
WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎です。
今回は、リストマーケティングがどれほど重要なのか、特に「AI時代の到来」と「今使っている集客手段がなくなるリスク」に注目しながらお話しします。
忙しい日々の中で、リストマーケティングを後回しにしてしまう方が多いですが、それこそがビジネスにとって非常に危険なことです。
この記事を通じて、リストマーケティングを今すぐに始めるべき理由をしっかりお伝えできたら嬉しいです。
リストマーケティングとは何か?
リストマーケティングとは、顧客や見込み客の連絡先を集め、そのリストに対して定期的に情報を提供し、長期的な信頼関係を築くマーケティング手法です。
たとえばメルマガを使って、見込み客に役立つ情報を送り続け将来的に商品やサービスを購入してもらうためのアプローチがそれですね。
ただ、このリストマーケティングは「すぐに結果が出るもの瞬発力のある販促方法」ではありません。
既にリストが集まっている人や、既にリストマーケティングを展開している人は、すぐにでも利益を上げることができますが、0からスタートする人は、まずそのリスト集めから始めないといけないため、ある一定期間の準備時間が必要です。
そのため中長期的な利益を目指すためのマーケティングとして捉える必要があるのですが、それ故に、直近の利益を優先する行動に押されて、ついつい後回しにされがちなのが、このリストマーケティングなのです。
しかし、僕はそこを踏ん張ってでも今すぐ始めるべきだと思っています。
今の集客手段が突然消えるリスクを覚悟せよ
現代のビジネスにおいて、SNSやブログ、広告など様々な集客手段があります。
しかし、結果論としていつまでも安定して集客が続けられているプラットホームは一つとして存在しません。
たとえば、かつて僕が起業した頃(12年前)はミクシィやFacebookが集客の主流でしたが、今ではそれらのプラットフォームで集客を行う人は減少しています。
実は当時、僕が書いたFacebook集客のノウハウレポートが、とある情報提供プラットフォームで全国1位のダウンロード数を記録したことがあります。
そんなレポートを作っていたからこそ断言できますが、今ではもうその手法は使えません。
僕自身もFacebookで集客できていましたが、その後他の集客方法を模索しなければならなくなりました。
ウェブビジネスを5年以上続けている方なら、この変化の速さを痛感しているはずです。
では、集客手段が変わった時、どうすればビジネスを守ることができるのでしょうか?
その手段の一つが「リストマーケティング」だと僕は思っています。
リストを手元に持っていれば、SNSやプラットフォームの変化に影響を受けず、自分の顧客に直接アプローチできるからです。
リストマーケティングが集客を守れる理由
ビジネスをする以上、集客はずっと続けなくてはいけません。集客をしないまま成立するビジネスは無いと断言できます。
リストマーケティングは、その集客を「守る」保険の役割も果たします。
例えば、プラットフォームやSNSが変わって行く中で、変わらずに顧客と直接つながる手段を持っていられるのは大きなアドバンテージです。
顧客リストがあれば、新しい集客プラットフォームに移行する際にも、顧客に直接通知してスムーズに移行できます。
これができるから、集客口の移行よりも緊急性が高い「集客口の消失」が、起こってもさほど怖くはありません。
僕の場合はTwitterが突然乗っ取られたことがあります。
3000人以上のフォロワーを僕は寝ている間に失っていました。
でも、幸いなことに顧客リストがあったため大きな損失にはつながりませんでしたし、新しく立ち上げたTwitterアカウントもメルマガでお知らせすることですぐさま軌道にのせることができました。
しかし顧客リストがなければ、間違いなく大きなダメージを受けていたことでしょう。
トレンドによるプラットフォームの衰退も、突然悪意ある乗っ取り被害も、プラットフォーム側の仕様変更も、これらは僕たちがどれだけ努力していても、避けようのないリスクです。
こういった理不尽な変化にあなたのビジネスが対応できるようにするためにも、リストマーケティングは必須なのです。
AI時代における情報の価値の変化
ここ1年でAIが急速に進化し、情報発信が誰にでもさらに簡単にできるようになりました。
これまでにもその傾向はありましたが、これでいよいよ情報そのものの価値が急速に低下しています。
今や、特定の知識や情報が貴重である時代は終わり、これからの時代は「誰がその情報を提供しているか」が重要・・・というより、それでしか差別化ができない時代になります。
つまり、これからのビジネスでは、情報そのものよりも「発信者」としての信頼獲得が重要になってくるということです。
しかし驚くことに、多くの事業者がAIの登場に浮かれるばかりで、このAIによるリスクに危機感を持っていません。
AIによって、誰でも情報を簡単に発信できるようになる中で、あなたが「AIに劣るただの雑音」にならないためにも、今のうちに自分の顧客をリストにまとめ、自分の発信を待ってくれているファンを育てていくことが大切なのです。
リストマーケティングのメリット2選
リストマーケティングをすぐ始めるべき理由ばかりお話ししてきたのですが、リスクがあるから始めましょう!だけでなく、始めれば得られるメリットももちろんあります。
コストパフォーマンスが高い
リストマーケティングは、月に数千円程度で始められます。
僕がよく初心者向けとご紹介する「ペライチ」では、メルマガ配信やランディングページの作成、決済システムまでが揃い、月3000円台で運用が可能です。
費用対効果を考えると、これほどコスパの良いマーケティングサービスは他にありません。
ちなみに公式LINEが無料から始められると謳ってますが、無料の公式LINEはほとんどリストマーケティングとして機能しないので、実質月額5000円からのツールだと思っていただいた方がいいです。
その他にも公式LINEを僕がお勧めしない理由はあります。そちらに関してはこちらの記事でご案内していますので、ご確認ください。
プッシュ型メディアで顧客に直接リーチできる
ブログやSNSは顧客が自ら訪れてくださらない限り、情報が届きません。
お客様が自ら訪れない限り情報が届かないプラットフォームだから流行りに翻弄されてしまうのです。
しかし、リストマーケティングはプッシュ型のメディアであるため、こちらから積極的に情報を届けることができます。
ちなみに、メルマガもよくオワコン(終わったコンテンツ)だと言われることがあります。
まぁ、これは今に始まった話ではなく、僕がメールマガジンを活用し始めた15年以上前からメルマガはオワコンと言われ続けていますが。苦笑
言われ続けてはいましたが、結果としてメルマガは生き残り、メルマガよりも効果があるとチヤホヤされた流行のプラットフォームが、数年ごと現れては消えていく。それの繰り返しです。
こういった流行廃りに左右されない独自のプッシュ型メディアは、ビジネスの売り上げを支える仕組みとして頼れる存在になります
未来を守るために、今こそリストマーケティングを
リストマーケティングは「売上を増やすための手段」であると同時に、ビジネスを守る「保険」のような役割も果たします。
集客のトレンドは移り変わりますが、リストを持っていれば、どんな時でも顧客にアプローチできるのです。
僕が提供する「ゼロリス」では、リストマーケティングを成功させるためのサポートや勉強会も充実しています。
一人でリストマーケティングに取り組むのは難しいかもしれませんが、仲間と一緒なら続けやすくなります。
この記事を読んで、リストマーケティングの必要性を感じていただいた方は、ぜひゼロリス入会説明会にもお越しください。


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