WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎(ケイイチ)です。
「メルマガの登録がなかなか増えない…」
そんな悩みをお持ちの方、多いのではないでしょうか。
僕の実績としてよく「成約率49.4%」という数字をご紹介することがあります。
これは2,458件のリストに対して商品をオファーし、1,125件が成約した際の実績です。
通常、Webマーケティングの世界では成約率1〜5%あれば上出来と言われます。その10倍以上の数字ですから、これ、冷静に考えるととんでもない数字だと思いませんか?
無料で登録してもらう(LP登録率)のでさえ「20%超えたら凄い!」と言われるWebの世界で、49,800円という安くない有料商品が、2人に1人(約50%)に売れているわけですから。
もちろん、これはLPの登録率ではなく、ステップメール等で信頼関係を築いた後の「セールスの成約率」です。
しかし、これこそが「リストマーケティング」の真骨頂なんです。
一度リスト(顧客名簿)に入っていただき、正しい手順で信頼関係を築けば、高額商品であっても驚くような確率で売れていく。それがこの手法の威力です。
今日お話しするのは、その「入り口」となるお話。
まずはここを突破しないと、その後の49.4%という世界には辿り着けません。
今回は、その第一歩となる「登録率20%を目指すためのメルマガ登録ページ(LP)」の作り方を、僕が愛用しているペライチを使って包み隠さずお伝えします。
【この記事でわかること】
- 成約率49.4%(セールス)と登録率(LP)の決定的な違い
- 登録率20%を目指す「スクイーズページ」の黄金構成
- ペライチで「使ってはいけない」フォーム設定の落とし穴
残酷な真実:誰もあなたのメルマガに興味はない
まず、構成に入る前に、マインドセットの共有です。
もしあなたが、募集ページで「メルマガの魅力」を語っているなら、今すぐやめてください。
なぜなら、読者は悲しいほど、あなたのメルマガに興味を持っていないからです。
「役立つ情報を配信します!」
「売上が上がるノウハウを送ります!」
これに対して、読者の本音はこうです。
- 「また売り込みが来るんじゃないの?」
- 「いつ届くかわからない情報は待てない」
- 「というか、ブログやSNSで十分情報は足りてるし…」
そう、「メルマガそのもの」を売ろうとすると失敗するんです。
メルマガではなく「プレゼント」を売る
では、どうすれば登録率20%の壁を超えられるのか?
答えはシンプル。「プレゼント(特典)」をPRするページにすることです。
これを専門用語でスクイーズページ(Squeeze Page)と呼びます。
余計な情報は一切削ぎ落とし、「プレゼントを受け取るか、立ち去るか」の二択を迫るページのことです。
読者が欲しいのは「メルマガ」ではなく、「今すぐ手に入る解決策(プレゼント)」なんです。
【保存版】登録率20%を狙うペライチLP黄金構成
では、具体的にペライチでどういうブロックを並べればいいのか?
スマホで見たときに「一瞬で欲しくなる」黄金の4部構成をご紹介します。
ペライチの編集画面をイメージしながら読んでくださいね。

構成1:ファーストビュー(FV)で「ベネフィット」を叫ぶ
使用ブロック: 「メイン(画像+テキスト)」または「画像(横幅フル)」
一番上のブロックです。ここで勝負の8割が決まります。
お洒落なイメージ画像は不要です。以下の要素を入れてください。
- キャッチコピー: 「〇〇な悩みが解決する(例:デスクワーク専用!1日10分で腰痛が消えるストレッチ)」「たった3ステップで〇〇できる(例:数字が苦手でも3ステップで終わる確定申告)」
- プレゼント画像: PDFの表紙や、動画のサムネイル画像(これが超重要!)
- アクションボタン: 「無料で今すぐ受け取る」
ポイント: スマホで見たときに、スクロールせずに「何がもらえるか」が分かるようにしてください。
構成2:ブレット(箇条書き)で「中身」をチラ見せ
使用ブロック: 「文章+画像(列)」または「アイコンリスト」
「プレゼントを受け取ると、どんな未来が待っているか」を箇条書きで伝えます。
これを「ブレット」と呼びます。
- 〇〇が解決する3つの秘訣とは?
