どうもこんばんは長嶺です。

突然ですが、あなたはドラゴンボール、好きですか?

ちなみに私は大好きです!(真顔)

好きなのでドラゴンボールを代表する必殺技『かめはめ波』も若いころからかなりストイックに練習しております。

もうかれこれ修業期間は25年ほどになりますか・・・。ようやく気の高まりを掌に若干感じる程度の修得度にはなってきました。

元々習得に50年の歳月が必要とされる亀仙流奥義かめはめ波…悟空たちのように天賦の才がない僕にとってはまだまだ長い道のりになりそうですが必ずやり遂げて見せます。

ただし、僕の最終目標はかめはめ波ではなく天津飯の『新気功砲』です。
僕にとってかめはめ波は通過点に過ぎません。

※セル戦の天津飯カッコ良すぎですよね。
ドラゴンボール第31巻より引用】

気功砲は作中でも天津飯しか習得できていないレアな必殺技。

その威力も天津飯より圧倒的に強く、当時ベジータや悟空ですらまともに戦うことができなかった『第二形態セル』をも足止めできるほどの破壊力を持つ、作中でもかなり特別扱いされているカッコイイ技です!

きっと習得難易度はかめはめ波の比ではないでしょう!!…くくぅ!夢がありますな!死ぬまでに一度は放ってみたいものです!

『使用者の命を削る必殺技』という設定ですが、気功砲放って死ねるならオラ本望っす…!

いつか放てる日を夢見て、毎日嫌いな人をロックオンして放つ練習は欠かしておりません( ̄▽ ̄)

・・・って!いかん!
これじゃただのドラゴンボール紹介記事だ!

今日はそんな愛してやまないドラゴンボールの最新作【ドラゴンボール超】から、僕が汲み取った『好きなことで生ききれない全ての現代人』へ向けたのメッセージを書きたいと思います。

ドラゴンボールの主人公は言わずと知れた孫悟空。

中盤のセル編では息子の御飯に最強の座を譲りましたが、やはり最終的に最強は孫悟空でしたね。

で、そんな悟空のライバルがサイヤ人の王子ベジータです。

このベジータはサイヤ人の王子であり超エリート。

だからとてもプライドが高く、下級戦士の孫悟空より弱い自分に怒りを感じて毎日のように修行を重ねる己の強さにストイックなキャラクターです。

作中で一番努力しているのは間違いなくベジータですね。

それに対して孫悟空もストイックっちゃーストイックですけど、基本的に修行や戦いを楽しんでいるキャラクターなんですよね。

「オラはもっと強いやつと戦いてぇ!」
「おめぇつえーな!おらワクワクすっぞ!」

こんな悟空のセリフはかなり有名ですよね。笑
このセリフから見えるように悟空は常に強いやつと戦うことを楽しんでいるキャラクターです。

そんな孫悟空を超えるべく、ベジータは必死に追いすがるわけですが最終的に悟空を超えることはできませんでした。最終的にベジータも「頑張れカカロット(孫悟空)おまえがNO1だ!」と悟空を認める結末になります。

※プライドの高いベジータが最後の最後に悟空を認める。
ドラゴンボール第42巻より引用】

今思えば・・・ですが、Zの悟空は「楽しんでいるやつが一番強い」っていうメッセージを持ったキャラクターだったんじゃないかと僕は思います。

事実、悟空はドラゴンボールZの原作ではラスボスである魔人ブウ以外の敵を殺していないんですよね。勝った後は必ず再戦を望んで見逃そうとするんです。

もっと言うと、その唯一殺しているの魔人ブウすらも「いい奴に生まれ変わってまた戦おう」という悟空の願いに閻魔大王が応え、魔人ブウが転生してウーブが生まれていたりします。

で、ドラゴンボールZの最終回はブウとの戦いの10年後、そのウーブと共に悟空が修行の旅に旅立つシーンで終わります。

まさにドラゴンボールZの悟空は戦いを無邪気に楽しみ抜いたキャラクターなんです。

そしてそんな悟空は僕の憧れでした。もしかしたら「好きなことで生きていく」ことへの憧れを僕に最初に持たせてくれたのはドラゴンボールZの孫悟空かも知れません。

無邪気に戦いを楽しんだ悟空が最強だったZ
では今のドラゴンボール超はどうなのか?

時系列としてはドラゴンボールZの次の時代になるドラゴンボール超ですが、ここでは悟空もベジータもZからさらに数段強い変身ができるようになっています。

スーパーサイヤ人ゴッドという「神」の気をまとった変身ができるようになっているんですよね。

ドラゴンボール超終盤。
ただ好きにバトルを楽しんでいた悟空が大きく変貌する!

