
WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎です。
先日、僕のもとにこんなご相談が届きました。
「長嶺さんはずっとメルマガを継続されていますが、何かコツはありますか?甘ったれた質問かもしれませんが…」
いえいえ、とんでもない!甘えてるだなんて、これっぽっちも思いませんよ。
新しいことを始める時って、誰だって勇気がいるし、未来への不安を感じるものですから。
どうでしょう?あなたも「やるぞ!」と決めたはいいけど、ふと「本当に続けられるのかな…」なんて思ったこと、ありませんか?
今日は、僕が15年以上メルマガを続けてきた中で見つけた、無理なく、そして楽しく発信を続けるための、ちょっとしたコツをお話ししようと思います。
「メルマガ、続けられるかな…」その不安、僕もよく分かります!
まず、大前提として知っておいてほしいことがあります。それは、メルマガが続かずにやめてしまう人って、実はものすごく多いんです。
僕もこれまで、たくさんの人が始めては消えていくのを見てきました。
その原因って、いろいろあると思うんですよね。書くネタがなくなっちゃう「ネタ切れ」も、もちろん大きな理由の一つ。
でも、僕が見てきた中で、もっと根本的な、意外な落とし穴があるなと感じています。
角の取れた期待値が、継続への第一歩
それって何かと言うと、「メルマガに対する期待値が高すぎること」、特に「速効性への過度な期待」なんです。
時々、「たった1通のメルマガで100万円!」みたいな、夢のようなキャッチコピーを見かけませんか?
あれ、嘘ではないのかもしれないですが、限りなく嘘に近いと僕は思っています。
なぜなら、その奇跡の1通の前には、必ず地道な継続という土台があるはずだからです。
いきなり送ったメールが、そんな魔法を起こすことはまずあり得ません。
メルマガは、短距離走じゃなくて、どちらかというとマラソンみたいなもの。半年、1年という長いスパンで、じっくり読者さんとの関係を育んでいく中長期的なパートナーなんです。
だから、「始めてすぐに世界が変わるはず!」と期待してしまうと、「あれ?全然反応ないじゃん…」って、すぐに心が折れてしまうんですよね。
これは僕自身、発信する上でいつも気をつけていることで、メルマガはあなたのビジネスをじっくり支えてくれる存在だよ、と伝えるようにしています。
「特別な発信」じゃなくて「ついで発信」でいいんです
もう一つ、続かない人が陥りがちなのが、「何か特別なことを書かなきゃ!」と思い込んでしまうことです。
もちろん、読者さんのために価値ある情報をお届けする気持ちは大切ですよ。
でも、そのために毎回ゼロから特別なネタを探し、特別な文章を練り上げる…なんてことをしていたら、どうでしょう?考えただけで、ちょっと息切れしちゃいそうじゃないですか?
僕がよくアドバイスするのは、「ついで発信でいいんですよ」ということです。
例えば、あなたがブログを書いているなら、「ブログ更新しましたよー」というお知らせと一緒に、ブログの導入部分をメルマガに載せる。
インスタを頑張っているなら、その投稿の裏話や、投稿に込めた想いをメルマガで語ってみる。
僕自身も、毎朝やっている「朝ビジ」という音声配信が、メルマガの軸になっています。
メルマガのためだけに何かをするのではなく、あなたのメインの活動の「ついで」に発信する。このぐらい肩の力を抜いた方が、絶対に長続きすると思うんですよね。
無理なくメルマガを続けるための、ちょっとした3つのコツ
じゃあ、具体的にどうすれば無理なく続けられるの?
というわけで、僕が実践している3つのコツをご紹介しますね。
コツ① まずは「2週間に1回」から。完璧を目指さない心の筋トレ
「メルマガは毎日送った方が成果が出る」というデータは確かにあります。
でも、それはあくまで統計上の話。いきなり毎日なんて、ハードルが高すぎますよね。
僕からの提案は、まず「2週間に1回」を目指してみるのはいかがでしょう?
実はこの「2週間」って、人が何かに対して意識を持ち続けてくれる、ギリギリの期間だと僕は考えているんです。
これ以上空いてしまうと、残念ながら忘れられてしまう可能性が高い。
だから、まずは月2回、読者さんにあなたのことを思い出してもらう機会を作る。このぐらいのペースなら、少し気持ちが楽になりませんか?
コツ② 「ネタ切れは日常茶飯事」と開き直ると、世界が変わる?
「ネタ切れが怖いんです…」この気持ち、痛いほどわかります。
何を隠そう、僕なんて常にネタ切れですから(笑)。
でも、面白いもので、「ネタ切れは当たり前」と開き直ってしまうと、逆にアンテナの感度が上がるんですよ。
「何か発信できることはないかな?」という視点で、本を読んだり、映画を観たり、人と話したりするようになるんです。
昔、ある本で「インプットの質は、アウトプットが決める」という言葉に出会って、まさにこれだ!と思いました。
ただ知識を詰め込むだけじゃなく、「これを誰かに伝えよう」という前提でインプットすると、学びの深さがまったく変わってきます。
発信を続けることで、自分の言葉で物事を説明するスキルが磨かれ、結果的にあなた自身の成長にも繋がります。
ネタ切れは、成長するための最高のトレーニングなのかもしれませんね。
コツ③ 続ける一番のコツは、皮肉にも「続けること」
何言ってんだ、ってツッコミが聞こえてきそうですが、これ、本当にそうなんです。
メルマガって、送らずにいる期間が長くなればなるほど、「うわ、久しぶりだから、何かすごいこと書かなきゃ…」って、どんどんハードルが上がっていくんですよ。
僕もコロナで2週間ほど発信を休んだことがあるんですが、復帰第一声、何を書けばいいか本気で分からなくなりました。
逆に、続けていると、だんだん良い意味で力の抜き方が分かってくるんです。このペース配分が掴めると、片ひじ張らずに自然体で発信できるようになります。
だから、継続するためのコツは「継続すること」。なんだか禅問答みたいですが、一度回り始めた歯車は、意外と軽い力で回り続けてくれるものですよ。
あなたの発信は、未来のビジネスを温める「資産」になる
最後に、ちょっと壮大な例え話をさせてください。
ブログマーケティングのセミナーで聞いた面白いデータがあるんですが、ブログが集客力を持ち始めるのって、運営開始から約1年後らしいんです。「え、1年も先なの!?」って思いますよね。
でもこれって、考えてみれば当たり前で、信頼を築くのには時間がかかるんです。でも、一度築いた信頼って、よほどのことがない限り、簡単にはなくなりません。
僕は、こういう発信活動って、地球における「水」みたいな存在だなと思うんです。
水がない砂漠は、昼は灼熱、夜は極寒と、気温差が激しいですよね。でも、水がある場所は気候が温和で安定している。
メルマガやブログでの発信も、これと似ています。最初はなかなか温まらない(成果が出ない)かもしれない。
でも、コツコツと続けて熱を蓄えたメディアは、あなたのビジネスを安定させ、温め続けてくれる、かけがえのない「資産」になります。
その先には、あなたが最初に夢見た「1通のメールでたくさんの申し込みが!」なんていう世界も、きっと待っています。
だから、焦らず、気負わず、まずは中長期的な視点で、あなただけの発信を始めてみませんか?
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