AI×メールで売り込みゼロの『自然体ビジネス』設計士。長嶺圭一郎です。

突然ですが、あなたは「セールス」や「売り込み」という言葉を聞いて、どんな気持ちになりますか?「お客様に嫌われたくない…」「なんだか気が重い…」と、心がザワザワすることはありませんか?

ご存知の通り、僕自身が「売り込み」をするのもされるのも大嫌いな人間なので、どうやったら売り手も買い手も気持ちよく取引できるかを、この20年以上ずっと考えてきました。

今日はそんな「売り込みが嫌い」なあなたのための記事です。お客様も、そして何よりあなた自身も気持ちよくいられる「自然体な売り方」のヒントを5つ、ご紹介しようと思います。

この記事の要約

  • 「売り込み」が嫌われる最大の理由は、顧客の「タイミング」を無視しているからです。
  • なぜ1つの手法に固執してはいけないのかを「野球の球種」を例に解説します。
  • お客様も自分も気持ちよく売買できる「売り込みゼロ」の5つの手法(許可・社会貢献・支援・逆オファー・コミュニティ先行)を紹介します。

そもそも、なぜ「売り込み」と感じさせてしまうのか?

「売り込み」って、一体なぜ発生してしまうんでしょうか。

それは多くの場合、たった一つの理由に集約されます。それは、「お客様のタイミングが悪い」時に売ろうとしているから、なんですよね。

実際、多くの消費者調査でも、一方的に送られてくるセールスメールや突然の営業電話に対して「迷惑だ」「時間の無駄だ」と感じる人の割合は非常に高い、というデータがあります。

これはまさに、「タイミングの合わない情報は、信頼ではなくストレスを生む」という証拠だと僕は思っています。

なぜ「売り込みゼロ」の手法を複数知る必要があるの?

タイミングを合わせる手法は、僕が以前セミナーでお話しした「セールスの許可を取る」方法(リストマーケティング)だけではありません。

というか、1つの手法だけをずっと繰り返し使っていては、お客様に飽きられてしまうんですよね。

例えば、野球で例えるとわかりやすいかもしれません。

どれだけ凄まじいカーブを投げられる投手も、そのカーブばかり使っていては、相手選手はすぐに慣れてしまいますよね。

しかし、ストレートやスライダーなど、複数の球種を組み合わせると、そこに緩急が生まれて対策がしづらくなるどころか、よりカーブの球威が増すことすらあります。

セールスもこれと全く同じです。

1つの手法に固執するとお客様が慣れてしまい、結局、強引なセールスをしないと売れない状態になってしまう。それでは意味がないわけです。

だからこそ、「売り込まないセールス手法」の球種を複数覚えておくのは、とても大切なんですね。

売り込み感をなくす「自然体な売り方」5つの球種(ステップ)

では、どうすればその「タイミング」を合わせられるのか。僕が実際に投げ分けている「売り込みゼロの球種」を5つ、ご紹介しますね。

1.【許可】「欲しい人」にだけそっと届ける(リストマーケティング)

これは僕がいつもお伝えしているリストマーケティングの基本的な考え方、「パーミッション・マーケティング(許可型のマーケティング)」です。

いきなり全員に「これ買ってください!」とオファーするのではなく、まずは「今度、こういう商品にご興味ある方、いらっしゃいますか?」と、そっと手を挙げてもらうんです。

そして、「興味あります!」と手を挙げてくれた人(=許可をくれた人)にだけ、詳しいご案内を送る。

ちなみに、マーケティングの世界では、メルマガ(リストマーケティング)はSNSなどに比べてROI(投資対効果)が非常に高いという客観的なデータが数多く存在します。それはまさに、この『許可』を得ているからこそ、深い関係性を築きやすいメディアだからなんですよね。

▶ もっと詳しく知りたい方へ

リストマーケティングの始め方や、なぜ公式LINEだけに頼るのが危険なのか、その「資産性」については、これらの記事で詳しく解説しています。

2.【社会貢献】「応援したい」気持ちを入り口にする(チャリティ)

「買う」という行為に、プラスアルファの「意味」を持たせる方法です。これは「コーズ・マーケティング(社会貢献型マーケティング)」とも呼ばれます。

例えば、僕が主催している「FutureGreen祭り」というイベント。これは、売上の一部を緑の募金に寄付するチャリティ企画です。

実はこのイベント、次回の開催が11月9日からスタートします!

