リストマーケティング専門家/WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎(ケイイチ)です。
2024年2月28日〜29日の2日間、岐阜県大垣市にて「マジリス2Days」という少人数制の合宿イベントを開催しました。
マジリスは、フリーランスや個人事業主の「後回しにしていた大事なこと」を、合宿スタイルで一気に進めてしまおうというコンセプトの企画です。毎回テーマが少しずつ変わるのですが、今回のマジリス2Daysのテーマは「リストマーケティングに徹底的に取り組むこと」でした。
この記事では、そんな「リストマーケティング合宿」として開催した今回のマジリス2Daysの様子と、参加者さんが得た気づきや成果をレポートしていきます。

この記事でわかること
- マジリス2Days(今回のリストマーケティング合宿)の目的とコンセプト
- どんなフリーランスが参加し、2日間で何に取り組んだのか
- 合計9時間の集中作業タイムで、どこまで仕組みづくりが進んだのか
- 参加者さんの感想と、今後マジリスに参加してみたい方へのご案内
「リストマーケティングに取り組みたいけど、日々の業務に追われてなかなか着手できない…」という方の参考になれば嬉しいです。
マジリス2Daysとは?(今回のテーマ:リストマーケティング合宿)
マジリス2Days は、僕が主宰するオンライン学習コミュニティ「ゼロリス」のメンバーを中心に開催している、“作業に集中するための合宿イベント”です。
- 日常から離れた環境で
- 同じ目的を持つ仲間と一緒に
- 後回しにしていた重要なタスクを
- 主催者のサポートを受けながら一気に進める
ということを目的としています。
マジリスは、回ごとにテーマが少しずつ異なります。たとえば、
- リストマーケティングに集中する回
- セールスレター・LPの執筆に集中する回
- コンテンツ設計や商品設計に集中する回
…といった形で、そのときの参加者さんのニーズに合わせて内容を組んでいます。
その中で、今回のマジリス2Daysのテーマは「リストマーケティング」。具体的には、
- ターゲット・ペルソナの明確化
- 見込み客リストの集め方・導線設計
- メルマガ(ステップメール)の作成
など、「売上の土台となるリストマーケティングの仕組みづくり」に2日間かけて取り組む合宿でした。
※リストマーケティングの基本的な考え方については、以下の記事でより詳しく解説しています。
- 『リストマーケティングとは?スモールビジネスに最適な集客&販売戦略』
なぜ今、フリーランスに「リストマーケティング合宿」が必要なのか
リストマーケティングは、ビジネスにおいて非常に重要な戦略です。
- 「いつでも自分でお客さんにアプローチできる」
- 「単発の集客に頼らず、関係性を育てながら継続的に売上をつくれる」
といった、フリーランスの安定性・継続性に直結する仕組みだからです。
しかし現実には、多くのフリーランスがその重要性を理解しつつも、
- メルマガの準備をしないまま1年経ってしまった
- 登録フォームやステップメールを作ろうと思いながら、手つかずのまま
- 「まずは目の前の仕事を片付けてから…」と後回しにしてしまう
という状況に陥りがちです。
リストマーケティングは
- 緊急性は低いけれど
- 重要度はものすごく高い
という、いわゆる「第二領域」のタスクなので、意識して時間を確保しないと永遠に着手できません。
今回のマジリス2Daysは、そんな課題を乗り越えるために、
「リストマーケティングに向き合うためだけの2日間をつくる」
という意図で開催しました。
リストマーケティングの始め方や全体像を学びたい方は、こちらの記事も合わせて参考にしてみてください。
- 『リストマーケティングの始め方|初心者がメルマガで失敗しないための選択肢』
全国各地から多様なフリーランスが集結

