AI×メールで売り込みゼロの『自然体ビジネス』設計士、長嶺圭一郎です。

いやぁ、昨日の夜はちょっとショックなことがありまして…。思わずFacebookに投稿したら、たくさんの反響をいただいてしまいました。

今日は、僕と同じように「知らないうちに損してるかも?」という小規模事業オーナーさんに向けて、注意喚起のブログです。特に、便利な海外製のサブスクリプションサービスを使っている方は、ぜひ読んでみてくださいね。

まず結論:この記事を読めば分かること

  • あなたのCanva料金が「ドル建て」のまま自動更新され、年間9,000円以上も損している可能性があること。
  • たった1分でできる、現在の契約状況の確認手順と、損しないための具体的な対処法。
  • 海外サブスクでよくある「自動更新の罠」と、定期的な“契約の棚卸し”の重要性。

まさか自分が…Canva料金で年間9000円以上も損していた話

きっかけはセミナー資料の準備中に見つけた「違和感」

ことの始まりは、昨日の夜。来週、商工会議所さんでCanvaのセミナーをさせていただくので、その資料を作っていたんです。仕様変更がないか、最新の画面キャプチャに差し替えようかな、なんて思いながらCanvaの公式サイトを見ていたんですね。

《あわせて読みたい》 ちなみに、過去に開催した商工会議所さんでのセミナーの様子はこちらでレポートしています。気になる方は、こちらもどうぞ!

▶︎ 【開催報告】愛西市商工会様主催『Canva活用セミナー』登壇しました。

そこで、「Canva Pro 年間プラン」の料金が目に入りました。

そういえば、Canvaさんって値下げしてくれたんだよなぁ、ありがたいよなぁ、なんて思いながら、ふと自分の決済画面が気になったんです。「僕の引き落としも、ちゃんと安くなってるよな?」って。軽い気持ちで確認しに行ったんですよ。

※Canvaの料金は時期やプランによって変動します。最新の価格は必ずCanvaの公式料金ページで確認してくださいね。

「119ドル」の表示に愕然!円安と手数料のダブルパンチ

決済画面に表示されていたのは、目を疑う文字でした。

「119.40ドル」

…え、ドル?日本円じゃないの? おかしいぞ、と思って2025年8月21日時点の為替レートで試算してみたら、なんと「約17,653円」

ええええ!?ちょっと待ってくれよ、と。 現在の日本円での年間プランどころか、値下げ前の12,000円よりもはるかに高い金額を払ってるじゃないか!って。

実は僕、もう5年以上前からCanvaの有料プランを使っているので、どうやら昔の「ドル建て契約」のまま、ずーっと自動更新され続けていたみたいなんです。 差額は、9,000円以上。思わず夜中に一人で「おおー…」って声が出ちゃいました。

Facebookに投稿したら「被害者の会」状態に…

「こんなバカげたことになってるの、僕だけかな?」と思ってFacebookとX(旧Twitter)に投稿してみたら、特にFacebookが大変なことに…。

「私も119ドル払ってました!」 「ドル建てじゃないけど、この間12,000円で決済されてました…」

なんてコメントが殺toして、あっという間に「被害者の集まり」みたいになってしまったんです。どうやら、僕だけじゃなかったみたいで…。

これ、笑い話で済ませてますけど、結構深刻な問題だと思いませんか? あなたも、一度ご自身のCanvaの契約状況、確認してみてはいかがでしょう?

なぜ損が出る?海外サブスクの料金と自動更新の“罠”

「一度解約→再契約」は海外ツールの“あるある”

ここで別に、「Canvaが不親切だ!」って声を大にして言いたいわけじゃないんです。この値上げだらけのご時世に、値下げしてくれたこと自体が、本当にありがたいことですからね。

ただ、こういう「料金プランが変わっても、一度解約して再契約しないと新料金が適用されない」っていうのは、海外のサブスクサービスでは「あるある」なんです。

日本のサービスだと、料金が変わったら自動的にお知らせが来て、次の引き落としから新料金に切り替わるのが当たり前、って感覚がありますよね?でも、海外のツールだと、そうじゃないケースが結構あるんですよ。どうでしょう、こう思ったこと、ありませんか?

