どうも、ケイイチです。
映画「君の名は。」が大ヒットしております!
僕は昨日見に行ってますが、もうね。。。涙だくだくですよ。
正直・・・序盤は作品に入り込めなかったんですが、中盤からの展開がすごい!
「は!?」
「はぁ!?」
「ちょっとまてぇえぇぇぇえぇぇえい!」
と、わたしゃー心の中で叫びながら涙しましたよ。
えぇ、もう勢いでkindleで原作の小説も買いましたさ!
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まだ途中までしか読んでないけど小説版だとやはり深みがあっていいですね。
またきっと涙することでしょう。なんだかんだいいながら、僕は映像よりも文字の演出が好きな人です。
あと、映画のお陰で今日の夢は高校時代に戻った懐かしい夢見ました。ほぼ忘れたけどめちゃくちゃ懐かしかったなぁ。
岐阜の時代がキターーーーーー!
もう、どこにあるかわからない県第5位。
なんて言わせねーよ!
さて、映画「君の名は」の舞台は岐阜県飛騨市!と言うことで、現在岐阜県にかなり注目が集まっているそうです。
映画の舞台を実際にるべく飛騨市を訪れる映画のファンがかなり急増しているとかで、聖地となった飛騨市では少々問題にもなって、映画の公式サイトが注意喚起をしているほど。苦笑
「君の名は」のファンの皆さま。
飛騨は本当に静かな田舎なのでたぶん普段のノリで行くと近隣の方々がビックリします。
作品の「空気」を楽しむためにも節度ある行動をお願いしますね。
とは言え・・・
まぁ今日の朝っぱらから「息子よ!飛騨市の古川に今度遊びに行くわよ!」と目を爛々とさせながら叫ぶ母親の姿を見ているので、そのはしゃぐ気持ちはよくわかります。笑
母も観に行ったようです。
どうも、ある調査によると岐阜は「どこにあるかわからない都道府県ランキング」の第5位という、どこにあるかもわからない上に、ネタとしても扱いづらい中途半端な順位だったわけですが、この「君の名は」のヒットで今や最も注目を浴びている県になっているのではないでしょーか?
↑中途半端な順位ながらも強引にネタにする優良県民の図
映画の予告でどよめきが走った
さて、この「君の名は」の映画では僕が住む地域ならではの面白い現象がありました。
実は・・・映画予告でどよめきが起こったんです。
みんなが口々に
「次はこの映画や!」
「これ絶対見る!」
「この映画も気になってるんよー」
と小さな声で囁き合う。そんな瞬間がありました。
その予告された映画とは・・・こちらです。
「君の名は。」の次はこれを見よう!
映画「聲の形(こえのかたち)」
2016年9月17日公開の映画「聲の形(こえのかたち)」。
これは元々週刊少年マガジンで連載していたマンガがアニメ映画化された作品です。
あらすじは、映画予告を見てもらうよりコミックス第1巻のCMを見てもらった方が分かり易いかな。
全7巻の物語なので、そこまでの長作というわけではありませんが物凄く考えさせられるお話です。
ちなみに映画公開前だからか、今はコミック第一巻のkindle版がなんと無料で読めるので気になる人はぜひ読んでみてください。(僕は定価で買った電子書籍を持っていますorz)
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この作品において、この第一巻はプロローグでしかありません。
作者である大今良時さんは、この「聲の形(こえのかたち)」をほとんどエンディングまで考え抜いた上で作品を書いていたことで有名です。
週刊少年マガジンで大人気作品となっても、担当者が3巻だったか4巻の時点で
「「聲の形(こえのかたち)」は全7巻で終わります。もう私も諦めました。笑」
と書いているぐらいです。(おそらく最終話までの流れを引き延ばすのをあきらめたという意味でしょう)
そこまで、計算し尽しこだわりぬく大今良時さんが書き上げた第一巻だけあって、全7巻に及ぶストーリーの伏線が至る所にちりばめられています。
「聲の形(こえのかたち)」は
耳が聞こえない2人の物語です。
「聲の形(こえのかたち)」は耳が聞こえない2人の男女の物語です。
もっと細かく言うと、
「聲の形(こえのかたち)」は
耳の聞こえない少女と、
心を閉ざして耳を塞いだ少年の物語です。
・・・あれ?ケイイチさん。
耳が聞こえないのは女の子だけでは?