今回のマジリス2Daysには、全国各地からさまざまな業種のフリーランスの方にご参加いただきました。
- 教室業(オンライン・対面)
- デザイナー
- コンサルタント
- セラピスト・ボディーワーカー
- Web関連の個人事業主 など
普段は1人での活動が中心になりがちなフリーランスにとって、
- 同じように「リストマーケティングに取り組みたい」と思っている仲間と出会える
- お互いの工夫や失敗談、アイデアを共有できる
というのは、それだけで大きな価値になります。
「いつか会いたいと思っていたフリーランス仲間と、ようやくリアルで会えた」という声も多く、学びだけでなく、“つながり”も生まれる時間になりました。
※その他のマジリス様子はこちらの記事でも紹介しています。
- 『「後回しにしてた作業が、2日間で一気に進んだ!」第3回マジリス合宿レポート&ゼロリスの魅力』
2日間の流れと、取り組んだ内容
今回のマジリス2Daysでは、3時間の集中作業タイムを1セットとして合計3回(計9時間) 設けました。
1. 事前準備とゴール設定
合宿が始まる前に、参加者の皆さんには
- 今回の合宿で何に取り組むのか
- 2日間でどこまで進めたいのか
を事前に整理してきていただき、初日にそれぞれ簡単に発表してもらいました。
例としては、
- メルマガ登録フォームを作成する
- 初回〜3通目までのステップメールを書く
- ターゲット・ペルソナを再定義する
- リストの管理方法(ツール・シート)を整える
といった内容です。
このように、合宿のスタート時点で「自分のゴール」を明確にしておくことで、集中作業タイムに迷わず取り組めるようにしました。
リストの集め方や、メールマガジンの具体的な設計については、以下の記事でも詳しく触れています。
- 『リストマーケティングの始め方【2025年版】特定電子メール法とオプトインのポイント』
- 『メルマガのコンセプトで失敗しない!読者に永遠に愛される作り方』
2. 合計9時間の「集中作業タイム」

マジリス2Daysの中心となるのが、合計9時間の集中作業タイムです。
それぞれが事前に決めたテーマに沿って、
- ターゲットの言語化
- 登録導線・特典の見直し
- メルマガやステップメールの執筆
- 申込フォームやLPの改良
などに黙々と取り組みました。
集中作業タイムの前後では、
- 「ここまで進みました」とお互いに進捗を共有
- 行き詰まったところについて、その場で相談・フィードバック
なども行い、1人で作業しているときとは違うスピード感と安心感の中で作業を進めていただきました。
マジリス2Daysでは、3時間の集中作業タイムを3回設け、合計9時間かけて各自のリストマーケティングの仕組み構築に取り組みました。
ターゲットの設定、リストの収集方法、メールの作成など、 参加者各自が取り組むべき課題や目標を事前に発表し合い、明確となった作業目標に向かって集中して取り組んでいただきました。
参加者同士が進捗を共有し、アドバイスし合うシーンが多く見受けられ、モチベーションを保ちながら作業を進めることが できたようです。
3. 参加者同士のフィードバックとシェア
合宿の中では、ただ作業するだけでなく、
- 他の参加者のターゲット設定やメルマガコンセプトを聞いて刺激を受ける
- 「その表現いいですね!うちでも真似してみます」といったアイデアの交換
といったシーンも多く見られました。
自分ひとりで考えているときは行き詰まってしまう部分も、他の人の視点や質問を通じて、一気に言語化が進むこともよくあります。
集中力を支えるサポート:ストレッチ&ノンカフェインコーヒー
長時間の作業を続けると、どうしても
- 体が固まって集中力が落ちてしまう
- コーヒーを飲みすぎて夜眠れなくなる
といったことが起こりがちです。
そこで今回は、
- ボディーセラピストの坪内薫さんにお越しいただき、
- 作業時間1時間30分ごとに、集中力を持続させるためのストレッチタイム
を導入しました。

簡単にできるストレッチやセルフケアを教えていただき、参加者の皆さんも
「体を動かすことで頭がスッキリして、後半も集中して取り組めた」
と、とても好評でした。
また、
- おいしいノンカフェインコーヒー
もご提供いただき、夜の作業でも睡眠の質を落とさずに集中できる環境を整えていただきました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。
坪内薫さんのサイトはこちらです。
BBQ懇親会で、未来の事業について語り合う時間