- 初心者でもできる〇〇のテンプレート
- 実は損している〇〇の真実
このように、「中身が気になる!」と思わせる煽り(良い意味での)を入れてください。
構成3:権威性と社会的証明で「安心」させる
使用ブロック: 「プロフィール」または「お客様の声」
「で、これを配ってるあんたは誰?」という疑問に答えます。
ただし、長々とした自己紹介は不要です。
- 権威性: 「歴〇年の専門家」「〇〇賞受賞」「指導実績〇〇人」
- 社会的証明: 「すでに500名が受け取っています」「こんな感想が届いています(スクショでOK)」
特に「お客様の声」は最強のスパイスです。
まだ声がない場合は、身内や友人にプレゼントを見せて感想をもらってください。イニシャルでも「第三者の声」があるだけで、信頼度は劇的に上がります。
構成4:クロージング(フォーム)
使用ブロック: 「フォーム」
最後に、登録フォームを設置します。
ここで余計なリンク(ブログへのリンクやSNSアイコン)を置かないでください。
「登録するか、ページを閉じるか」の二択にすることが、登録率20%への鍵です。
【重要】ペライチでのフォーム設定の裏技
構成が決まったところで、最後に技術的な設定です。
実は、ここを間違えると「せっかく登録しようとした人が逃げてしまう」という悲劇が起きます。

1. 絶対に使ってはいけないフォーム
ペライチにはいくつかのフォーム機能がありますが、以下の2つは使わないでください。
- Googleフォーム
- メールマガジン登録フォーム
なぜなら、これらを使うと「自動返信メールでプレゼントのURLを即座に送る」設定がスムーズにできないからです。
おすすめは、汎用的な「フォーム」ブロックを使い、項目をカスタマイズする方法です。
2. 「画像認証(ロボット確認)」は必ずOFFにする
ここ、めちゃくちゃ重要です。
ペライチのフォームは、デフォルト(初期設定)で「画像認証(reCAPTCHA)」がONになっています。
これは、登録ボタンを押した後に「私はロボットではありません」とチェックを入れたり、読みにくい4文字のアルファベットを入力させたりする機能です。
セキュリティ的には安心なのですが、登録する側からすると超面倒くさいです。
「あ、面倒だからやめよ」と離脱される原因No.1ですので、必ず解除しておきましょう。(スパムメールが少し届くリスクはありますが、大切な見込み客を逃すリスクの方が、ビジネスにとっては遥かに痛手です)
【解除の手順】
- 編集画面でフォームブロックの「編集」をクリック
- 「セキュリティ設定」タブを開く
- 「フォームにCAPTCHAを設置」のチェックを外す
- 「保存」をクリック
これだけで、登録ボタンを押すと同時に完了画面に進めるようになり、登録率がグッと上がります。
3. 「自動返信メール」でプレゼントを渡す
フォーム設定の中にある「自動返信メール」の設定も忘れずに。
件名は「プレゼントをお届けします」等にし、本文内にプレゼント(PDFや動画)のダウンロードURLを記載します。
これで、あなたの手を煩わせることなく、24時間365日自動でプレゼントを配る仕組みの完成です。
※設定後は、必ずご自身のスマホからテスト登録を行い、メールが届くか、URLが正しく開けるかをチェックしてくださいね。
【コラム】メルマガ配信プランじゃなくても意味あるの?
「でも長嶺さん、ペライチでメルマガを配信するには『ビジネスプラン』以上が必要ですよね?」
「まだビジネスプランにする勇気がないから、フォーム設置は早いかも…」
そう思われる方もいるかもしれません。
確かに、集めたリストに対してペライチから一斉送信(メルマガ配信)をするには、上位プランの契約が必要です。
しかし、「フォームを設置してリストを集めること」自体は、全プランで可能です。
ここを勘違いしないでください。
メルマガ配信(アウトプット)は後からいくらでもできますが、お客様のリスト(資産)は「今」しか集められません。
今日あなたのページを訪れた人は、明日にはもういません。
たとえ今すぐメルマガを送れなくても、リストさえ手元に「蓄積(加工)」しておけば、将来ビジネスプランにした瞬間、あるいはCSVで書き出して別のメールスタンドを使った瞬間に、大きな資産となります。
「配信できないから集めない」は、「使う予定がないから貯金しない」と言っているのと同じです。お金と同じで、リストも「いざという時に使える資産」として、まずは手元に貯めておくことが何より重要なのです。
まとめ:入り口を突破して「49.4%」の世界へ
今日のポイントをまとめます。
- LP登録率は「プレゼント」で20%を目指す。
- ペライチのフォームでは「画像認証(CAPTCHA)」を必ずOFFにする。
- 配信できなくても「リストを集めること」が最大の資産作り。
まずは今日お伝えした「登録されるページ」を作って、リストマーケティングの入り口に立ってください。
そして、その先にある「成約率49.4%の世界」。
つまり、集めたリストに対してどのようにアプローチし、信頼関係を築き、高額商品でも「あなたから買いたい」と言ってもらえるのか。
その具体的な「リストマーケティングの全体像」や「7つの優位性」について詳しく解説したセミナー動画(2時間42分)を、現在無料でプレゼントしています。
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