GensparkでスライドやLPを作れる時代になった

こんにちは。<br>AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。

Genspark、かなり面白いです。

もう、ただ質問に答えてくれるAIではなくなっています。

スライドを作る。

資料を作る。

画像を作る。

コードを書く。

Webページや業務フローのようなものまで作っていく。

かなり「成果物を作るAI」に近づいています。

2026年6月18日時点のGenspark公式情報でも、AI Slidesでは、テーマや目的、資料を渡すことで、リサーチ、構成、デザイン、スライド生成まで進められると案内されています。

PDF、Word、Excel、PowerPointなどの資料を取り込める。

Professional ModeやCreative Modeがある。

Guide Modeで相談しながら作れる。

PPTXやGoogle Slidesへのエクスポートにも対応している。

こう聞くと、普通に思いますよね。

「じゃあ、もうスライドもLPもGensparkに作ってもらえばいいじゃん」

もちろん、それはかなり現実的になっています。

ただ、ここで勘違いしてはいけません。

Gensparkにいきなり作らせる前に、設計図を作った方がいいです。

「え、設計図を作るのが面倒だからAIを使うんじゃないの?」

そう思った方もいると思います。

僕もその気持ちは分かります。

でも、そこをすっ飛ばすと、見た目はきれいなのに申込につながらない資料ができやすいんです。

きれいなスライドと、申込が増えるスライドは違う

スライドやLPをAIに作らせると、見た目はかなり整います。

これは本当にすごいです。

昔なら、スライド1枚作るだけでも、

  • 文字量を調整する
  • 見出しを整える
  • 色を選ぶ
  • 図解を作る
  • 画像を探す
  • 余白を調整する

こういう作業に時間がかかっていました。

今は、AIがかなりの部分をやってくれます。

でも、ここで勘違いしてはいけません。

きれいなスライドを作ること。

きれいなLPを作ること。

それ自体が目的ではありません。

目的は、伝わることです。

もっと言えば、読んだ人、見た人が、次の行動を取りたくなることです。

メルマガに登録する。

セミナーに申し込む。

商品に興味を持つ。

問い合わせる。

保存する。

人に紹介する。

そこにつながらないなら、どれだけきれいでも、集客の道具としては弱いです。

僕はペライチのセミナーやLP作成の現場にも長く関わってきました。

そこで何度も見てきたのは、見た目は整っているのに、何を申し込めばいいのか分からないページです。

逆に、デザインは派手ではなくても、読みながら不安がほどけて、最後に自然と登録や申込へ進みたくなるページもあります。

昔からずっと思っていることがあります。

見た目だけ整えても、売れるわけではない。

売れるものには、流れがあります。

もう少し正確に言うと、良い商品がそのまま売れるわけではありません。

良さそうだと伝わった商品が選ばれます。

相手の頭の中にある不安を拾う。

その不安に対して、こちらの経験や根拠を出す。

「だったら、次にこれを受け取ってみよう」と自然に思える導線を作る。

この流れがあって、初めてスライドやLPは機能します。

AIに丸投げすると、一般論のきれいな資料になる

Gensparkに限らず、今のAIはかなり優秀です。

でも、優秀だからこそ、怖いところがあります。

それっぽいものを、最後まで作ってしまうんです。

たとえば、

「リストマーケティングのLPを作って」

とAIに言うと、それなりにきれいなLPを作ってくれるでしょう。

でも、そこには僕の現場での失敗や判断は入っていません。

人見知りで訪問営業が苦手だったこと。

訪問できない代わりに、手紙やメールで関係性を作ったこと。

売り込みではなく、お客様との関係性で売る道を見つけたこと。

公式LINEをリストマーケティングの本質とは別物として見ていること。

メルマガを「自分の手元に残る資産」として扱っていること。

こういう自分の実体験や判断基準は、AIが勝手に知っているわけではありません。

だから、AIに丸投げすると、一般論になります。

一般論としては正しい。

でも、体温がない。

それっぽい。

