こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。
自分には強みがない。
発信しようとしても、何を前に出せばいいか分からない。
個人事業主や一人社長の相談を聞いていると、この悩みは本当に多いです。
ただ、僕は強みについて、少し違う順番で考えています。
強みは、最初から持っている才能を探して見つけるものではありません。
個人事業主の強みは、才能の発掘ではなく、収益性のある場所を先に決めて時間と発信を寄せることで作られます。
もし今、自分には強みがないと感じているなら、落ち込む必要はありません。むしろ、これからどこに強みを作るかを選べる状態です。
強みがない人ほど、探す前に決めた方がいい
強みが見つからないとき、多くの人は過去を振り返ります。
- 何をしてきたか。
- 何を褒められたか。
- 人より得意なことは何か。
もちろん、その棚卸しは役に立ちます。でも、そこで止まると苦しくなる人がいます。
なぜなら、過去に分かりやすい実績や肩書きがない人ほど、探せば探すほど自分には何もないように見えてしまうからです。
ここで一度、順番を変えてみてほしいんです。
強みを探してから動くのではなく、まず、この方向でやると決める。
探すより先に、立つ場所を決める。
そのうえで、時間、道具、学習、発信、仕事の受け方を少しずつ寄せていく。
周りから強みとして見えるのは、その後です。
僕はこの順番の方が、個人事業主には現実的だと思っています。強みがない人ほど、過去の棚卸しだけで止まらず、これから作る場所を決めた方が動き出しやすいからです。
モバイルオフィスは、昔からの強みではありません
今の僕は、車で移動しながら仕事をするモバイルオフィスの実践者として見られることがあります。
遠征先から朝の配信をすることもありますし、石巻市のRVパークで仕事をしたあと、石巻商工会議所さんでCanvaセミナーをするような日もあります。
こういう動きを見て、いいですね、そういう働き方ができるのは強みですね、と言っていただくことがあります。
でも、僕は昔から車中泊や移動型の仕事が得意だったわけではありません。
今の車を買う前は、モバイルオフィスになるような車に乗っていたわけでもありません。車の中で座って仕事をする前提も、車中泊の経験も、ほとんどありませんでした。
それでも、僕は車を仕事場にすると決めました。
- 決めたから車を買いました。
- 決めたから移動中でも仕事が止まらないように、仕事の受け方を変えました。
- 決めたから、新規の個別コンサルをかなり絞り、移動しながらでも提供できる形へ寄せていきました。
周りから見ると、移動できる仕事だから車で走っているように見えるかもしれません。
僕の中では逆です。
車で移動しながら働くと決めたから、仕事の形が変わっていきました。
この順番を間違えると、強みはずっと見つかりません。強みがあるから動くのではなく、動くと決めたから強みとして見える材料が集まり始めます。

得意だったからではなく、時間を使ったから強みになった
これはモバイルオフィスだけの話ではありません。
僕はバーベキューもよくやってきました。普通の人があまり焼かないような塊肉を焼くこともあります。
でも、最初から大人数用の道具を持っていたわけではありません。もともとは一人でキャンプをするくらいだったので、小さなグリルがある程度でした。
それでも、バーベキューで面白いことができるかもしれないと思い、やると決めました。当時は日本語で塊肉の焼き方を調べても情報が少なかったので、アメリカの動画を見ながら学びました。
リストマーケティングも同じです。
僕は住宅営業時代、訪問が本当に苦手でした。だから手紙に逃げました。
ただ、逃げたままで終わったわけではありません。訪問したくないなら、手紙で成果を出すと決めた。こちらから押しかけるのではなく、お客様から来ていただける関係を作ると決めた。その積み重ねが、今のリストマーケティングにつながっています。
AIやCanvaも、最初から得意だったから始めたわけではありません。
自分の仕事やお客様の事業をシステム化、効率化するうえで必要だと思ったから学びました。商工会議所さんのセミナーも、求められた内容に応えながら実績を積み重ねてきたものです。
どれも、得意だったから始めたのではありません。やると決めて、時間を使ったから強みになりました。
お客様が見ているのは、専門家同士のランクではない
強みを作ろうとすると、次に出てくる不安があります。
- まだ自分は未熟なのに、この分野を強みにしていいのか。