ドラゴンボール超終盤は「力の大会」という名の、別宇宙から選出された代表戦士たちとのバトルロイヤル戦で物語が進行します。

最初こそ戦いを楽しんでいた悟空ですが、今回は少し勝手が違いました。

今回の戦いは戦士が敗北した宇宙が『消滅』してしまう戦い。

戦う相手は自分の宇宙を守るために戦う『正義の味方』なんです。だから当然向こうも必死だし「また戦おう」なんて甘っちょろく再戦も望めません。

そういう意味で、このドラゴンボール超は「たとえ死んでもドラゴンボールで生き返るさ!」でお気軽に済んでいたドラゴンボールZとは明らかに違う世界観で進んでいます。

そして、そんなシビアな戦いの中で悟空はさらに大きな変身を遂げることになります。

その変身名を『身勝手の極意』と言います。

かなりかっこよくないですか?(*’▽’)

ただこの変身は作中で「神でもなかなか到達できない領域。」なんて表現されているので、言い換えれば別にサイヤ人じゃなくてもなれる変身形態のようです。

変身と言うよりも「状態」というほうが適切かもですね。つまりヤムチャでもなれる可能性がある状態なワケですね。頑張れヤムチャ!

このあたりはこれまでにないちょっと新しい展開です。

ドラゴンボール超の悟空が最後に変身!
身勝手の極意とはこういう状態だ!

誰でもなれる可能性がある、最強最新の悟空の変身「身勝手の極意」

この『身勝手の極意』を修得した悟空は戦い方も今までと大きく変わります。

これなんとも表現が難しいですが、より戦いに没頭し集中して研ぎ澄まされたような戦い方をするのです。とにかくおふざけがなくて、ひたすら真剣。

そりゃもちろんこれまでも真剣だったけど、今までの悟空とは明らかに違う無邪気さのないアツい戦いを見せます。

昔の悟空は悟空はどこかコミカルな部分がありましたよね。魔人ブウに噛みついていたし。
そういう無邪気さが一切ないんです。

そんな『身勝手な極意』発動中の悟空を、あるキャラクターがこう解説していました。

「悟空さんは今ただひたすらジレン(対戦相手)を・・・いえ、戦いそのものに全身全霊をぶつけつづけ己をアツく激しく燃え上がらせているのです。

宇宙の消滅・力の差・迷い・焦り・恐れも、その炎の中で無へと帰り、感じられるのは己と相手のみ。そして、戦い、やがてそんな認識すらかすんで消え行くほどにアツく早く本能よりも深い領域を突き進むその先にこそ・・・」

なんか小難しいのでちょっとわかりやすく僕なりに書き換えます。

『今の悟空さんは怒りとか楽しさといった感情ではなく、ただひたすら戦いそのものに全身全霊をぶつけ、己をアツく激しく燃え上がらせています。

宇宙の消滅・力の差・迷い・焦り・恐れと言った雑念には見向きせず、それらがどうでもよく感じるほどに、アツく、早く、本能よりも深い領域を突き進んでいるんです』

多少分かりやすくなりましたか?これができるのが身勝手の極意らしいです。

ちなみに悟空が身勝手の極意を身に着けてからは、バトルを観戦する周りの反応も変わります。

例えばドラゴンボールZまでの戦いだとクリリンあたりが

「ははは・・・悟空のやつ楽しそうに戦ってやがる」(お気軽系)

みたいな反応していましたよね。

でも今のクリリンたちは

「なんなんだこのアツさは・・・!」
「孫悟空のアツい熱気がここまで・・・!」

こんな感じでとにかく真剣にバトルへ没頭している悟空のアツさに驚愕しているセリフばかりなんです。

そんな悟空と戦う最後の対戦相手ジレンすらも

「孫悟空・・・今の確かな一撃。俺を倒すために高めたそのアツさ・・・フッ、応えなければなるまい・・・。」

こんなセリフを言いだす始末。
もう完全に周りの反応が「強さ」ではなく悟空のアツさに向かっているんですよね。

ドラゴンボールZまでのバトル大好きな孫悟空にはなかった「周りが驚くほどのアツさ」を手に入れたドラゴンボール超の孫悟空。

まだ最終回まで少しあるのでまだ断言はできないですが、おそらく今回の『身勝手の極意』が今シリーズでは最強の悟空になりそうです。

で、僕は『ドラゴンボールZのラストの悟空』と『ドラゴンボール超ラストの悟空』の違いに、好きなことで生ききれない全ての現代人に向けたメッセージが隠されているような気がしてならないのです。

好きなことで生ききれない全ての現代人へ
君はその好きなことに誰よりアツくなれているか?

