こんにちは。「きれいごとだけで食べていける人を増やす」をミッションに活動している、NATURE SALESの長嶺圭一郎です。

「Genspark、すごいらしいけど、クレジット消費が激しいって本当?」

「AIに”丸投げ”できるって聞くけど、具体的にどう使えばいいの?」

最近話題のAIエージェント「Genspark」。

その圧倒的な性能に注目が集まる一方で、コスト面や具体的な使い方に悩む声も少なくありません。

僕が主宰するオンラインコミュニティ「ゼロリス」でも、Gensparkは注目の的。

先日開催した勉強会では、僕自身が検証を重ねて見つけ出した「Gensparkのクレジット消費を最小限に抑え、真価を引き出す使い方」をシェアしました。

この記事では、その核心部分を解説します。

正しい使い方を知れば、あなたのビジネスはさらに加速するはずです。

Gensparkとは?AIドリームチームを率いる次世代エージェント

まず、Gensparkが他のAIツールと一線を画す理由から解説します。

Gensparkは、単一のAIではありません。ChatGPT、Gemini、Claudeといった複数の高性能AIを、タスクに応じて自動で使い分ける「AIエージェント」です 。

例えば、ユーザーが「市場調査をしてプレゼンを作って」と指示すると、

  1. 分析が得意なGeminiが市場調査を実行
  2. 長文の文章生成が得意なClaudeが原稿を作成
  3. 構成やアイデア出しが得意なChatGPTがプレゼンの骨子を作成

といったように、最適なAIが連携して一つのタスクを完了させます。

利用者はAIの得意・不得意を意識する必要がなく、まるで優秀なAIで構成された専門チームに仕事を丸ごと依頼するような体験ができるのです 。

Gensparkの主な機能と使い方

複数のAIを内包するGensparkは、その機能も多岐にわたります。代表的な使い方を3つご紹介します。

プレゼンテーション作成

構成案や文章を渡すだけで、デザイン性の高いスライドを自動で生成します 。

PowerPoint形式でダウンロードできるため、Canvaなどでの再編集も簡単です 。

Webサイト(LP)制作

Webサイトに掲載したいテキストを渡せば、デザイン・コーディング済みのHTMLコードを生成してくれます 。

そのコードをWordPressやペライチに貼り付けるだけで、本格的なWebページが完成します 。

動画生成

「森をリスが歩く」といった簡単な指示(プロンプト)で、約8秒のクオリティの高い動画を生成可能です 。

手持ちのイラストをアニメーション化するなど、クリエイティブの幅を大きく広げてくれます 。

【要注意】多くの人が陥るGensparkの「丸投げ」という罠

これだけの機能を持つGenspark。

その本来の使い方は「全部おまかせ(丸投げ)」です 。

しかし、ここに大きな落とし穴があります。

それは、考えなしの「丸投げ」は、クレジット(利用ポイント)を驚くほど消費してしまうという事実です 。

僕がテストで「迷惑メールに関するプレゼン」という曖昧な指示を丸投げしたところ、数回の修正を経て、最終的に合計982クレジットを消費しました 。

無料枠が1日200クレジット、有料プランでも月間10,000クレジットということを考えると、これではコストがかかりすぎてしまいます 。

なぜなら、Gensparkは指示が曖昧だと、一度で完璧な答えを出すことはできず、修正のたびにゼロから考え直すため、その都度クレジットが消費されるからです。

「全部やってくれる」という長所が、時として非効率なコスト増という短所になってしまうのです 。

Gensparkのクレジットを節約する賢い使い方【消費量88%減】

では、どうすればコストを抑え、Gensparkを有効活用できるのでしょうか?

僕が主宰するコミュニティ「ゼロリス」の勉強会でシェアし、参加者から「これを聞いて有料プランを解約した!」という声まで上がった(Gensparkさん、ごめんなさい…!)賢い使い方 。

その結論は、非常にシンプルです。

『設計図はChatGPTなど手持ちのAIで作り、Gensparkには”仕上げ”だけを任せる』

Gensparkの真価は「ゼロからイチを生み出す思考力」よりも「イチを百にするデザイン・コーディング力」にあります 。

ですから、まずは自分の意図を深く理解しているChatGPTなどで、プレゼンやLPの完璧な「設計図(文章や構成)」を作り上げます 。そして、その設計図をGensparkに渡し、「これを形にして」と”仕上げ”だけを依頼するのです

この方法を使った結果、先ほど982クレジットかかったプレゼン作成が、わずか111クレジットで完了しました 。

実に、約88%ものクレジット消費を削減できたことになります 。

まとめ:Gensparkを賢く使いこなし、ビジネスを効率化しよう

今回の勉強会では、Gensparkの基本的な使い方から、クレジット消費を抑える裏ワザ的な活用術までを解説しました。

  • Gensparkは複数のAIを自動で使い分けるAIエージェント
  • プレゼン、Webサイト、動画など多彩な生成が可能
  • 考えなしの「丸投げ」はクレジットを大量消費する罠がある
  • 賢い使い方は「設計図」と「仕上げ」を分担させること

便利なツールも、その特性を理解し、賢く付き合わなければ、かえって非効率になってしまう可能性があります。AIに「使われる」のではなく、主体的に「使いこなす」視点を持つことが、これからのビジネスでは不可欠です。

僕が主宰するオンラインコミュニティ「ゼロリス」では、こうした「きれいごとだけで食べていくための、地に足の着いた技術」を日々研究・実践しています。

賢いAI活用や、売り込みに頼らないマーケティングに興味がある方は、ぜひ僕の活動をチェックしてみてくださいね。

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