でも、誰が言っても同じ。

こうなります。

僕が使っているのは「寸止めAI」の考え方

AIに完成させる前に一度止めて判断する寸止めAIの設計フロー図解
Gensparkに完成品を頼む前に、判断材料を出して一度止める。

僕は、毎朝続けているビジネスラジオ「朝ビジ」でも話したことがありますが、AIを使うときに「寸止め」をかなり大事にしています。

最後まで作らせない。

途中で止める。

途中で報告させる。

そこに自分の判断を入れる。

たとえば、LPを作るなら、いきなり完成させません。

まず、

「このテーマでLPを作る場合、一般的に読む人が不安に思うことを10個出して」

と聞きます。

次に、

「その不安に対して、一般的なLPではどう答えることが多いかを出して」

と聞きます。

その上で、

「でも僕はそこにこう答えたい」

と、自分の経験や考え方を入れます。

これをやってから、初めて本文や構成に進みます。

スライドも同じです。

いきなり、

「このテーマでスライド作って」

ではなく、

  • 誰に向けるのか
  • 何を信じてもらうのか
  • どこで不安になるのか
  • どこで退屈するのか
  • どこで「自分には関係ない」と思われるのか
  • 最後に何をしてもらうのか

ここをAIに出させます。

そして、人間側が判断します。

それは違う。

そこは浅い。

その不安は実際にある。

その反論はプロ目線すぎる。

この話は、僕の経験を入れた方がいい。

この作業を挟むことで、AIの出力がただの一般論から、自分の事業に合った成果物に変わっていきます。

Gensparkに渡す前の設計図

では、GensparkでスライドやLPを作る前に、何を決めればいいのか。

僕なら、最低限この7つを決めます。

1. 誰に向けるのか

まず、誰に向けるのかです。

ここが曖昧だと、AIは無難なものを作ります。

たとえば「AI活用に興味がある人」では広すぎます。

そうではなく、

  • ひとりで事業をしている人
  • AIを触っているけど集客につながっていない人
  • スライドやLPを作るのが苦手な人
  • メルマガ登録導線を作りたい人
  • 自分の商品やサービスをうまく説明できない人

ここまで絞ります。

相手の顔が見えるほど、スライドもLPも強くなります。

2. 何を信じてもらうのか

スライドやLPは、情報を並べる場所ではありません。

相手の認識を変える場所です。

たとえば、この話なら、信じてもらいたいことはこれです。

Gensparkで成果物を作る前に、設計図を作った方がいい。

AIに丸投げするより、途中で止めて自分の判断を入れた方が、成果物の質は上がる。

こういう中心メッセージを先に置きます。

これがないと、AIは機能紹介をきれいに並べます。

でも、相手の行動は変わりません。

3. 最初に抱いている不安

読む人、見る人は、こちらが思っているほど前向きではありません。

「Gensparkすごそう!」

と思っている一方で、

  • どう使えばいいか分からない
  • クレジットが減るのが怖い
  • 変なものができたら嫌だ
  • 自分の商品に合うか分からない
  • そもそもLPやスライドの正解が分からない

こういう不安も持っています。

この不安を拾わずに、いきなり機能紹介をすると、相手は置いていかれます。

4. 途中で出る反論

読む人は、途中で反論します。

たとえば、

「でも、設計図を作るなら自分でやるのと変わらないじゃん」

「AIに任せたいのに、結局自分で考えるの?」

「それが面倒だからGensparkを使うんじゃないの?」

この反論は自然です。

だから、先に拾います。

僕の答えはこうです。

全部自分でやる必要はありません。

でも、全部AIに任せると、あなたの事業ではなく、一般論の資料になります。

AIに任せるべきなのは作業です。

人間が持つべきなのは判断です。

この線引きをすると、Gensparkはかなり頼れる道具になります。

5. 自分だけが言える材料

ここが一番大事です。

AIでスライドやLPを作るとき、強さになるのは、実際に見たこと、失敗したこと、お客さんから何度も聞いた悩みです。

  • 自分の失敗談
  • お客様からよく聞く悩み
  • 過去の実績
  • 自分が嫌いな一般論
  • 自分が譲れない判断基準
  • 実際に試した結果
  • 数字として出た変化

