こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。

AIエージェントにブログを作ってもらい、レビューを重ねる。便利だから仕事を増やしていくと、ある日、利用枠の減り方が気になり始めます。

AIエージェントの利用枠を節約するなら、レビューを減らす前に、解決済み箇所の再点検と一度読んだ資料の再読を見直します。

この見直しを考えたきっかけは、OpenAIが発表したChatGPTの新しい料金でした。月20ドルのプランを1とすると、これまでは月200ドルのプランで20倍使えました。それが今回、200ドルのプランは10倍になり、新しく出た月500ドルのプランは25倍です。払った金額にそのまま比例する形になったので、僕は事実上の値上げだと受け止めています。

なお、OpenAIの公式案内では、条件を満たす既存のPro 200契約者は、2026年10月29日まで従来の利用枠を維持できるとされています。自分の枠は、アカウントの利用状況で確認してください。

それでも、AIに任せる仕事は減らしたくありません。僕はブログだけでなく、メルマガ、会員向けコンテンツ、始めたばかりのショートムービーの制作もAIと進めています。もっと任せるために、同じ品質を保ちながら、余分な作業を見つけたいんです。

利用枠を使っているのは、必要な仕事だけとは限らない

AIに依頼する量が増えれば、使う量も増えます。でも、依頼した仕事の中に、同じ点検や同じ資料の読み込みが繰り返し入っていることがあります。料金が上がるなら、この重複はなおさら見過ごせません。

これまでのAIは、ユーザーを増やすために安さで競ってきました。ただ、AIはお金も電力も大量に使う事業で、今の料金のままでは続かないことは以前から言われていたんです。

PayPayも最初は大きなポイント還元で広がり、インフラとして定着してから、収益を得る形へ切り替わりました。AIも同じ段階に入ったのだと僕は見ています。これからAIは値上がりしていく傾向にある、と考えておいた方がいいと思います。

そこで僕がおすすめしたいのが、ファイル編集などの実作業を任せるAIエージェント、ChatGPT WorkやCodexに、一連の作業が終わったあとで振り返ってもらうことです。「今回の作業で、無駄に利用枠を使ったところはなかった?」と聞くと、「この部分が何度も走り、時間とコンテキストを使いました」と教えてくれます。

昨日も聞いてみたら、「かなり効率化されていて、あまり見当たりません」と返ってきました。いや、そんなこと言わんと見つけてよ、と(笑)。今も探している途中です。

AIから節約案が出たら、削ってよいかは僕ら人間が品質への影響を見て決めます。「それ、本当に削って大丈夫?品質は落としたくないんだけど」と思ったら、そのままAIに聞き返せばいい。決めるのは人間の側です。

OpenAIも、WorkとCodexの利用量はメッセージ数で固定されず、モデルや作業内容、入力・出力、設定によって変わると案内しています。だから「依頼文を短くする」だけで済ませず、実際の仕事の流れを見たいんです。

レビューでAだけが残ったとき、BとCへの影響を見て再確認する図解

ブログのレビューで、Aだけ残ったら何を見直すか

ブログの品質確認で、最初のレビューにA、B、Cという問題が出たとします。修正してもう一度見ると、BとCは合格し、Aだけが残りました。Aを直したあとに、BとCを最初からまた点検していたら、その分だけ余計な仕事が増えます。

レビュー自体は大切です。僕なら、BとCが合格済みで、Aの修正がそこへ影響しないかを見ます。影響がないなら、次はAを確認すればいい。影響があるなら、BやCも必要な範囲で見直します。

見るべきは、もう一度見る必要がある箇所だけです。こうした重複は、作業後に振り返ってもらうとAI自身が気づいてくれます。

これは人を雇って仕事を頼む感覚に近いと思っています。何度も同じ部分を確認してもらう前に、今回変わった部分はどこか、すでに合格した部分へ影響するかを考える。AIを使うからこそ、管理する側の判断が大事になります。AIに仕事を頼むタイミングと確認時間については、締切直前に仕事を振らない理由でも、僕の運用を書いています。

別チャットでの資料再読と一つの長いチャットの負担を比べる図解

大きな資料を毎回読み直していた、僕の作業

以前、同じ振り返りで見つかったのが、依頼をするたびに重いデータを読み込みに行っていたことでした。一度読み取った内容を次の仕事に生かせるのに、また同じ資料を読む。これは大きく利用枠を使います。

僕は、ブログ、メルマガ、会員向けコンテンツ、ショートムービーの制作を一つのチャットで扱っています。背景にある僕の資料や日々の発信のデータを、仕事ごとに別のチャットで読み直す負担が大きかったからです。

ただ、長く続くチャットも利用枠を使います。AIは基本的に、前の会話を全部読み直してから次の返事をする仕組みだからです。資料の再読を減らした分より、長い会話の負担が大きくなっていないか。 僕はそこも比べて、今の仕事ではまとめたほうが軽いと確認しています。

定期的な仕事が一つの長いスレッドに積み重なっているなら、「毎回新規チャットで作ってね」と頼めば、新しいチャットで作ってくれるようになります。このチャットの長さの問題は、AIに振り返りを頼んでも出てきにくいので、自分で見ておきたいところです。

壁打ちと実作業を分ける余地もある

仕事を依頼する前には、相談の時間があります。方向を決めて、できたものを見て、また相談する。実作業に入るまでの壁打ちは、思ったより長いんですよね。

その壁打ちに使えそうな表示を、最近見つけました。僕のChatGPTの画面では、利用上限の欄に「Codex、Work、ワークスペースエージェント、ChatGPT for Excelで利用上限が共有されています」「チャットでの会話は利用上限の対象外です」と表示されていました。OpenAIの説明でも、WorkとCodexは利用枠を共有し、チャットのメッセージ上限はそれとは別です。

ただ、これは今の時点の話です。一時的な措置の可能性もあり、今後チャットも含める形に変わることは十分あり得ます。チャット側にも上限はあるので、あくまで別枠と考えています。

この別枠を生かして、壁打ちはチャットで進め、まとまった実作業をWorkやCodexへ渡す。チャットの結果をWorkへ持っていき、できたものをチャットへ戻す手間は正直あります。それでも、うまく回せば利用枠を相当節約できると思っています。

問題は、通常のチャットでは、パソコンの作業フォルダをそのまま読めないことでした。ファイルは添付できても、フォルダごとは添付できません。ところがGoogle ドライブは、ドライブごとチャットに接続できます。

僕は作業用フォルダをGoogle ドライブと同期しています。同期の環境は外出中もAIエージェントに仕事を任せる体制で紹介しています。通常のチャットで「Google ドライブの内容を読み取って、この件について打ち合わせをしたい」と頼むと、ドライブの資料に基づいて相談できました。

分析が得意な担当と、作業が得意な担当を分けるイメージです。どれだけ利用枠を節約できるか、まだ数字は出ていません。接続したドライブの資料を実際に読めるかどうかも、その環境で確かめる必要があります。

AIは便利だから使う。ここは変わりません。ただ、何も考えずに使っていると、コストばかりが増えていきます。作業が終わったら重複を振り返り、出てきた削減案は品質への影響を見て人が選ぶ。利用枠の減り方が気になったら、次の仕事が終わったときに、同じ資料を読み直した場面があったかをAIへ聞いてみてください。


コンテンツ制作について
この記事は、長嶺圭一郎自身の対話・取材・実体験・調査をもとに制作しています。AIは構成や表現の補助に活用し、最終判断と責任は長嶺圭一郎が担います。

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