- もっと詳しい人がいるのに、自分が発信していいのか。
この不安も分かります。
ただ、商売で見たときに、お客様は専門家同士の細かなランク表を見ているわけではありません。
近い専門性を持っている人から見れば、この人はこのくらいのレベルだなと分かることはあります。けれど、その専門家たちは、基本的にはあなたのお客様ではありません。
お客様が見ているのは、もっと別のところです。
- この人は、その分野にどれだけ時間を使っているか。
- どれだけ本気で取り組んでいるか。
- どれだけ現場で試して、発信して、改善しているか。
技術の細かな差よりも、その姿勢の方が強みとして伝わります。
もちろん、技術を磨かなくていいという話ではありません。学ぶことも、実践することも、品質を上げることも大切です。
でも、上級者になってから名乗るのでは遅いです。決めて、学びながら、発信しながら、強みにしていく。個人事業主の強みは、完成してから見せるものではなく、作っている過程も含めて周りに伝わっていきます。

強みがないことは、商売ではチャンスになる
自分には強みがないと感じている人は、少しだけ見方を変えてみてください。
強みがないということは、これから選べるということでもあります。
すでに持っている強みが、必ずしも収益性のある場所にあるとは限りません。本人はそこにこだわりがある。でも、お客様がお金を払いたい場所とは少しズレている。こういうケースは、実際にあります。
その場合、すでにある強みに縛られすぎるほど苦しくなります。
一方で、まだ強みがない人は、これから置き場所を選べます。
- 自分が興味を持てること。
- お客様が困っていること。
- 収益につながること。
この3つが重なる場所を探して、そこに時間を使っていけばいいんです。
強みは、自分の内側だけを掘って見つけるものではありません。市場の中で、どこに立つかを決めて作るものです。
強みを作るために、今日決めること
ここまで読んで、何となく分かったで終わらせると、また強み探しに戻ってしまいます。
だから、今日決めることを具体的にしておきましょう。
まず、自分にこの5つを聞いてください。
- これからどの分野を強みにしたいか。
- その分野は、お客様がお金を払う悩みとつながっているか。
- その分野に今週どれだけ時間を使うか。
- 何を学び、何を買い、何を試すか。
- その取り組みを、どこで発信して見せるか。
特に大事なのは、時間です。
予定表に入っていない強みは、なかなか育ちません。
隙間時間で少し触るだけでは、強みとして周りに伝わるところまでは行きにくいです。
強みにすると決めたなら、予定表の中に時間を取る必要があります。1時間でもいいです。毎週同じ曜日でもいいです。まずは、その分野にちゃんと時間を渡すことです。
リストマーケティングと強み作りはつながっている
強みは、作っただけでは伝わりません。
お客様に届く形で、何度も見てもらう必要があります。
だからこそ、発信やメルマガ、リストマーケティングが大事になります。
リストマーケティングとは、メルマガやLINEなどでお客様と直接つながり、関係性を作りながら商品やサービスを届けていく考え方です。
強みを作る過程も、そこに乗せていくことができます。
- 何を学んでいるのか。
- 何を試しているのか。
- どんな失敗をしたのか。
- どんな判断基準で改善したのか。
こうした発信が積み重なると、お客様の中で、この人はこの分野に本気で取り組んでいる人だという印象が育ちます。
リストマーケティングの基本については、リストマーケティングがあなたのビジネスを救う理由とは? でも整理しています。強みを作って終わりにせず、お客様へ届く仕組みまで整えると、発信は資産になっていきます。
強みは、宣言した瞬間から作り始められる
強みという言葉は、何か立派な才能のように聞こえます。
でも、個人事業主の仕事では、もっと泥臭いものです。
- この方向でやると決める。
- 時間を作る。
- 道具をそろえる。
- 学ぶ。
- 試す。
- 発信する。
- 仕事の形を少しずつ寄せる。
この積み重ねが、周りから見ると強みになります。
だから、今の時点で強みが見つからない人ほど、今日の一歩はシンプルです。
探す時間を少し減らして、決める時間に変える。
そして、決めた場所に今週の時間を入れる。
強みは、そこから始まります。今日決めた場所へ時間を渡せる人から、お客様に見える強みは少しずつ育っていきます。
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