「好きなことで、生きていく」は今大人気なYouTuberたちが掲げているキャッチコピーですよね。

僕はYouTuberではないですが、彼らと同じように好きなことを仕事にして生きています。

だから今の生活はすごく楽しいし、好きなことしているので1日中でも、それこそ寝る間を惜しんででも仕事に打ち込めています。

だから好きなことで仕事したいって人には全力で応援してあげたいし、背中も押してあげたい気持ちです!

ただ、なんというのかな・・・「好きなことで生きていきたい」って言ってきて、さらに「ケイイチさん!僕は〇〇をビジネスにして生きようと思います!」とかメッセージ送ってくる人は多いんですが・・・なんかこう…何かが足りない人が多いんですよね。

このあたり、個人的にずっともやもやしていたんですが、今回のドラゴンボール超の悟空を見て、その「何か」が何なのかがはっきりとわかりました。

好きは好きでもアツさが足りないんですよ!

1週間前には目をキラキラさせて「俺頑張ります!」とか言っていた癖に、1週間も経つと「いやぁ…なかなか忙しくて…」とか言い出して、1ヶ月ぐらいたつと『ケイイチさん、仮想通貨って儲かるらしいんですけど、どうっすか?』とか聞いてくる。

・・・もうね。わたしゃ拍子抜けですよ。
アンタ…少し前に持っていた夢はどこ行ったの?

一番僕が悲しかった思い出を話すと、将来の夢を目をランランにさせながら語る人がいて「その夢を叶えるためにはどうすればいいですか?」なんて無邪気に聞いてくるのでいろいろ教えたら

「なんか・・・現実的な話を考えると色々面倒ですね…冷めました」なんて言われたこともありますからね。人生舐めんなガキンチョ!( ゚Д゚)

好きなことで生きていく。好きなことを仕事にする。確かにそれは素敵な事です。

でもだいぶ勘違いしている人が多い気がします。
「楽しい仕事」と「楽な仕事」は根本から全然違うんですよ!

好きなことで生きていける人なんてほんの一握りしかいないってのも確かです。
好きなことで稼ぐことが難しいって言うのも確かです。

でも、僕に言わせたら、もっとできるはずなのにやらない起業家が多過ぎる気がしてなりません。なぜやらないの?好きなんだろ?

ドラゴンボール超の『身勝手の極意』が誰でもなれる変身だとされているのとまったく同じで、好きなことで生きていくこと自体は誰でもできるんですよ!でもそこまでやりきろうとするアツい人が少ないだけです。

まぁ僕も起業目線で話しているので厳しいことを言っているのかもしれません。

・好きなことをやっていればただそれだけで幸せ
・好きなことだからこそマイペースにやりたい
・好きな事だから自由にやりたい

それはそれで悪くはないのでしょう。でもそれではあくまで趣味のレベルです!!

僕たちのように好きを仕事にして稼ぐまでなりたいと思っているならもっとアツくなれ!周りが見えなくなるぐらい没頭しろ!とそう思うのです。

そこまでやらなきゃ真剣な人ばかりが集う起業の世界では勝ち残れねぇぜ?

もう好きなことで仕事するのなんて当たり前の時代なんだから、好きな者同士がぶつかればアツいやつだけが生き残るのは必然でしょ。だから好きなだけではダメなんですよ。全員手を繋いで仲良くゴールなんてムリなんです。

あと、起業の世界では「反対意見に耳を貸すな」「周りは気にするな」なんてマインドセットを声高らかに叫ぶ人も多いですが、こんなマインドセットなんかもいちいち持つ必要ないですよね?

だって好きなことにアツくなれば自然とそうなることでしょ?マインドセットが必要な人はそもそもやること間違っているんじゃないですか?

今、好きなことで生きようとしている人にはアツさが足りなさすぎる!もっともっとアツくなれ!

僕は今回のドラゴンボール超に、そんな「好きなことで生ききれない現代人」に向けたメッセージが隠れているように感じてなりませんでした。

あなたは今、好きなことにアツくなれていますか?

没頭するほど好きなことがあるなら、それをビジネスにできるチャンスは誰にでもあります。

だから今一度、今取り組んでいること、もしくは取り組もうとしていることが「好きか嫌いか」ではなくて、「アツく没頭できるかどうか」で、考え直してみるといいんじゃないかと、岐阜県在住肥満体系のおじさんは思いまする。

ドラゴンボールZの悟空から、ドラゴンボール超の悟空になりましょう!誰でもなれる『身勝手な極意』を目指して!!

と、言うことで、長文お読みいただきありがとうございいましたぁああ!

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