『失敗はどんどんしろ！』っていうマインドが不完全だと僕が思う理由。

こんばんは、プロモーターの長嶺です。

よく起業家マインドで「失敗はどんどんしろ」なんて聞きませんか？

『失敗しまくれ！』

『とにかく考えるより行動じゃー！』

『失敗なんて恐れるな！』

Twitter見ていたら１日１０回はこの手のtweet見かける気がするよね。で、ある程度影響力がある人がこれを言うと、多くの人が自分へのリマインドも兼ねてたくさんいいねやリツイートをするわけですよ。

でもさ・・・僕思うんです。

失敗ってさ、極力避けるべきものでもあるんじゃね～の？

最初に断っておくと、僕も失敗は恐れずどんどんするべきだとは思ってます。

ただ、それだけじゃ足りないと思っているんです。

間違ってはいないんけど、100点の言い回しではないんですよこれ。

なぜなら、失敗にはやってはいけない失敗も存在するからなんです。

失敗には『やっていい失敗』と『やってはいけない失敗』の２種類があって、どんどん失敗しろ！って言うのは『やってもいい失敗』に対しても言葉なんですよ。

でも、ここをごちゃごちゃにさせてしまっている人が多くないですか？

この失敗について、僕なりに答えを用意しているので、今日はそれをお話しします。

失敗の話をするとテンプレートのように出てくるのが発明家エジソンの逸話です。

エジソンと言えば、電球の発明の時に何万回も失敗して電球を完成させた話が有名ですよね。そしてこの有名な話に僕が今回言いたいことのすべてが隠れています。

～失敗は成功の母～

この言葉の通り、成功ってそもそも失敗の反対に位置するものではありません。

失敗は単体でもできるけど、成功は失敗の積み重ねの上で掴めるものなんです。

成功するためにはその前に必ず失敗があります。
そんな成功のために積みあがる失敗は、そもそも失敗じゃなくて成功に必要な経験と言うべき存在です。

つまり、してもいい失敗とは『成功に繋がる失敗(経験)』の事なんです。

どんどん積み重ねるべき失敗が『成功に繋がる失敗』ならば、やってはいけない失敗ってのはその逆です。

つまり『成功に繋がらない失敗』ですね。その失敗から成功に繋がるものが何も得られない失敗です。

ただ、そーいわれても抽象度が高すぎていまいちピンとこないと思うので具体的に言うと、

同じことして起こした２度目の失敗こそが絶対避けるべき失敗です。

初めての失敗はどんどんしていいんですよ！そもそもそれは失敗じゃなくて経験なんです！

ただ失敗を質の高い経験にするためには、何故失敗したのかを必ず自分で考えて検証する必要があります。

失敗から学んでちゃんと経験に変える検証も重要ですよ。そういう意味では失敗をトコトン恐れて欲しい！

僕はこの「自分で自分の失敗を見直して次の一手を考える」って行動をしない人多すぎると思っています。検証をしないまま繰り返す失敗はまったくの無駄です。

ましてや同じことして２回以上同じ失敗をするのは愚の骨頂です。

そんな失敗はいくらしても成長には一切繋がりません！

あなたは成功に繋がる失敗を今日も出来ましたか？今日の失敗から何を学びどんな改善案を建てましたか？

だから失敗は恐れずどんどん挑戦しろって言葉は不十分なんです。

失敗を失敗のまま放置しないように！

失敗したこと忘れて次に行く！とか一番ダメなマインドです。振り返ってこそ失敗は意味を持ちます。

だから一度失敗したことと同じ失敗を許さない事！やっていいのは今までしたことのない失敗だけです。

もうひとつ言うと、成功が失敗の積み重ねの上に成り立つものである以上、失敗したときにダメージの少ない行動を選ぶ『リスク管理能力』も大切。

たかだか数回の失敗で致命傷受けていたら意味ないです。それじゃただのギャンブルです。

やるなら積み重ねても死なない失敗をしてください。

さぁ今日もしっかりと成功を見据えて、その成功に向けた失敗を積み重ねていきましょう！

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目標数値は低くしろ？！みんなが掲げる目標数字がなんかオカシイって話。