値下げだけでなく、値上げの時も要注意!

値下げならまだ「損したー!」で済みますが(いや、済みませんが…)、怖いのは値上げの時ですよね。

以前、動画サービスのVimeoが値上げした時も、知らない間に新しい高い方の料金で決済されていた、なんてことがありました。ストリームヤードっていう配信ツールが、年間2万円台だったのがいきなり6万円になってた、なんて話も聞きます。最近では公式LINEの値上げラッシュも記憶に新しいですよね。

自分では昔の安いプランのつもりでいても、勝手に新しいプランの料金が適用されちゃうこともあるんです。だからこそ、定期的なチェックって、本当に大事なんですよね。

損しないために今すぐできる!Canvaの料金プラン確認と対処法

じゃあ、具体的にどうやって確認すればいいの?という話ですよね。とっても簡単なので、今この場でやってみてください。

【PC版】Canvaの契約状況を確認する3ステップ(所要1分)

  1. PCのブラウザでCanvaにログインし、画面の左下にある、あなたの名前やアイコンが表示されている部分をクリックします。
  2. 出てきたメニューの中から「設定」をクリックします。
  3. 左側のメニューから「契約期間」をクリックします。

さあ、いかがでしょう? 「次回の請求」の欄に日本円(JPY)で想定内の金額が表示されていれば、あなたは大丈夫です!

でも、もしここに「$119.00(USD)」のようにドルで表示されていたり、想定より高い日本円が表示されていたら…。残念ながら、あなたは昔の価格のままかもしれません。

よくある質問(FAQ)で不安を解消!

「もし、古いプランのままだったらどうしよう…」と不安に思った方のために、よくある質問をまとめました。

Q1. 古いプランを新しい料金に変えるにはどうすればいい?

A. 「一度、現在のプランの自動更新をキャンセルし、契約期間が切れて無料プランに戻ってから、もう一度希望のプランを契約し直す」のが基本です。 Canvaの公式ヘルプにも、自動更新の管理方法についての記載があります。「新しいプランに切り替える」みたいなボタンは用意されていないことが多いんですね。少し面倒ですが、これをやらないと、来年も高い料金を払い続けることになってしまいます。

Q2. 一度解約したら、今まで作ったデザインやデータは消えちゃうの?

A. 「いいえ、消えません。」
無料プランに戻ってもあなたのデザインが削除されることはありません。一時的に有料の素材や機能が使えなくなりますが、再度有料プランを契約すれば、すぐに元通り使えるようになります。安心してくださいね。(ただし、長期間放置した場合はどうなるか分からないので、早めの切り替えをお勧めします)

Q3. 請求をドル建てから円建てに変えたいんだけど…

A. Canvaでは、利用している国や地域に基づいて請求通貨が決まります。もし、日本から利用しているのにドル建てになっている場合は、契約した時期が古かったり、何らかの理由で設定が異なっていたりする可能性があります。一番確実なのは、上記の「解約→再契約」を行うことです。詳しくはCanvaの支払いに関するヘルプも参考にしてください。

Canvaだけじゃない!年1回の“契約棚卸し”を習慣に

今回の僕の失敗談が、あなたの無駄な出費を防ぐきっかけになれば、9,000円損した甲斐があったかな…なんて思います(笑)。

VimeoやStreamYardの例でも分かるように、これはCanvaだけの話ではありません。もしあなたが使っている他のサービスで解約方法が分からなくなったら、今はAIに聞くのが一番早いかもしれませんね。

ぜひこの機会に、あなたが契約している他のサブスクサービスも、年に一度「契約の棚卸し」をしてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

長嶺 圭一郎(ながみね けいいちろう)
AI×メールで売り込みゼロの『自然体ビジネス』設計士。元々は人見知りの落ちこぼれ営業マンだったが、お客様と深く向き合う「リストマーケティング」と出会いトップセールスに。その経験を活かし、現在はAIを活用して、専門家が自身の事業に没頭できる「自然体で儲かる仕組み」作りを支援している。詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。

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