どうもセールスコピーライターの長嶺です。

よく、テレビやネットで

「これだけ働いたのにこれっぽっちの給料かよ!」とか
「あれだけ売上げたのに報酬はこれだけかよ!」とか

そういった労働の対価に不平不満を漏らしている人を見かけます。

いやぁ。懐かしいですねぇ。。
僕もよくそうやって愚痴ってました!
もっと給料もらうだけの仕事してるだろーーーーー!って。笑

今振り返ると、当時の僕は恥ずかしいぐらい何にも知らなかったんだろうなぁって思います。笑

サラリーマンが仕事内容に対して対等な報酬を支払われないわけ。

そもそもサラリーマンやMLM等といった何かに属してお金を稼ぐ方法の場合、その仕組み上労働の対価が貰えなくて当たり前です

理由はすこぶる単純で、まともに対価を払ったら組織潰れてしまうから。笑

「よーし、君は今月100万円分の仕事したから100万あげちゃうぞ!」

・・・なーんて、仕事した分をシッカリ組織が支払っていたら、一体どこから組織は収益とるんですか?

組織が収益分確保すれば「労働の対価」なんて物理的に支払われるわけないんですよ。すこぶる単純明快な理屈ですよね。笑

ブラック企業だとかホワイト企業だとかそんな話ではなく、会社や組織に属する以上絶対に仕事の対価は支払われない!って事です。

もちろんその労働の対価からどれだけ組織側に金が回っているのかの割合は会社や組織によってまちまちなので、自分に対する歩合の低さを皮肉って「ブラック企業だ!」と嫌味を言うならまだわかります。

でも、歩合が気に入らないならば辞めればいいんですよ。それが組織に属する者の「権利」です。

割合を低くした結果優秀な人材が少なくなってしまうのは組織側のリスクですよね。組織構成員(社員)と組織は本来そのように持ちつ持たれつの対等な関係なのです。

だから、組織が気に入らないのであれば辞めてもっと条件の良いところに行けばいいし、起業して独立するのもひとつの手だとは思います。

「いやいやケイイチさん・・・今よりも条件の良い所になんて入れないよ。」

という人もいますが、それは厳しく言ってしまえばその人の価値が低い(もしくは気づいていない)だけです。つまり、その人が低すぎて会社と対等な関係になれていないんですよ。

望む所に行きたいなら嘆く時間を惜しんで自分の価値を高めるべきです。例外もありますが大概の場合、価値が低いのは過去の積み重ね不足のせいです。

このように、独立しようが組織に所属しようが、価値を生み出せない人の立場って言うのととても弱い物となります。

20年後は対等の価値を提供できない人が
生きれない世界になる

たぶんあたなはこれから20年30年と生きて行くつもりですよね?

ならば、これからの時代はこれまで以上に『価値が生み出せる人』しか生きて行けない世界になると認識しておいてください。

どう言う事かというと、まず、今後お金の存在価値がどんどん薄れていきます。

ちなみに、そもそも「お金」ってなんで必要なのか知ってますか?

例えばお金がまだなかった時代は、物々交換が当たり前でした。しかし・・・

「私は米を渡せる。そして肉が欲しい」
「私は肉が渡せる。そして魚が欲しい」
「私は魚が渡せる。そして米が欲しい」

このように提供できる価値があっても、相手がそれを望んでいなかったら交換が成り立たなかった訳です。
そこに生まれたのがお金という「万能引換券」です。

「私は米を渡せるからお金に変えて肉を買おう」
「私は肉が渡せるからお金に変えて魚を買おう」
「私は魚が渡せるからお金に変えて米を買おう」

と、このように、お金が生まれた事で物の交換がスムーズになったのです。

しかし、これは昔の話であって、今やインターネットで世界中の人と繋がれる時代です。だから昔に比べると価値と価値の交換(物々交換)がしやすい時代と言えます

そうなるとどうでしょう?

20年後にはお金がなくなるかもしれない。

お金は国毎に価値が違う事が多々あります。また「価値」をお金に変える時にも手数料がかかっています。

そうなってくると直接「価値と価値」を交換した方が何かとメリットがありそうに思えませんか?

そして、ひとたびこのような流れが生まれると、「お金では買えない(交換できない)物が最近増えてきた・・・お金って不便だなぁ」という認識がどんどん膨れ上がってくる・・・。

こうしてお金の価値は消失して行くのです。

だから現在はお金を持っていれば例えクズでもデカい顔して生きていられますが、将来は「価値を生み出せる人」しかデカい顔を出来なくなります。

いきなりそんなことを言われても信じられない人も多いかとは思いますが、そういう時代は静かに着実に近づいています。

それこそ、20年もすれば常識なんてすべてひっくり返ります。

今、あなたが当たり前のように触っているスマホは、20年前に想像すらできなかった物ではないですか?

つまり、そういう事です。

僕は別に「サラリーマン辞めて独立した方が絶対にイイよ!」とは言いません、むしろサラリーマンを馬鹿にする起業家こそが大馬鹿野郎だと思っております。

でも独立してようが、組織に属してようが、自分の確固たる価値を相手に示せる存在にならなくては、この世から不要な存在になってしまいます。

・・・と少しばかり怖い警鐘を鳴らして今日は終わりにします。笑

でわ、今日はこの辺で。

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