こういうものです。

僕の場合なら、

人見知りで訪問営業が苦手だったこと。

手紙とメールで関係性を作るようになったこと。

長くリストマーケティングに関わる中で、メルマガが自分の手元に残る資産だと確信していること。

AIは神様ではなく、道具だと考えていること。

こういう素材があります。

これを渡さずに、

「僕らしいLPにして」

と言っても、AIは困ります。

AIが自分らしさを出せないのは、AIが悪いのではありません。

必要な情報を渡していないだけです。

6. 最後に何をしてもらうのか

スライドやLPには、必ず出口があります。

ただ読んで終わり。

ただ見て終わり。

これではもったいないです。

たとえばNature Salesなら、出口はメルマガ登録です。

メルマガ登録をしてもらうことで、朝ビジアーカイブや無料セミナーを受け取ってもらい、リストマーケティングの考え方を深く知ってもらう。

だから、スライドやLPを作る前に、

「最後にどこへ進んでもらうか」

を決める必要があります。

ここがないと、どれだけきれいでも集客導線になりません。

7. Gensparkに任せる範囲を決める

最後に、Gensparkに任せる範囲を決めます。

全部任せるのではなく、工程ごとに分けます。

たとえばLPなら、

1. 相手の不安を出す<br>2. 競合や一般論を整理する<br>3. 見出し案を出す<br>4. 構成案を作る<br>5. 本文のたたき台を作る<br>6. CTA周辺を整える<br>7. デザインやスライド化をする

こう分けます。

Gensparkは成果物化が得意です。

だからこそ、いきなり完成まで走らせるのではなく、途中で止める。

その方が、結果的に早いです。

Gensparkに渡すプロンプト例

ここまで決めたら、Gensparkにはこう渡します。

次のテーマでLPの設計図を作りたいです。

テーマ:
AIを使って、ひとり事業のメルマガ登録導線を作る無料セミナー

対象:
AIを触っているが、ブログ・SNS・LP・メルマガがつながらず、集客導線になっていないひとり事業者

目的:
2時間42分の無料セミナー動画を受け取るために、公式メルマガへ登録してもらう

まず本文は書かないでください。
以下だけを整理して報告してください。

1. 読む人が最初に抱いている不安を10個
2. 読む人が途中で感じる反論を10個
3. 一般的なAI活用LPが言いがちな正論を5個
4. その正論が弱くなる理由
5. このLPで必ず入れるべき自分の実体験やお客さんの悩み
6. 見出し構成案

ここまでで一度止めてください。

ポイントは「本文は書かないでください」と入れることです。

これが寸止めです。

AIに全部作らせるのではなく、まず判断材料を出させる。

その上で、人間側が、

「これは違う」

「これは使える」

「この話は僕の経験を入れる」

と判断します。

スライドの場合のプロンプト例

スライドでも同じです。

次のテーマでセミナースライドの設計図を作りたいです。

テーマ:
AIを使って集客とリストマーケティングの仕組みを作る方法

対象:
AIを使っているのに、売上やメルマガ登録につながっていないひとり事業者

ゴール:
最後に公式メルマガへ登録し、無料セミナー動画を受け取ってもらう

いきなりスライドを作らず、まず以下を整理してください。

1. 参加者が開始時点で持っている誤解
2. セミナー中に必ず変えるべき認識
3. 入れるべき具体例
4. 入れるべき失敗談
5. 途中で離脱しそうなポイント
6. 最後のCTAに自然につなげる流れ
7. 15枚構成の案