夜には、BBQスタイルの懇親会も開催しました。
(屋外はまだまだ寒い時期でしたので、食事そのものは室内で行いましたが、BBQならではのワイワイした雰囲気の中で、肩を並べて語り合う時間になりました。)
ここでは、
- AIやメタバースといったテクノロジーの話
- アプリ開発など、これから挑戦していきたい分野
- それぞれのビジネスの今後の展望
など、業種や分野を超えた話題が飛び交い、お互いの創造性を刺激し合う時間となりました。
BBQで距離がグッと縮まったことで、翌日の作業でも
- 気軽に相談し合える
- 相手の事業背景を理解したうえでアドバイスできる
といった、良い空気感が生まれていたように思います。
参加者の声

合宿後、参加者の皆さんからは、次のような声をいただきました(一部抜粋)。
「いつか会いたいと思っていたフリーランス仲間と、ようやく直接会って話すことができました」
「今まで考えたこともなかった視点をもらえて、新しい気づきがたくさんありました」
「ずっと手を付けられなかったメルマガの準備が、この2日間で一気に進んでスッキリしました」
こうした感想をいただけたことが、主催者として何より嬉しい瞬間です。
また、今回の合宿をきっかけに、
- その後、実際にメルマガをスタートされた方
- 商品・サービスの見せ方を見直した方
- 仲間と継続的に近況を報告し合う「ゆるいつながり」が生まれた方
などもいらっしゃいました。
ゼロリスとは?(マジリスを生んだオンライン学習コミュニティ)
ここで少しだけ、マジリスの母体になっているオンライン学習コミュニティ「ゼロリス」についてもご紹介しておきます。
ゼロリスは、
「売り込みが苦手でも、きれいごとだけで食べていける人を増やす」
というミッションのもとに立ち上げた、フリーランスやスモールビジネスオーナーのためのビジネス実践コミュニティです。
ゴリゴリのクロージングや駆け引きではなく、
- 自分の強みや想いをきちんと言語化し、
- お客さんと長く続く関係性を築き、
- 自然体のままで選ばれていくための仕組みづくり
を、仲間と一緒に実践していく場になっています。
ゼロリスで特に力を入れているのは、次の3つの分野です。
- リストマーケティング:メルマガやクローズドな場で、お客さんとの関係性を育てる仕組みづくり
- AI高効率活用術:ChatGPTをはじめとしたAIを「作業を任せる相棒」として使いこなす方法
- 売れるコンテンツ構築術:自分の強みとお客さんのニーズをつなぐ「売りやすい商品・サービス」の設計
これらを土台に、
- 会員限定サイトでの動画教材・AIツール提供
- 毎月のオンライン勉強会(0のつく日など)
- バーチャル作業部屋やリアルイベント(BBQ・合宿など)
といった形で、「学ぶ」「試す」「相談する」「仲間とつながる」が一つの場で回るように設計しています。
今回レポートしたマジリス2Daysも、ゼロリスメンバーを中心に、こうした学びの延長線上にある“リアルの実践の場”として開催しました。
今回のマジリス2Daysで得られた3つの価値

