AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。

この記事のざっくりまとめ:
SNSで大流行中のClaude Codeですが、発信者の8割はAIにリサーチさせた情報を並べているだけでした。僕自身はClaude Codeを使わず、非エンジニア向けのAIエージェントCoworkで業務をほぼ100%回しています。そしてAIに月3万円を投資する意味と、その差がどれほどの仕事量の違いを生むかについても話します。

普通ですが僕はAIをかなり使い倒している身でありながら、今SNSで話題のClaude Codeを使っていません。

Claude CodeというのはAnthropic社が出しているAI開発ツールで、今SNSで最も話題になっているものの一つです。

僕は毎日AIエージェント、つまりAIに仕事を指示して自動的にタスクをこなしてもらう仕組みをガッツリ使い倒しているのに、その今一番話題のツールを使っていないわけです。

でも、これには理由があります。

そしてこの話は、今まさにSNSで「Claude Codeが使えないとやばい」という空気に飲まれかけている方にこそ聞いてほしい話です。

SNSが煽る空気の正体

今、XでもnoteでもThreadsでも、毎日のように誰かがClaude Codeについて語っています。もはやこの言葉が出てこない日はないんじゃないかというくらいですね。

これだけ見せられたら「自分も使わないと遅れるんじゃないか」と焦る気持ちは、正直わかります。

僕もAIのトレンドは常に追っていて、タイムラインにはClaude Code関連の投稿が毎日流れてきます。

ただ、僕はその投稿を見て焦るどころか、逆のことを感じていました。

発信者の中身を全部チェックしてみた

気になったので、目についたClaude Code系の記事をほぼ全部チェックしました。今はAIに「この記事を読んで要点をまとめて」と投げれば全部読んでくれるので、大量の記事でも効率的に目を通せます。

で、その結果わかったことがあります。

Claude Code系の発信者がやっていることは、僕が既にやっていること。もしくは僕の方がもっと深くやっていることばかりでした。ちょっとマウント気味な言い方になって申し訳ないんですけど、残念ながらほぼすべてがそうだったんです。

もっとはっきり言うと、発信者の8割はAIにリサーチさせた情報をそのまま羅列しているだけです。表面的なClaude Code情報を並べた一般論レベルの記事が大量生産されている。中身がないので「この人、実際には使えてないんだろうな」と感じるものが大半でした。

残りの2割は本物。ただし共通点がある

2割の人たちは本当にがっつり使いこなしています。

ただ、共通して言えるのが、もともとシステムエンジニアの仕事をしていた方が多いということ。

こういう方にとってClaude Codeは確かに最高のツールだと思います。

でも、世の中にそういうエンジニア気質の人がどれくらいいるかという話なんですよ。Claude Codeはエンジニアには使いやすいけれど、普通のビジネスパーソンには敷居が異常に高い。これが僕の正直な印象です。

非エンジニアにClaude Codeをすすめられない理由

僕自身もClaude Codeを使ったことはあります。でも正直しんどかった。そして「これを人にすすめるのは無理だな」と感じました。

ここでちょっとたとえ話をさせてください。

僕はメルマガ配信にMyASPという高機能なメール配信ツールを使っています。できることがものすごく多い。

でも初心者の方には、ホームページを簡単に作れるペライチというサービスのメール機能をおすすめしているんです。

なぜか。ペライチの方が初心者に使いやすいからです。

MyASPは高性能だけど、いきなり渡されて初心者が使いこなせるかというと別問題ですよね。性能がどれだけ高くても、使いにくかったらその時点で1本も動けなくなってしまう。

下手をすれば、使いにくさゆえに顧客リストを吹っ飛ばしてしまったり、ステップメールのテスト送信のつもりが本番の読者20人に一括送信してしまったりする。ステップメールというのは、登録した人に自動で順番にメールを届ける仕組みのことで、テストのつもりが本番に飛んだらかなり焦ります。ペライチはそういう初心者がやりがちなミスにプロテクトがかかっているので、事故が起きにくい設計になっています。

Claude CodeとCoworkの関係も、まさにこれと同じだと僕は思っています。

僕がCoworkを選んだ理由

僕が実際に使っているのはCoworkです。

CoworkはClaude Codeと同じAnthropic社が出しているAIエージェントです。中で動いているAIはどちらもClaudeで同じ。違いは、プログラミングの知識がなくても普通のアプリ感覚で操作できるように設計されているところです。

ここで一つ、意外と知られていない事実があります。AIの進化の時系列で見ると、CoworkはClaude Codeより後に出ているんです。つまりCoworkの方が新しい。Claude Codeが使いづらかった部分を使いやすくしたのがCoworkだと思ってもらえれば、わかりやすいと思います。

実際の使い心地の違い

Claude Codeは黒い画面に英語のコマンドを打ち込んで操作するタイプのツールです。エンジニアの方なら馴染みのある操作方法ですが、普通の人にとっては「何を打てばいいの?」となりがちです。