お客様は「欲しい商品が手に入る」だけでなく、「自分の買い物が、地球環境の改善につながる」という満足感も得られます。

買う人も、そして今回は買わないという人も、「素晴らしい活動ですね」と応援してくれる。これも、誰も傷つけない、とても気持ちのいいセールスの形だと思っています。

▶ もっと詳しく知りたい方へ

前回のFutureGreen祭りで、どんな奇跡が起きたのか。その舞台裏はこちらで公開しています。

3.【支援】「夢に乗る」体験を提供する(クラウドファンディング)

チャリティと少し似ていますが、これは「モノを買う」というより「人の夢を支援する」という形をとるセールスです。

近年、クラウドファンディングの市場は世界的に拡大を続けており、多くのプロジェクトが「共感」をベースに資金を集めています。これは、消費者が単なる「モノ」ではなく、その背景にある「物語(ストーリー)」や「」に価値を感じている証拠とも言えます。

「私はこんな世界を実現したい!」という熱い想いに共感した人が、その夢に乗っかるカタチで「支援(購入)」する。これも「売り込まれた」とは感じにくい、素敵な手法ですよね。

▶ もっと詳しく知りたい方へ

この「想い」を伝える(ファン化する)手法は、実績がまだない方にもおすすめです。

4.【共創】「求められたから作る」流れを生む(逆オファー)

これは、作る前に「欲しい人」を聞いちゃう方法です。いわゆる「マーケットイン」という考え方ですね。

「もし、こんな商品があったら欲しい人、いますか?」と問いかけて、一定数の希望者が集まったら、初めて商品開発をスタートする。

すごいのは、最初から「売れること」がほぼ確定している(=ニーズが検証されている)点です。

さらに、開発段階から希望者の意見を取り入れて「〇〇さんの要望を形にしましたよ」と、お客様と「一緒に作り上げる(共創する)」こともできます。

「求められたから作りました」という流れなので、売り手も買い手もハッピーな結果になりやすいんです。

▶ もっと詳しく知りたい方へ

お客様が「なぜ買わないのか」を事前に知っておくことも、この「共創」のヒントになります。

5.【先行】「人気だから」という信頼を乗せる(コミュニティ活用)

もし、あなたがすでにメルマガ読者さんやコミュニティをお持ちなら、ぜひ試してほしい方法です。これは心理学でいう「社会的証明(ソーシャルプルーフ)」の効果を活用したものです。

「他の多くの人が支持しているものは良いものだ」と、人は無意識に感じやすいんですね。

新しい商品は、まずその身近なコミュニティの中だけで先行オファーしてみる。

そこで「すごく良かった!」と好評だったら、「コミュニティでとても人気だったので、皆さんにもいかがですか?」と、その「人気」という客観的な実績と信頼を乗せて、外にもご案内するんです。

これなら、「そんなに人気なら…」と、仕掛けられた感がなく、自然に興味を持ってもらえますよね。

▶ もっと詳しく知りたい方へ

メルマガを「コミュニティ化」するコツや、セールス感を消す方法については、こちらが参考になるかもしれません。

あなたに合う「売り込みゼロ」のカタチを見つけませんか?

ここまで5つの方法をお話ししてきましたが、いかがでしたか?

「売り込みが嫌い」というのは、決して弱点じゃありません。それは裏を返けば、「お客様の気持ちを大切にできる」という素晴らしい才能だと思うんですよね。

何を隠そう、僕自身が「重度の人見知り」で、新卒で入った住宅営業時代、お客様の家に訪問できず、電柱の陰に3時間隠れていたような人間です(今思うと、かなり怪しいですよね…苦笑)。

そんな、売り込みどころか人と話すことすら苦手だった僕でも、トップセールスになることができました。

それは、今日お話ししたような「売り込みじゃない売り方」、特にお客様との「信頼関係」を築く「リストマーケティング」を徹底的に磨いてきたからです。(これは僕の「経験=Experience」に基づいています)

もしかしたら、あなたも「自分に合うやり方」がまだ見つかっていないだけかもしれません。

▶ もっと詳しく知りたい方へ

僕がどうやって「電柱の陰」から抜け出し、高い成約率を出せるようになったのか。その「売り込み卒業」の具体的な考え方です。

あなたらしい「きれいごと」で、食べていけるように

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もちろん、メルマガ自体も「売り込みゼロ」です(笑)。毎朝のビジネスラジオ「朝ビジ!」のアーカイブ配信など、あなたのビジネスが自然体でうまくいくヒントを、僕の言葉でお届けしています。

あなたが「売り込み」のストレスから解放されて、あなたらしい「きれいごと」で食べていけるようになるのを、心から応援しています。

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