こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。
AIを使えば、もっと行動できるようになる。
これは半分正解で、半分だけ注意が必要だと思っています。
AIは、すぐ動く人にとってはものすごく頼もしい相棒です。アイデアを出してくれるし、文章も整えてくれるし、次に何を試すかも一緒に考えてくれます。
でも、完璧主義で考え込みやすい人にとっては、AIが逆に行動を遅くしてしまうこともあります。
AI活用で行動力を上げるコツは、正解を探すことではなく、小さく試して反応を見て直す回数を増やすことです。
今回は、AIを使っているのに動けない人がどこで止まりやすいのか。そして、ChatGPTやGeminiをどう使えば、完璧主義に飲まれず小さく試せるようになるのかをお話しします。
この記事の要点
- 成果を出している人は、相談する前にすでに小さく試していることが多い
- AIは行動する人を加速する一方で、完璧主義の人をさらに考え込ませることもある
- AI活用で大事なのは、深い正解探しより、浅く聞いて軽く試すサイクルを作ること
成果を出す人の相談は、実行前ではなく実行後になりやすい

スポットコンサルなどで相談を受けていると、最初の質問でなんとなく分かることがあります。
この方は、すでに動いている人だな。
この方は、まだ頭の中で止まっているかもしれないな。
もちろん、質問だけで決めつけるわけではありません。ただ、成果を出している方の相談は、だいたい事後報告に近い形になりやすいです。
こういうことをやってみました。
実際に出してみたら、こういう反応でした。
ここからどう直したらいいでしょうか。
この形になると、相談がものすごく具体的になります。
反応があるからです。お客様がどこで止まったのか、どの導線で取りこぼしているのか、何が伝わっていないのかを見られます。
一方で、動けていないときの相談は、まだ実行前で止まっていることが多いです。
今度これをやろうと思っているんですけど、どう思いますか。
こういう企画を考えています。
こういう投稿をしようと思っています。
事前相談が悪いわけではありません。大きなお金が動くときや、お客様に迷惑をかける可能性があるときは、先に確認した方がいいです。
ただ、小さく試せることまで、ずっと実行前の相談で止まっているなら、少しもったいないんですよね。
差がつくのは作業スピードより、決断して試すまでの早さ
うまくいっている人を見ると、作業スピードがすごく早いように見えるかもしれません。
でも、僕はそこだけではないと思っています。
タイピング速度がいきなり2倍になることは、なかなかありません。1倍速と2倍速の動画を比べると分かりますが、2倍はもう別次元です。人間の作業速度は、そこまで急には変わりません。
しかも今は、音声入力もかなり使えます。普通に話すくらいのスピードでも認識してくれるので、タイピングが遅い人でも補える時代です。
では何が違うのか。
僕は、作業スピードよりも決断スピードだと思っています。
成果を出している方でも、最初から完成度が高いとは限りません。むしろ、マーケター目線で見ると、かなり荒削りなまま成果を出している方もいます。
ここはもっとよくできる。この導線は取りこぼしが多い。説明を足せば、もっと伝わる。
そう感じることもあります。
でも、先に出しているから直せるんです。
頭の中で完璧な企画を作り続けるより、荒削りでも現実に出して、お客様の反応を見ながら埋めていく方が前に進みます。
完璧に考えるほど、失敗したときに引き返しづらくなる
準備をすること自体は大事です。
でも、考えすぎると別の問題が起きます。
- ここまで準備したんだから失敗できない
- ここまで時間をかけたんだから成果が出るまで続けないといけない
- ここまで作り込んだんだから途中でやめるのはもったいない
こうなると、引き返しづらくなります。
昔、僕はパチンコ屋さんでアルバイトをしていたことがあります。そこで見ていると、うまく立ち回っている人は、少し試して、ダメそうなら次へ移っていました。
一方で、負けが込んでいる人ほど、一つの台にずっと座り続けることがありました。
これだけ時間を使ったから。これだけお金を使ったから。もう少しで出るかもしれないから。
もちろん、ギャンブルとビジネスを同じにしてはいけません。
ただ、小さく試して、様子を見て、続けるか直すかやめるかを判断するという感覚は、ビジネスでも大事だと思っています。
AIは、行動する人と考え込む人の差を広げる

AIが出てきたから、今までうまくいかなかった人が自動的にうまくいく。
