公式LINEは便利です。

お客様との距離が近い。スマホで見てもらいやすい。個別のやり取りもしやすい。小さな事業者にとって、使いやすいツールであることは間違いありません。

だからこそ、公式LINEを使っている人ほど、少し立ち止まって考えてほしいんです。

その大事なお客様との接点を、公式LINEだけに預けていて大丈夫ですか。

2026年10月1日から、LINE公式アカウントの追加メッセージ料金が改定されます。LINEヤフーの公式発表では、追加メッセージ料金の体系が見直され、送信数が増えたときの割引幅が小さくなる内容が示されています。

事実確認は、LINEヤフー公式の料金改定発表で確認できます。

ただ、僕が本当に言いたいのは、値上げそのものへの文句ではありません。料金改定はきっかけです。

問題は、公式LINEだけに接点を寄せていると、料金も、仕様も、アカウント停止の判断も、自分でコントロールできないということです。

公式LINEだけに依存する不安を、料金変更、移行しづらさ、仕様変更や停止リスクで整理した図解

公式LINEを否定したいわけではありません

最初に、ここははっきり言っておきます。

僕は公式LINEの業者さんや、公式LINEを使っている人を否定したいわけではありません。日常のやり取りに強いですし、セミナー前日のリマインド、個別の質問対応、来店や予約につながる近い連絡にはかなり向いています。

使うなとは言いません。むしろ、事業によっては使った方がいい場面もあります。

ただ、公式LINEだけで全部を完結させようとするのは危ない。ここだけは、かなり強く言っておきたいです。

便利さと、主導権は別問題です。

公式LINEだけだと、何が不安なのか

公式LINEだけに寄せる不安は、大きく3つあります。

1. 料金変更に従うしかない

公式LINEの料金や機能は、自分では決められません。

月額料金が変わる。無料で送れる通数が変わる。今まで使えていた機能が有料オプションになる。こうした変更があったとき、使っている側は基本的に従うしかありません。

もちろん、プラットフォーム側にも事情はあります。サービスを維持するために料金改定が必要なこともあるでしょう。

ただ、事業者側から見ると、これはかなり大きなリスクです。お客様との接点が増えるほど、配信数も増えます。ビジネスが育ったあとに料金体系が変わると、逃げにくくなります。

2. リストを持ち出しにくい

メルマガの場合、メールアドレスは自分の事業側に残ります。配信スタンドを変えるときも、規約や同意状態を確認した上で、リストを移行できます。

でも公式LINEの友だちは、同じようには扱えません。友だち追加してくれた人の接点は、公式LINEの中にあります。

ここが一番大きいです。

値上げが嫌だから別のツールに移ります、と言いたくても、公式LINEの友だちをそのまま別ツールへ連れていくことはできません。だから、あとから困ります。

3. 仕様変更や停止リスクがある

僕が公式LINE依存を怖いと思っている理由は、料金だけではありません。

知人で、公式LINEをBANされて、2000人のお客様との接点を一瞬で失った人がいます。その方から、ずっと前からメルマガにしておけばよかった、と言われたことがあります。

これは脅しではなく、実際に起きた話です。

もちろん、全員がBANされるわけではありません。でも、ルールの解釈、通報、審査、AI判定、リンク先の内容チェック。こうしたものが絡む以上、アカウント停止リスクはゼロにはなりません。

だから、公式LINEを使うなら、逃げ道を作っておいた方がいいんです。

便利だからこそ、逃げ道を作っておきたい

知人が公式LINEをBANされ、約2000人のお客様との接点を一瞬で失ったことがあります。そのときに「メルマガにしておけばよかった」と言われました。公式LINEを否定したいのではありません。ただ、大事なお客様との接点をひとつの場所だけに預ける怖さは、ちゃんと見ておきたいです。