一方Coworkは、Claudeのデスクトップアプリの中で動作して、パソコン操作そのものをAIが代行してくれます。

しかもCoworkには安全設計があって、「あなたはこのフォルダを使ってね」とフォルダを指定して、その中だけで動作させられる。よくわからない場所のファイルをいきなり削除されるようなリスクが極めて少ない設計です。

パソコン全体を触ろうと思えば触れるけど、必要な範囲だけで安全に動かせる。これは初心者にとって本当にありがたい仕組みだと思います。

僕はAIエージェント業務のほぼ100%をCoworkで回しています。独立して13年、営業職から数えると22年間ビジネスをやってきて、いろんなツールを使ってきましたが、今の僕の仕事に一番フィットしているのがCoworkです。

AIへの課金は「コスト」じゃなく「人件費」

ここからもう一つ、大事な話をします。

AIエージェント時代にはAIに対する料金の考え方を根本から変える必要があるという話です。

僕はChatGPT Pro、Geminiのウルトラ、ClaudeのMaxプランと、それぞれ月3万円クラスのプランに課金してきました。

それでも今まではみんなに「そこまでやらなくていいよ」と言ってきたんです。僕はAIを仕事の仕組みに深く組み込んでいるから3万円が必要だけど、みなさんはもう少しライトなプランで十分ですよと。

でも、AIエージェント時代に入った今、この考え方が変わりました。AIエージェントに関しては、月3万円の課金をした方がいいと僕は思っています。

なぜか。具体的な話をします。

僕のクライアントにリサーチ業務でアルバイトの子を3人雇っていた方がいます。一人あたり月々8万円ずつ支払っていた。3人で月24万円。人件費ってそういうものですよね。

AIの月3万円は、アルバイト1人分の半分以下です。

これはAIツールへの課金じゃないんです。人件費の最適化なんですよ。

料金プランの違いで、できる仕事量がまるで変わる

ここで少し、Claudeの料金体系について説明させてください。この仕組みを知っておくと、なぜ僕が3万円を推すのかがわかります。

Claudeには主に2つのプランがあります。月3,000円ほどのProプランと、月3万円ほどのMaxプランです。どちらも同じClaudeが使えるんですが、決定的な違いがあります。AIに仕事を任せられる量、つまり使用量の上限が全然違うんです。

Maxプランの使用量上限はProプランの約20倍。つまり、Proプランの人が1日で「今日はもうここまでです」と上限に引っかかっている間に、Maxプランの僕は同じ時間で20倍の仕事をAIに任せられる計算になります。

これを1ヶ月に換算するとどうなるか。

Proプランの人が1ヶ月かけてやる仕事量を、Maxプランなら1.5日ほどで終えられる。逆に言うと、Proプランの人が1ヶ月かかる仕事を、僕は20分の1の期間でこなせるので、1ヶ月間Maxプランをフルに使えば20ヶ月分、つまり約1年8ヶ月分に相当する仕事量を処理できるということです。

もちろんいきなり月3万円を課金する必要はありません。でもこういう差が生まれる時代になっているという感覚は持っておいた方がいい。AIエージェントに任せる業務を増やしていくと、必ずどこかで上限が来ます。

そのときこの投資は確実にリターンとして返ってくるお金だと捉えてほしいんです。

無料で使える時代は終わりつつある

もう一つ、背景として知っておいてほしい流れがあります。

AI企業はこれまでユーザー数を増やすために無料プランを充実させてきました。でもAI自体が高性能化して膨大な計算資源を消費するようになった結果、無料で使い放題という戦略が維持できなくなっています。

無料ユーザーへの制限はどんどん厳しくなり、課金ユーザーが優先される。これは避けられない流れです。

僕たちは趣味でAIを使っているわけじゃないですよね。ビジネスで使っている。だったら料金に対する考え方も、ビジネス投資として一歩前に進める必要があると思います。

まずは自分の業務を棚卸ししてみてほしい

最後に一つだけお願いがあります。

自分の仕事の中で、毎日繰り返しているタスクをリストアップしてみてください。メール返信、情報のリサーチ、資料作成、SNS投稿の下書き。こうした作業の中に、AIエージェントに任せられそうなものが一つでもあれば、それが投資判断のスタートラインになります。

そしてClaude Codeが本当に自分に必要かどうか、冷静に考えてみてください。自分がやりたいのはプログラミングが絡む開発作業なのか、それとも日々の業務フローを自動化したいのか。その区別がつくだけで、ツール選びはだいぶ変わってきます。

プログラミングが絡むならClaude Codeは強い味方になると思います。でもそうじゃないなら、Coworkのように非エンジニアでも使えるツールの方が結果的に早く成果が出る。SNSの流行に引っ張られて「Claude Codeを使わなきゃ」と焦る必要はありません。大事なのはツール名じゃなくて、自分の事業に何が合っているかという視点です。

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