僕は、これはあまりないと思っています。
AIは、その人の行動をブーストする存在です。
すぐ動く人は、AIに聞いて、なるほど、じゃあやってみますと動きます。
でも、完璧主義の人は、AIにひたすら壁打ちし続けます。
AIは優秀なので、聞けば聞くほどいろいろ返してくれます。別案も出してくれます。リスクも洗い出してくれます。切り口も広げてくれます。
それ自体は便利です。
ただ、実行前にそれをやりすぎると、企画がどんどん複雑になります。
新しいチャレンジに、最初から正解なんてありません。もし最初から答えがあるなら、それは新しいチャレンジではないはずです。
AI壁打ちをするなら、正解を探し続けるより、最初の一歩を軽くするために使った方がいいです。
関連して、以前こんな記事も書いています。
ChatGPTやGeminiの会話モードは、深く使うより浅く起動する
最近、僕がよく使っているのが、ChatGPTやGeminiの会話モードです。
使い方は、そんなに難しく考えなくて大丈夫です。
車の中で起動する。散歩中に起動する。移動中に、なんとなくビジネスの話をする。
それくらいでいいと思っています。
僕自身も、車の中にスマホを置いて、15分くらいAIとしゃべりながら帰ることがあります。何かすごいテーマを決めているわけではありません。
時間がもったいないから、とりあえず起動しておく。
それくらいの軽さです。
でも、その雑談の中から小さなアイデアが出てくることがあります。
あ、それ面白そうだな。ちょっとやってみようかな。これ、投稿にできるかもしれないな。
こういう思いつきは、変にこねくり回した企画より、お客様から見ても分かりやすいことがあります。
会話した内容は、あとからパソコンで開いて、この会話で出た内容をまとめてと頼めば、記録として残せます。
深く使おうとしなくていいです。
浅く聞いて、軽くアイデアを拾って、すぐ試す。
AIは、このくらいの使い方でも十分役に立ちます。
思いつきで動いたものが、意外と反応を取ることもある
先日、僕はモバイルオフィスの動画をアップしました。
あれも、かなり思いつきで撮っています。
でも、ありがたいことに反響をいただきました。チャンネル登録者数がたった4名のYouTubeチャンネルで、再生数が2000回を超えていたんです。
毎回そうなるわけではありません。思いつきで動けば全部当たる、という話でもありません。
ただ、やってみないと分からないんです。
これはいけると思って出しても、うまくいかないことがあります。なんとなく思いついて出したものが、意外と反応を取ることもあります。
結局は、そこからどう修正するかです。
AIがこうやったらうまくいくと思いますと言っても、現実では違うことがあります。だから、AIの答えを絶対視するのではなく、現実に出して反応を見る。
その結果をまたAIに見せて、次にどう直すかを考える。
この使い方が、かなり現実的だと思っています。
まずは15分で試せる一歩に分解する
Web関係の仕事は、比較的小さく試しやすいです。
工場の設備投資のように、一つ試すだけで何千万円もかかる世界ではありません。
投稿を一本出す。告知文を一つ作る。商品アイデアをメルマガで軽く聞いてみる。セミナー案を誰か一人に話して反応を見る。導線を一つだけ追加する。
このくらいなら、小さく試せます。
もし今、やろうと思っていますと言いながら止まっていることがあるなら、AIにこう聞いてみてください。
このアイデアを、15分以内で小さく試すなら、最初の一歩は何がいいですか。
大きな計画にしなくて大丈夫です。
小さく出せば、失敗しても傷は浅いです。小さく出せば、直すのも楽です。小さく出せば、自分にとってしんどいかどうかも分かります。
AI活用で行動力を上げるなら、まずはそこからで十分です。
まとめ: AIに正解を探させるより、試す回数を増やそう
AIは、正解を探し続けるための道具ではありません。
AIは、小さく試す回数を増やすための道具です。
成功する人は、思いついてから試すまでが早いです。
でも、それは根性で大量行動するという意味ではありません。
小さく試して、反応を見て、AIも使いながら軽く直して、また出す。
このサイクルを早くすることです。
今、やろうと思って止まっていることがあるなら、まずは15分で試せる一歩にしてください。
考え込むより、まず小さく現実に出す。
AI時代の行動力は、そこから育っていくと思います。
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