今回のリストマーケティング合宿を通じて、主催者として改めて感じた「マジリスの価値」は、次の3つです。
1. リストマーケティングの「仕組み」が、2日間で“形”になる
普段はなかなか手を付けられない、
- 登録フォーム
- ステップメール
- 導線の設計
が、2日間という区切りの中で一定のところまで仕上がります。
もちろん、2日で全てが完璧に完成するわけではありませんが、
「ゼロだったものが、60〜70%の完成度の“形”になる」
というのは、その後の行動にとって非常に大きな意味があります。
2. 同じ目的を持つフリーランス仲間との“横のつながり”
合宿の中で生まれたつながりは、
- その後もお互いの進捗を報告し合ったり
- コラボレーションのきっかけになったり
と、長く続くことがあります。
今回も、
- 異なる業種同士の意外なコラボの話
- お互いのサービスを紹介し合うアイデア
などが自然と生まれていました。
3. 「自分のビジネスに向き合う時間」を意図的に確保できる
日常の業務から離れ、2日間をまるごと「自分のビジネスと向き合う時間」に使うことで、
- なんとなく抱えていた不安やモヤモヤ
- 後回しにしていた課題
に、真正面から向き合うことができます。
これは、オンラインのセミナーや短時間の勉強会では得られない、合宿ならではの価値だと感じています。
よくあるご質問|今回のリストマーケティング合宿について
最後に、今回のテーマである「リストマーケティング合宿」に関して、よくいただく質問と回答をまとめておきます。
Q1. マジリス2Daysとはどんな合宿ですか?
A. フリーランスや個人事業主が、2日間で自分のビジネスの重要テーマに集中して取り組むための少人数制合宿です。今回のテーマは「リストマーケティング」でしたが、回ごとにテーマは少しずつ変わります。
Q2. 今回のリストマーケティング合宿では、具体的に何をしたのですか?
A. 参加者ごとにテーマは違いますが、主に次のようなことに取り組みました。
- ターゲット・ペルソナの整理
- メルマガ登録フォームの作成・改善
- ステップメール(複数通)の執筆
- リストの集め方・導線設計の見直し
Q3. どんな人に向いている合宿ですか?
A. たとえば、こんな方におすすめです。
- リストマーケティングの重要性はわかっているけれど、着手できずにいる方
- すでにメルマガは始めているが、仕組み化が途中で止まっている方
- 1人だとどうしても作業が進まないので、環境と仲間の力を借りたい方
Q4. マジリスは毎回リストマーケティング合宿なのですか?
A. いいえ。マジリスは「フリーランスが後回しにしている大事なことに集中して取り組む合宿」というコンセプトのもと、回ごとにテーマが変わるのが特徴です。今回のようにリストマーケティングにフォーカスする回もあれば、別の切り口で企画する回もあります。
Q5. 次回以降のマジリスの案内はどこで受け取れますか?
A. 僕のメールマガジンにて、募集開始のタイミングやテーマのご案内をしています。詳しくは、この記事の最後にあるご案内からご登録ください。
次回以降のマジリスについて(テーマは毎回少しずつ変わります)
ここまで読んでくださって、「こんな合宿があるなら、いつか参加してみたい」と感じてくださった方もいるかもしれません。
繰り返しになりますが、マジリスは毎回同じ内容を行う合宿ではなく、そのときの参加者さんのニーズに合わせてテーマを調整するスタイルです。
今回のようなリストマーケティング合宿に近い内容になることもあれば、
- セールスレター・LP執筆に特化した回
- 自分の強みやコンセプトを深堀りする回
など、少し違う切り口で開催することもあります。
今後のご案内はメールマガジンでお届けしています
今回のマジリス2Daysを通じて、僕自身も改めて
「同じ目的を持つ人同士が集まって作業する場は、セミナーとはまた違う価値がある」
ということを強く実感しました。
今後も、テーマや場所を変えながら、マジリスを継続的に開催していきたいと考えています。
こうした合宿や、少人数の実践会、オンライン企画のご案内は、僕のメールマガジンで優先的にお届けしています。
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PS. 皆さんからのお土産でテーブルがいっぱいに

最後に、今回の合宿で印象的だった光景をひとつ。
合宿当日、参加者の皆さんが、それぞれの地元からたくさんのお土産を持ち寄ってくださいました。各地のお菓子がテーブルいっぱいに並び、その写真を見返すだけでも、あたたかい気持ちになります。
合宿中に、
- 「このお菓子、おいしいよ!」という会話から生まれる交流
- ちょっと甘いものをつまみながら、もうひと踏ん張りする時間
など、お土産の存在も、2日間のモチベーションを支えてくれていたように思います。
このようなあたたかな参加者様ばかりに恵まれて、主催者としても本当に幸せな2日間でした。ご参加くださった皆さま、改めてありがとうございました。
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