自分のサービスを売っていると、割引を要求されることがよくありますよね。
…なんて、割引を拒否できればかっこいいけど…
そう思いながら頭をよぎる、今月の少ない売り上げ…
やっぱり売上がほしい…。
ここで断ったら次のお客さんはいないかもしれない…。
そんな葛藤の末に割引を受け入れて、成約してほっと一息ついたはいいものの、
あとあと、割に合わない仕事に大きくなっていく憂鬱な気持ち。
モチベーションが上がらない…
仕事が進まない…
そうなると、自己肯定感が下がって自信もなくなっていき、
自信をなくしたせいで、いつの間にか割引価格で仕事をすることが当たり前になってしまう。
うぁぁぁああ!
怖い!怖いよママン!
でも、残念ながら、そんな負のループに落ちている人が少なくありません(TOT)
僕の経験上、根が優しい人であればあるほどこのループに陥るケースが多い傾向がありますよね。
実を言うと、僕も昔そうだったんですよ。
断れない自分を変えたくて、マインド本を読み漁る日々
このことに悩んでいた当時は、よくセールスのマインド本で【断る営業】みたいな書籍ばかり読み漁っていました。
そういえば数年前に嫌われる勇気が大ベストセラーになっていましたよね。
優しい人とは書きましたけど日本人は基本的にこの嫌われる勇気がない人が多いのだと思います。
で、そういう本を一通り読んで営業活動の中でひたすら実践を繰り返した、僕の結論なんですけど、
あーゆー本に書いてあることって、とても正しいことを書いているとは思うんです。
ですが、その理屈を知っても、優しい人は相手の気持ちを必要以上に察してしまうんですよね^^;
だからテクニックよりも先に、直感で反射的に相手の気持ちに応えてしまうんです。
もちろんこれも「断る勇気を持つ人」に言わせれば、ただの不器用なだけに映るのかもしれないですけどね。笑
ただ僕にとっては、察してしまう気持ちを強制的に変えようとする事の方がむしろストレスが溜まってしまうものでした。
ですから、結局僕は、断る勇気を持てないまま今も仕事をしています。
じゃぁ、断る勇気を持っていない僕が、なぜ今うまくセールスを回せるようになっているのでょうか。
それは、交渉の余地をなくすセールスをするようにしているからです。
苦手なら、いっそその場に行かなければいい。
交渉の余地がなければ、そもそも値引き交渉なんて起こりませんよね。
そして交渉されなければ断る必要もありません。
まぁ単純な話です。
ただ、そんな都合の良い方法なんてあるんでしょうか?
フッフッフ、実はあるんですよ奥さん。
その方法がリストマーケティングなんです。
リストマーケティングとは、集めた顧客名簿にメルマガ、LINE、手紙(DM)などを使って自分の商品やサービスのアピールをしていくマーケティング手法です。
現在僕が専門としているマーケティング手法でもあります。
なので最近僕が開くセミナーでは、リストマーケティングついてご案内することが多いのですが、セミナーでリストマーケティングについて解説する時は、
・発信ビジネスの高効率さ
・名簿の持つ価値の大きさ
そういった話をすることが多いです。
ですが、僕が初めてリストマーケティングを始めた時は、そんな事一切考えていませんでした。笑
僕が考えていたのはただただひたすら、
心を疲弊させずにセールスがしたい。
ただその一心だけ。
相手の顔色を伺わずとも
商品のPRができて
相手の顔色を伺わずとも
商品の値段を伝えられて
相手の顔色を伺わずとも
クロージングがかけられる
こちらからお客様にメッセージを送り込むリストマーケティングだからこそ、こんなセールス展開ができたんですね。
だから僕のように、相手に決断を迫ることが苦手な人は、リストマーケティングと相性が良いと思ってください。
正直に言うと、僕にとってリストマーケティングの一番のメリットは相手の顔色伺わずに済むことです。
苦手意識を克服するのではなく、
苦手だからやらない選択をする。
この発想のおかげで、僕はトップセールスになれましたし、今では多くの法人さんや個人さんのリストマーケティングをサポートする立場になれています。
自分に合わないことをしてストレスをためるのではなく、ストレスのかからないビジネスの仕組み作っていきましょう。