こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。
大府商工会議所さんのセミナーへ向かう電車の中で、クライアントさんへ送るLPのたたき台を作りました。パソコンは一度も開いていません。
僕がスマホからAIに仕事を頼み、自宅のパソコンが制作を進める。途中で追加の指示を出し、できたページは僕が確認して送る。依頼への返信からリンクを送るまで、28分でした。
外から仕事を任せるには、作業するパソコンと資料を用意して、そのうえで修正後の確認を残す。僕はその体制で、自分が使える時間を増やしています。便利に使っている実例と、一度失敗したからこそ残している判断を、2026年9月時点の使い方からお話しします。

電車の中で、資料からLPを作ってもらった
9月14日、僕は大垣から大府へ電車で移動していました。車がメンテナンス中だったこともありますが、大府駅まで乗り換えずに行けるので、電車の方が楽だなと思いまして。
クライアントさんから資料が届いたのは10時34分。僕は駅を歩いていて、すぐには気づいていません。電車が出て少ししてから依頼に気づき、返信したのが10時49分でした。
僕の方でたたき台を作って送りますね、と返事をして、スマートフォンからAIへ依頼しました。
資料を読んでもらい、その資料をもとにLPの構成を作り、ページをゼロから制作してもらう。LPというのは、商品やサービスの案内をして、申し込みにつなげるためのページです。
その間、僕は動き方を見ながら、ここはこう修正したいな、と追加の指示を出しています。最後にできたものを確認して、クライアントさんへリンクを送ったのが11時17分。
返信した10時49分から、送付した11時17分まで28分。スマホだけで進めました。
メインのパソコンは手元にありました。でも普通の電車でパソコンを広げてカタカタするほど、僕は心臓に毛が生えていません(笑)。このとき制作を進めていたのは、自宅に置きっぱなしにしてある、もう1台のパソコンです。
外から任せたのは、この日だけではありません。
先日のゼロリス東京懇親会では、バーベキューをしてほしいという話から、その場で日付を決めました。僕はバーベキューが大好きなので、喜んで引き受けます。
スマホから予定の確保、段取り、Facebookイベントとサムネイルの作成、メンバーさんへの告知まで頼んで、僕は皆さんと飲み食いしながら話していました。正確な時間は覚えていませんが、たぶん10分程度で告知が届いて、皆さん驚いていましたね。
このとき働いていたのは、電源と有線のネットにつないでホテルに置いていたパソコンです。
自宅のPCを動かし、同じ資料を使えるようにしておく
僕が使っているのは、パソコンの中に入れて使うタイプのAIです。今はCodexというAIエージェントで、GPT-6 Astraを動かしています。
ウェブ上で使うAIは、やり方を教えてくれたり、文章を考えてくれたりするところまでです。パソコンの中に入れるAIは、パソコンやブラウザの操作までできるので、制作から公開まで任せられます。ここが大きな違いです。
その代わり、作業するパソコンが起動していて、ネットにつながっていることが前提になります。長く置いておくなら電源も必要です。
今の僕は、普段持ち歩くメインと、自宅に置くサブの2台体制です。サブは基本的に起動したままで、画面を暗くし、時々再起動などもしています。
スマホのアプリは、同じChatGPTアカウントでログインしていれば、どちらのパソコンにも指示を出せます。メインがネットにつながっていればメインへ。電車でメインを開かないときは、家のサブへ。
ただ、同じAIが入っているだけでは、同じ仕事はできません。
メインにしか資料がなかったら、サブはその資料を読めない。そこで僕はGoogleドライブのミラーリングを使って、AIが仕事に使う資料を両方のパソコンへ同期しています。
普段のファイル保管とは別にGoogleアカウントを用意し、AIへ共有したいフォルダをそろえています。僕の資料量なら、そのためのGoogleアカウントは無料枠で足りています。
資料と一緒に、こういう依頼ならこう動いてほしい、ここまでの品質にしてほしい、という指示もあらかじめ作ってあります。両方のパソコンが同じ資料と同じ基準を見ているので、家のサブにも同じ品質で仕事を頼めます。
メインからサブへ指示を渡すために、SSHという遠隔接続も使っています。ファイルの同期と、作業指示を渡す仕組みは、それぞれ別の役割です。
ここまでそろえるのは、外出や遠征が多い僕に合わせた体制です。AIエージェントは1台からでも使えます。サブで使っているM1のパソコンも、僕の仕事内容では性能に困っていません。まずは手元の1台で、任せられる仕事から始めてみてください。
使用量を減らす提案も、僕が確認する
AIへ任せる仕事が増えると、利用できる量の上限に近づきます。僕の場合は週間の枠があります。
スタッフに仕事を頼むときも、その人が週に働ける時間には約束がありますよね。もっと働いて、と言うだけでは、こちらのマネジメントができていない。AIにも同じように、使える枠の中で仕事を頼む必要があると思っています。
僕は利用量を増やすことも考えていますが、それと併せて、無駄な作業も見直しています。AIに過去1週間を振り返ってもらい、余計にトークンを消費した作業を挙げてもらうんです。どこに何パーセント使ったか、無駄なレビューが多かった、というところまで出てきます。
ただし、削減案はそのまま採用しません。
仕事のクオリティを下げずに減らせるか。僕が見るのはそこです。
何を任せるかを考える前に、自分の仕事を整理したいときは、仕事の棚卸しでAIに任せることを決める話も参考にしてください。任せる仕事を決める入口の話です。
修正後のレビューを削る案は、却下した
僕はAIに、できたものをレビューし、修正したものも再度レビューするように指示しています。
先日、AIから使用量を減らす案として、レビューは1回でよいと提案されました。1回見て直したのだから、もう見なくてもよい、という考え方です。
それは困ります。
直した結果が基準を満たしているか、見ていないと分からないからです。実際、2回目のレビューで駄目だったこともありました。だから、その案は却下しました。
言われるがままに、では直しておいて、と任せていると品質が落ちます。
以前、もっとよくして、とAI任せにしたら、AIがいろいろな動作を追加してしまいました。その結果、1時間半で終わる仕事が8時間かかるようになったんです。
だから僕は、必ずチェックを入れます。
自動で動いているからといって、効率がいいとは限りません。お客さんへのアプローチの精度も、動いている仕組みそのものも、任せきりにすれば荒くなります。僕がチェックを入れるのは丁寧にやりたいからではなく、その方が結果的に効率がいいからです。

空いた時間で、自分の仕事をもっとよくする
僕は月額で36,000円を払っています。AIがその金額でしてくれた仕事だけを見ても、僕の中では十分安い。
さらに、任せたことで自分の手が空きます。その時間で、僕は別の仕事をしたり、自分の専門性に時間を使ったりできる。プライベートに使える時間もあります。
AIがしてくれた仕事と、空いた時間で自分ができた仕事。この両方を含めて、僕は費用の価値を考えています。
AIへ実際にどれくらいの仕事を任せているかは、週間使用枠の9割で進んだ仕事の実例にもまとめています。費用を、任せた仕事量と自分の時間から考えるときの材料にしてください。
使える枠を気にして、任せられる仕事までずっと抑えるのは、僕はもったいないと思っています。できるところから仕事を任せ、空いた時間で工夫を重ねて、自分の仕事の質を上げる。
外出中に仕事が進む体制を作った先で、僕が増やしたいのは、お客さんにもっと選ばれるために使える時間です。
コンテンツ制作について
この記事は、長嶺圭一郎自身の対話・取材・実体験・調査をもとに制作しています。AIは構成や表現の補助に活用し、最終判断と責任は長嶺圭一郎が担います。
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