先ほどのPVを見たあなたはそう思われるかもしれません。
このあたりを簡単に解説すると、
転校生の少女(西宮)は、
耳が聞こえないことが原因でクラスとうまく馴染めず、
それが原因でイジメにあいます。
そのイジメの中心が、少年(石田)だったわけですが、
イジメといってもクラス全体が少女(西宮)に気を使うことに疲れてしまっていて、
少年(石田)はそのクラスの代弁者として正義の行動をしているつもりでした。
だから、クラス全体がいじめに少なからず加担していて、
担任の先生すらも、その状況を見ても見ぬ振りをしている始末。
しかし、そのイジメが学校で問題になったことがキッカケで、
クラスの友達は全員その責任を少年(石田)に擦り付けて、
逆に少年(石田)がイジメにあうことになります。
西宮はそんな石田を救おうとしますが、
石田はそれが気に食わなくて大喧嘩。
・・・西宮はその後、転校してしまいます。
その後、西宮を更に傷つけて転校させたとして
石田は更なるイジメにあい・・・
進学しても「あいつは酷い奴だから近づくな」とかつての友達にうわさを流され、
何も信じられなくなった石田は、
「俺は不必要な存在だ」と周りを拒絶(耳を塞ぎ)し孤立します。
そして、遂には自殺を考えます。
ただ死ぬ前に一言だけ懺悔したいと少女を探し始め・・・ってのがプロローグ(第一巻)です。
映画もまったく同じかどうかはわかりませんが、「聲の形(こえのかたち)」の原作は石田の一人称視点で物語が進行します。(僅かに例外もありますけどね)
だから読者は常に石田の視点に立って物語が進行します。
これは、今大ヒット中の「君の名は。」と大きな違いですね。
「君の名は。」は両方の心理描写も明確に表現されている作品でしたが「聲の形(こえのかたち)」は石田の心理描写しかわかりません。
そして、その石田の心理描写は「周りは俺のことを馬鹿にしている」と酷く捻じ曲がっていて、耳と目から入る情報が正しく認識されていないんです。
それに加えて贖罪したい相手は、少女の家族ですらも正確には気持ちが推し量れずにいる、耳が聞こえず言葉も話せない西宮が相手なわけです。
だから観客はそんな歪んだ石田視点の世界の中で石田と共に西宮の感情を予想して、悩みながら物語を読み進めることになります。
少しネタバレですが、石田だけでなく西宮も密かに心を閉ざしています。
そしてそれは、物語の進行と共にある理由でどんどん硬く、重くなっていきます。
原作を知っている人はもうお分かりでしょうが、知らない人は劇場でお確かめください。
耳の聞こえない少女と、心を閉ざして耳を塞いだ少年の物語。
果たして、石田と雨宮はお互いのすれ違いを解消して幸せになれるのでしょうか?
映画「君の名は。」もめっちゃ泣きましたしとてもよい作品でした!
しかし、「聲の形(こえのかたち)」もそれに負けない感動作になるはずです。
同じ青春時代の恋愛アニメ映画とは思えないほど、作風がガラッと異なる映画なのでぜひ見てやってくださいね^^
「聲の形(こえのかたち)」の聖地は
岐阜県大垣市!
さて少々前の話にはなりますが、映画予告で「聲の形(こえのかたち)」が流れた瞬間にどよめきが走ったと言いましたよね。
それには理由があります。なぜなら「聲の形(こえのかたち)」のメイン舞台は、岐阜県大垣市なのです!そして僕が見に行った映画館は大垣市から一番近い映画館!
だからどよめきが起こったんですね!「私たちの町の映画だ!」って!
もちろん、元々「聲の形(こえのかたち)」のファンであり大垣生まれ大垣育ち!生粋の大垣っ子の僕としてもとてもうれしい映画ですね。
ちなみに、岐阜県大垣市はこんなところです。
同じ岐阜県といっても、岐阜県は縦長の県なので飛騨市と大垣市はかなり離れています。大垣市民である僕たちも飛騨市は旅行で行くところってイメージです。
岐阜県は日本で2番目に森林面積が広い県なのでほとんどが山なんですが、大垣市は岐阜県でも数少ない平野部の都市で、岐阜県で2番目に人口が多い市でもあります。
だから、「君の名は。」のように、古き良き田舎風景が広がるような地域ではないのですがその分アクセスはしやすいと思います。
大切なことなのでもう一度言いますよ?大垣市はとてもアクセスしやすい町です!
名古屋から乗り換えなしで電車35分でこれます!さぁみんなで大垣にこよう!笑
「聲の形(こえのかたち)」の聖地は
大垣駅周辺に集中している!
原作ではもちろんのこと、今回の映画PVでも岐阜県大垣市の風景がいたるところに描かれています。
例えばこの映画の公式サイトも描かれている橋は、物語の中でも一番重要な場所となるのですが、、
アングルは全然違いますが、この橋はしっかりと実在します。(ちなみに写真は2年ほど前に僕が撮影しています。)昔からこの作品のファンなので。笑
先ほどのPVにも出てきてますね。
ツイッターにはこんなすごい写真もありました。
こんな写真が取れるほど、大垣の風景が忠実に再現されているんですね。
PVでは、大垣駅の北側にあるアクアウォークのフードコート、そして三重県にある「ナガシマスパーランド」もかなり忠実に描写されています。
「聲の形(こえのかたち)」聖地
アクアウォークのフードコート(永束君とのデート場所w)
「聲の形(こえのかたち)」のメイン舞台は大垣駅の南側に集中していますが、アクアウォークは駅の北側にあるショッピングモールです。
たぶん今大垣で一番にぎやかな場所ですね。
PVではこのシーン。
「聲の形(こえのかたち)」聖地
ナガシマスパーランド ホワイトサイクロン(みんなで行った遊園地)
ちなみにここは岐阜県じゃなくて他県なのでご注意を。
三重県のナガシマスパーランド、ホワイトサイクロンは1994年に作られた世界最大級の「木造」ジェットコースターです。
スピードや迫力とは違った怖さがあります。ギシギシギシ・・・・
PVではこのシーン
まだまだたくさんある「聲の形(こえのかたち)」名シーンスポット
ほとんど大垣駅の徒歩30分圏内!