この段階ではスライド本文やデザインは作らず、設計図だけを出してください。

これで、いきなり見た目に入らずに済みます。

見た目は後でいいです。

先に、流れです。

相手の認識がどう変わるかです。

そこが決まってから、Gensparkにスライド化してもらう。

この順番の方が、結果的に集客につながる資料になります。

AIに任せるほど、人間の価値は消えない

「AIに任せるほど、自分らしさが消えるんじゃないか」

こう感じる人もいると思います。

でも、僕は逆だと思っています。

AIに任せるほど、自分らしさを渡す必要があります。

自分の考え。

経験。

失敗。

お客様の声。

嫌いな一般論。

譲れない判断基準。

これらを渡すほど、AIは自分の事業に合ったものを作れるようになります。

僕が朝ビジを1800回以上続けてきて良かったと思う理由の一つも、ここにあります。

毎朝話してきたことが、AIに渡せる判断材料になっているからです。

きれいに整えたプロフィールだけでは出ない、言い回し、感情、迷い、判断基準が、音声や日々の発信には入っています。

だから、GensparkでスライドやLPを作るときも、単に「作って」と言うのではなく、自分の素材を渡す。

それがないと、AIは一般論で作ります。

それがあると、AIはあなたの事業の資料を作れるようになります。

設計図があると、クレジット消費もムダになりにくい

Gensparkは便利ですが、スライドや画像、資料生成を何度もやり直すと、クレジットも時間も使います。

だからこそ、最初に設計図を作る意味があります。

設計図なしでいきなり作ると、

「なんか違う」

「もう少し熱量がほしい」

「相手の不安が拾えていない」

「デザインはいいけど申込につながらない」

となって、何度も作り直すことになります。

逆に、設計図があると、AIに任せる範囲が明確になります。

どこを調査してもらうのか。

どこを構成してもらうのか。

どこをデザインしてもらうのか。

どこは人間が判断するのか。

これが決まるだけで、クレジットの使い方もかなり変わります。

具体的なクレジット節約については、Gensparkのクレジット消費を88%削減した実践例で詳しく書いています。

Gensparkで作るべきなのは、資料ではなく導線

GensparkでスライドやLPを作るとき、つい「資料を作る」と考えてしまいます。

でも、ひとり事業で本当に作るべきなのは導線です。

検索から記事に来る。

記事を読んで、無料セミナーに興味を持つ。

メルマガに登録する。

朝ビジアーカイブや無料セミナーで、考え方を深く知る。

商品やサービスに自然に進む。

この流れです。

AIで作ったLPやスライドが、この流れのどこにもつながっていないなら、ただの制作物です。

逆に、導線の一部として機能するなら、それは立派なマーケティング資産になります。

僕がGensparkのようなAIツールに価値を感じるのは、ここです。

スライドを作れるからすごい。

LPを作れるからすごい。

もちろん、それもあります。

でも本当に大事なのは、今まで止まっていた導線作りを前に進められることです。

だから、Gensparkを使う前に設計図を作ってください。

誰に向けるのか。

何を信じてもらうのか。

どんな不安を拾うのか。

どんな自分の実体験を入れるのか。

最後にどこへ進んでもらうのか。

ここが決まれば、Gensparkはかなり頼れる制作担当になります。

そして、AIで作った資料やLPを、メルマガ登録やリストマーケティングの仕組みにつなげたい方は、まず無料セミナーを受け取ってください。

2時間42分のセミナー動画で、全販売者がすぐ始めるべきリストマーケティングの優位性をお伝えしています。

AIで作った成果物を、集客とリストマーケティングの仕組みにつなげる無料セミナーを受け取る

最後に

Gensparkは、かなり強力な道具です。

でも、道具が強くなるほど、人間側の設計が大事になります。

いきなり完成品を求めない。

途中で止める。

一般論を出させる。

そこに、自分の経験と判断を入れる。

この順番で使うと、AIの成果物は一気に変わります。

スライドもLPも、きれいに作ることが目的ではありません。

相手の心が動き、次の行動につながることが目的です。

Gensparkに任せる前に、まず設計図。

これだけで、AI活用はかなり実務寄りになります。

Follow me!

無料セミナーでリストマーケティングを学ぼう!!