メルマガを書こうとして、画面の前で手が止まる。

何かいいことを書かなきゃいけない。専門家らしい話をしなきゃいけない。読者に反応してもらえる内容にしなきゃいけない。

そう考え始めると、1通のメルマガが急に重くなります。

でも、断言しておきます。メルマガが書けない原因は、文章力不足ではありません。多くの場合、原因は「毎回ゼロから、メルマガ専用の立派な文章を書こうとしていること」です。

メルマガが書けない原因を、素材・読者への置き換え・完璧主義の3点で整理した図解

メルマガが書けない原因は「ネタがない」ではない

メルマガが書けないとき、多くの人は「ネタがない」と考えます。

でも、実際にはネタそのものがゼロなのではありません。仕事の中で見たこと、相談で何度も聞かれること、うまくいったこと、失敗したこと、最近腹落ちしたこと。素材はすでにあります。

足りないのは、素材をメルマガに変える分解です。

  • 事実: 何があったのか
  • 気づき: そこから何を考えたのか
  • 読者への置き換え: 読者にとって何が使えるのか

この3つを分けるだけで、メルマガはかなり書きやすくなります。逆に言えば、この3つを分けないまま書こうとするから、「何を書けばいいんだろう」で止まります。

僕も「自分の頭の中のネタ」だけでは続かなかった

僕は朝ビジを長く続けていますが、最初から無限に話せる人間だったわけではありません。

実際、朝ビジは7日目で頭の中のネタが尽きました。そこからは、自分の発想力だけで勝負するのをやめました。世の中の悩みを見に行く。読者やお客様が何に困っているかを見る。日々の出来事を「これは誰かの役に立つ形に変えられないか」と考える。

つまり、ネタを内側からひねり出すのではなく、外側から拾って、自分の判断を通して届けるようにしたわけです。

メルマガも同じです。自分の中にある完璧な答えを探すより、読者が今つまずいていることを見に行った方が早い。そこで拾った素材に、自分の経験と判断軸を足せば、1通になります。

僕も、ネタ切れから始まりました

毎日話している人を見ると、最初からネタが無限にあるように見えるかもしれません。でも僕も、朝ビジは7日目で頭の中のネタが尽きました。そこから変えたのは、才能ではなく見に行く場所です。自分の頭だけを見るのをやめて、読者やお客様の困りごとを見に行くようにしました。

今日送れるメルマガは、3つの型で作れる

今日送れるメルマガの型を、出来事・気づき・読者への問いかけで整理した図解

メルマガを難しくしている人ほど、最初から完成度の高い文章を書こうとします。

でも、今日送る1通に必要なのは、名文ではありません。読者が「それ、今の自分のことだ」と思える接点です。

型1: 最近あった出来事から書く

まず一番書きやすいのは、最近あった出来事です。

仕事中にあった相談、セミナーで聞かれた質問、ツールを触っていて気づいたこと、思ったより反応があった投稿、逆にまったく反応がなかった投稿。こういうものは、全部メルマガの材料になります。

大事なのは、出来事を日記で終わらせないことです。

「こういうことがありました」で終わると、読者には関係がありません。「だから、あなたが今同じことで迷っているなら、ここを見てください」まで置き換えると、メルマガになります。

型2: よく聞かれる質問から書く

次に強いのは、何度も聞かれる質問です。

何度も聞かれるということは、そのテーマで困っている人が複数いるということです。検索される可能性もありますし、メルマガ読者の中にも同じ悩みを持っている人がいます。

質問に対する答えを、そのままメルマガにする必要はありません。むしろ、質問の奥にある思い込みをほどく方が読まれます。

たとえば「何を書けばいいですか?」と聞かれたら、答えるべきはネタ一覧ではありません。「メルマガ専用の特別な文章を書こうとしているから止まっているのではないか」という前提の整理です。

型3: すでに出した発信の裏側から書く

ブログ、SNS、セミナー、音声配信。すでに出した発信の裏側も、メルマガの材料になります。

表に出した発信は、どうしても整えた形になります。でもメルマガでは、「なぜその話をしたのか」「本当はどこで迷ったのか」「読者にはどこを見てほしいのか」を書けます。

これは手抜きではありません。むしろ、同じテーマを別角度から届けることで、読者の理解が深まります。

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ステップメールを完成させてから始めなくていい

メルマガが書けない人ほど、「先にステップメールを作らなきゃ」と考えがちです。

もちろん、ステップメールは大事です。登録直後の読者に、順番に価値を届ける仕組みは必要です。

ただし、ステップメールが完成するまで通常配信を止める必要はありません。

むしろ、通常配信を先に出した方が、ステップメールの材料が集まります。反応があった話、返信が来た話、クリックされた話、逆にまったく反応がなかった話。これらが、あとからステップメールの骨組みになります。

メルマガを始める前に決めることはあります。でも、準備を理由に一通も送らない状態が続くなら、まずは通常配信で読者との接点を作る方が先です。

AIに頼むなら、先に材料を渡す

AIにメルマガ下書きを作らせる前に渡す、自分の経験・判断軸・読者の悩みを整理した図解

AIを使えば、メルマガはかなり書きやすくなります。僕自身も、AIやメルマガ執筆ツールを使う前提で発信の仕組みを考えています。

ただし、AIに「メルマガを書いて」とだけ頼むと、どこかで見たような文章になりやすいです。理屈は通っている。でも、人間が読みたくなる温度がない。そういう文章になります。

AIに渡すべき材料は、次の3つです。

  • 自分の経験: 何があったのか、何に困ったのか
  • 判断軸: その経験をどう見ているのか
  • 読者の悩み: 誰が、どこで止まっているのか

AIは代筆者ではなく、整理係です。材料はこちらで用意する。料理の腕はAIに借りる。この役割分担にすると、AIで作った文章でも本人らしさが残ります。

まず今日、1通だけ送るなら

今日メルマガを送るなら、次の型で十分です。

件名: ○○で止まっている方へ

今日、○○について考える出来事がありました。

僕がそこで気づいたのは、○○が原因ではなく、△△が整理されていないことでした。

もし今、同じことで止まっているなら、まず□□から見直してみてください。

この型は、派手ではありません。でも、読者にとっては読みやすいです。何の話か分かる。自分に関係があるか判断できる。最後に何を見ればいいか分かる。

メルマガは、上手に書く場所ではありません。一度出会った人と、信頼関係を少しずつ積む場所です。

リストマーケティング全体を学びたい方へ

メルマガが書けない悩みは、文章だけの問題ではありません。入口、登録直後の関係づくり、通常配信、ステップメール、商品案内までがつながっていないと、1通ごとの役割がぼやけます。

リストマーケティングの全体像から整理したい方は、まずリストマーケティングとは何かを読んでください。基礎から順番に見たい方には、リストマーケティングの学習入口も用意しています。

さらに、見込み客リストの作り方からメルマガ運用、売り込まずに選ばれる導線までまとめて学びたい方には、無料セミナー「全販売者がすぐ始めるべきリストマーケティング7つの優位性」を公開しています。

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