公式LINEとメルマガは、戦わせなくていい

よくあるのが、公式LINEとメルマガをどちらか一方で考えてしまうことです。

公式LINEがいいのか。メルマガがいいのか。

僕の答えは、かなりシンプルです。

役割を分けて、両方使えばいい。

公式LINE、メルマガ、WordPressの役割を分けて併用する考え方を整理した図解

公式LINEは、近い連絡に向いています。リマインド、予約前の案内、個別の軽いやり取り、来店や当日の行動を促す連絡。これは強いです。

メルマガは、関係を育てるのに向いています。少し長めの考え方、背景、価値観、商品への理解、セミナーやサービスの案内。ここはメールの方が届けやすいです。

WordPressは、検索から見つけてもらう資産になります。公式LINEやメルマガに登録する前の人に、あなたの考え方を見つけてもらう入口です。

つまり、公式LINE、メルマガ、WordPressは競合ではありません。役割が違います。

ひとつに寄せず、接点を複線化する。これが、今の小さな事業者にとって現実的な守り方です。

LINEとメルマガの役割分担を、動画で確認したい方へ

公式LINEをやめる話ではなく、接点を一つに寄せすぎないための話です。メルマガ併用の全体像は、公式メルマガ登録特典の無料セミナー動画で確認できます。

無料セミナー動画を受け取る

2026年10月までに整えること

2026年10月の料金改定までにやるべきことは、難しくありません。

2026年10月までにメルマガ登録口、メールアドレス取得、重要案内のメール移行を整える流れの図解

1. メルマガ登録口を作る

まず、メルマガ登録の入口を作ります。

いきなり大きなステップメールを作らなくても大丈夫です。登録フォーム、最初の1通、受け取れる内容の説明。まずはここからで十分です。

何から整えるか迷う方は、先にメルマガを始める前の必須チェックを確認してください。無料プレゼント、登録フォーム、最初の1通の順番で整理しています。

2. メールアドレスも同時に集める

公式LINE登録だけで終わらせず、メールアドレスも同時に集めます。

たとえば、無料プレゼントの受け取りをメールで行い、公式LINEは補助的な連絡に使う。セミナー申込ではメールアドレスを必須にして、LINEは前日リマインドや個別連絡に使う。

こうしておくと、公式LINEの仕様が変わっても、お客様との接点が全部消えることはありません。

3. 重要案内をメールへ移す

重要な案内ほど、メールでも届けるようにします。

新サービスの案内、セミナー告知、購入者向けの大事なお知らせ、期限のある案内。こういうものを公式LINEだけに置くと、見逃しやブロック、仕様変更の影響を受けやすくなります。

最初から全部を移す必要はありません。まずは大事な案内だけ、メールでも届く状態にする。これだけでも安心感はかなり変わります。

公式LINEの友だち数を、資産と勘違いしない

公式LINEの友だち数が増えると、資産が増えたように感じます。

でも、僕はそこに少し注意が必要だと思っています。

住所、電話番号、メールアドレス、公式LINE、SNS。全部が同じリストではありません。第三者の影響を受けにくいものほど、自分の事業の土台になります。

もちろん、SNSのフォロワーも公式LINEの友だちも無駄ではありません。接点としては大事です。でも、最終的な主導権をどこに置くかは別です。

公式LINEで近い連絡をする。メルマガで関係を育てる。WordPressで検索から見つけてもらう。この3つを分けて持つと、ひとつの変更で全部が崩れにくくなります。

リストマーケティング全体から考える

公式LINEだけで不安になるのは、健全な感覚です。

その不安は、公式LINEをやめる合図ではありません。接点を一つに寄せすぎているサインです。

リストマーケティングは、見込み客リストに売り込む技術ではありません。一度出会った人と関係を育て、必要なタイミングで思い出してもらい、選ばれるための仕組みです。

全体像から整理したい方は、リストマーケティングとは何かを先に読んでください。関連記事を順番に確認したい方には、リストマーケティングの学習入口も用意しています。

公式LINEだけに不安を感じているなら、次にやることは明確です。

公式LINEを捨てることではありません。メルマガ登録の入口を作り、メールアドレスも集め、重要案内をメールでも届ける状態にすることです。

2時間42分の無料セミナーでは、検索やSNSで出会った人をメルマガ登録につなげ、信頼関係を育て、必要なタイミングで選ばれる流れを順番に解説しています。

公式LINEだけで不安な方は、まず全体像から確認してください。

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