「聲の形(こえのかたち)」のスポットは、こちらのサイトに詳しく紹介されているのでご覧ください。
http://www.ogakikanko.jp/koenokatati/
特筆すべきは、これらのスポットが大垣駅から徒歩30分圏内に集中していること。
早足で歩けば2時間足らずで全て回りきれると思います。
これからの時期は涼しくなって散歩日和ですから、気持ちよく散歩がてら「聲の形(こえのかたち)」の聖地めぐりしてみてはいかがでしょーか!!
ちなみに僕はこの大垣駅から車で10分足らずのところにあるソフトピアジャパンセンターの一角に事務所を構えております。お越しの際に時間が合えば大垣観光手伝いますよ^^
最後に。
「聲の形(こえのかたち)」は僕にとって
特別な作品です。
さてさて、ここまでめいいっぱい「聲の形(こえのかたち)」をご紹介しました。
この作品は舞台が大垣市であることを差し引いたとしても僕にとって特別な作品です。
恥ずかしながら、僕も元々いじめられっこです。
そのお陰で初対面が非常に苦手で、かなり人見知り全開の性格していますし基本的に他人を疑って生きています。笑
だから、この映画の主人公である石田の気持ちが僕は結構リアルにわかります。小中とはほとんど友達いませんでしたからね。自殺も考えましたよ。
ま、僕は僕でいろいろ救われる出来事があって今こうやって元気にやっているわけですけど、なかなかシンドイものでした。
ただ、その人見知りのお陰で「なんとか訪問営業しないで物を売りたい!」と奮闘した結果、手紙によるセールスに目覚めてトップセールスとなり、
今ではその手法を使ったサービスでこうやって独立しているわけですから、どんな苦い過去も使いよう次第なんだなぁと思います。
今となっては、過去の経験に感謝です。二度と経験したくないですけどね。笑
そしてこれ、自信もっていえるんですが。
たぶん僕の人生の中で、今が一番友達や仲間と呼べる人が多い時間を歩んでいます。
慕ってくれる仲間。頼ってくれるクライアント。そんな人たちに全力で感謝していますし、役に立てるように全力で精進していきたいと思います。
って、最後は思いがけずえらくしんみりした話になってしまった!フォォーーーーーーーーー!(照隠)
あとは、そうですね。
今こうやって「文字で伝える」仕事していますので、言葉や気持ちが伝わらないもどかしさを描いた「聲の形(こえのかたち)」は職業柄にもとても気になる映画です
僕も毎日悩んでいます。文章をどう書けば相手に僕の気持ちがうまく伝わるのかを。今書いているこの記事もそうです!
そもそも、「聲の形(こえのかたち)」の原作も、ある売れっ子セールスコピーライターから『この作品は読むべきだ!』と紹介してもらって読み始めた作品なんですよ。
ほんと、よい作品を教わりました。単純に面白かったですし、色々と学びの多い作品でした。
と、言うことで、
とにかく!映画「聲の形(こえのかたち)」!超お勧めですのでみんな見てくださいね!
そして大垣に遊びに来てください!!大歓迎いたします^^
では!
後日談。
「聲の形(こえのかたち)」見てきたぜぃ!
はい、見てきました!映画「聲の形(こえのかたち)」!
風景の8割が見慣れた風景でしたね。笑
電車の窓で流れ行く風景までもが忠実に再現されていたことには驚きました。
石田が入院した病院は、大垣市民病院でしたし、デートの場所は養老天命反転地でした。(原作でもそうでした)
「聲の形(こえのかたち)」聖地 大垣市民病院
(石田が入院した病院)
「聲の形(こえのかたち)」聖地 養老天命反転地
(石田と西宮のデート場所)
で、肝心の作品のないようですけど、めっっっっっっっっちゃよかったです!もう感動で前が見えない・・・!
ツイッターとかを見ても「君の名は。」よりもよかったと言う意見が大多数のようですね!
「君の名は。」が記録的なヒットを飛ばす中での放映となり少々タイミングが悪いスタートとなりましたが徐々に評価されつつあるみたいで僕もうれしいです^^
2時間という短い時間に、原作のストーリーをよくもここまできれいにまとめたなと、監督の手腕に感服です。
それでもまぁ原作を知る人からすると、省かれたエピソードや語りきれていない心理描写もある部分も確かにあるんですけど、じゃーあの映画に無駄なシーンがあったかと考えると正直何もないんですよねぇ・・・w
元々2時間で収まるわけが無い濃い作品だったので仕方がないです。
ただ、原作を知らない人が見るとこの映画は十分に濃いみたいで、十分に大成功といえるのではないでしょーか^^
僕も必ずもう一度見に行きます!
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