9年前の音声入力は、今とはかなり違った
僕は音声入力をかなり昔から使っています。
9年ぐらい前にも、音声入力をおすすめする記事を書いていました。その時点でも、すでに何年も音声入力を使っていたので、音声入力歴としては10年以上あります。
ただ、当時の記事を見返すと、今とはまったく別物でした。
ものすごくゆっくり話す。
かなり丁寧に発音する。
それでも誤変換が多い。
あとから上から順番に手作業で直す。
そんな使い方をしていました。
それでも僕にとっては便利だったんです。
僕はタイピングが得意ではありません。ブラインドタッチどころか、キーボード上で正しい指の置き方もしていません。
それでも長い文章を書いたり、メルマガを書いたり、ブログを書いたりできていたのは、音声入力にかなり助けられていたからです。
とはいえ、当時の音声入力は、今の感覚でいうとかなりストレスがありました。
今は違います。
多少言い間違えても、文脈から補正してくれる。
固有名詞や造語にも以前より強くなっている。
音声入力した文章を、さらにAIで整えられる。
一度声で出したものを、AIにもう一度整えてもらえるので、実質的に二段階で文章化できるようになりました。

AI文字起こしの精度は上がった。でも完璧ではない
ここで大事なのは、音声入力や文字起こしが魔法になったわけではないということです。
AI文字起こしの精度はかなり上がっています。実際、AIを活用した文字起こしサービスでは、精度の高さを打ち出すものも増えています。
一方で、録音環境や音声の質によって精度が変わる点は今も残っています。雑音が多い、声が重なる、マイクが遠い、固有名詞が多い。こういう条件では、今のAIでも誤認識は起きます。
Rimo Voiceのヘルプでも、AI文字起こしの精度は100%ではなく、録音状態やマイク、話し方が精度に影響すると説明されています。
つまり、今の技術を過信しすぎるのも違うんです。
でも、昔の不便さを理由に、今も使えないと決めつけるのも違います。
ここが大事です。
昔はダメだった。
でも今もダメとは限らない。
ただし、今なら何でも完璧という話でもない。
このバランスで見直すのが、現実的なAI活用だと思います。
音声入力の進化から見える、本当に大事な視点
音声入力の話で終わらせると、単なるツール紹介になります。
でも、僕が本当に伝えたいのはそこではありません。
音声入力は、昔あきらめたことを今の技術で見直す例です。
昔は面倒だった。
昔はお金がかかった。
昔は専門知識が必要だった。
昔は自分のスキルでは無理だった。
昔は道具の精度が足りなかった。
こういう理由で一度閉じたアイデアは、誰にでもあると思います。
でも、その理由は今も残っていますか。
たとえば、昔はブログ記事を書くのに時間がかかりすぎた人でも、今なら音声入力とAIで下書き作成の負担を減らせるかもしれません。
昔はLPを作るのが重すぎて動けなかった人でも、今ならAIでたたき台を作り、人間が整えるところまで一気に進められるかもしれません。
昔は車の中で仕事をするには電源周りが難しすぎると思っていた人でも、今ならポータブル電源や走行充電器の進化で、かなり現実的になっているかもしれません。
技術が変わると、できることが変わります。
そして、できることが変わると、昔の判断も変わります。
新しいアイデアだけを探さなくていい
事業を伸ばそうとすると、多くの人は新しいものを探します。
新しいSNS。
新しいAIツール。
新しい集客方法。
新しい商品企画。
もちろん、それも大事です。
でも、新しいものを追いかけるだけだと、足元にある資産を見落とします。
過去の記事。
昔のメモ。
昔やろうとして止めた企画。
昔うまくいかなかった導線。
昔の自分が書いたアイデア。
こういうものの中に、今なら使えるものが眠っています。
僕自身、昔の記事を見返していて、あれ、この頃の自分の方が深く考えているんじゃないかと思うことがあります。
ちょっと悔しいですけどね。笑
でも、それぐらい昔の自分をバカにしない方がいいです。
昔の自分には、今の自分が忘れている視点があります。
今の自分には、昔の自分が持っていなかった技術と経験があります。
この2つを合わせると、かなり面白いことができます。
AI時代に、一人で事業を回す人がどう経験や過去の蓄積を活かすかについては、こちらの記事でも書いています。AIに任せるだけではなく、人間側の経験をどう使うかという意味で、今回の話とつながります。
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過去記事のリライトも、昔の資産を今に戻す作業
昔の記事を見返すと、文章が読みにくいこともあります。
表現が古い。
今のサービス導線と合っていない。
肩書きが古い。
リンク先が切れている。
情報が今の環境とズレている。
そういう記事もあると思います。
でも、そこで消して終わりにするのはもったいないです。
リライトすれば、今の検索意図に合う記事としてもう一度働いてくれる可能性があります。
特に、昔から発信してきた人ほど、過去記事は大きな資産です。
ゼロから新しい記事を書くより、昔の記事を今の視点で整えた方が早いこともあります。
しかも、昔の記事には当時の熱量や具体例が残っています。
今のAIで整える。
今のサービス導線につなげる。
今の読者に分かるように冒頭を直す。
古い情報を削り、今も使える主張を残す。
こうすると、過去の自分と今の自分が一緒に仕事をしてくれるような感覚になります。
ブログやAI活用を事業導線に活かす考え方は、こちらの記事も参考になると思います。
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AI活用でリストマーケティングが激変!成果を最大化する実践ステップとは?
まず作りたいのは、過去にあきらめたことリスト
では、具体的に何から始めればいいのか。
おすすめは、過去にあきらめたことリストを作ることです。
きれいに整理しなくて大丈夫です。
昔やりたかったけどやめたこと。
調べたけれど面倒そうで閉じたこと。
高そうで見送ったこと。
自分には難しそうだと思ったこと。
手作業が多すぎて続かなかったこと。
当時のツールでは精度が足りなかったこと。
まずは書き出します。
そのあと、ひとつずつ今の技術で見直します。
AIで下書きできないか。
音声入力で入力負担を減らせないか。
自動化できる部分はないか。
今は安くなっていないか。
昔より簡単なツールが出ていないか。
今の自分の経験値なら扱えないか。
この見直しをすると、意外と動かせるものが出てきます。
ポイントは、いきなり大きく再挑戦しないことです。
昔あきらめたものほど、最初から完璧にやろうとするとまた止まります。
まずは小さく試してください。
1記事だけ音声入力で下書きする。
昔の企画メモをAIに整理してもらう。
昔の記事を1本だけリライトする。
昔作りたかったLPのたたき台だけ作る。
それで十分です。

まとめ
音声入力やAI文字起こしは、昔と比べてかなり使いやすくなりました。
でも、本当に大事なのは、音声入力が便利になったという話だけではありません。
昔あきらめた判断を、今の技術で見直すことです。
昔は無理だった。
昔は面倒だった。
昔は自分には向いていなかった。
その判断が、今も正しいとは限りません。
技術が変われば、難易度が変わります。
道具が変われば、作業の重さが変わります。
今の自分の経験値が加われば、昔のアイデアが別の形で動き出すこともあります。
新しいものを探すのも大事です。
でも、過去の自分が閉じた引き出しをもう一度開けることも、同じぐらい大事です。
まずは、過去にあきらめたことを10個だけ書き出してみてください。
その中に、今なら試せるものがきっとあります。
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