こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。
セミナーで一人の質問に答えていたら、テーマからどんどん離れて、予定した内容が終わらなくなった。こういう相談を、僕はよくいただきます。
聞かれたことには答えたいし、断るのもモヤモヤする。ところが、その間、他の参加者は関係のない話を聞くことになってしまうんですよね。
僕がセミナーで一番大切にすべきだと思っているのは、ちゃんと聞いてくれている人です。質問への対応を決めるときは、その場にいる参加者全体を見て判断します。
今ある講座の案内でも、対象者と扱う範囲を参加前に伝えておく。参加者に、何を学ぶ場なのかが分かるようにするためです。
LPと冒頭で、対象者と扱う範囲をそろえる
何の講座なのかが分かっていても、参加に必要な前提まで伝わっているとは限りません。
たとえば、ペライチでメルマガ配信の仕組みを作るセミナーで、「ペライチへの登録の仕方を教えてください」と聞かれる場合があります。
その方にとっては、当然の疑問です。ただ、アカウントの登録や基本操作から説明していたら、本題のメルマガの話をする時間がなくなってしまいます。
既存ユーザーであることが前提なら、セミナーを案内するLPにも、その条件を書く必要があります。
すでにペライチのアカウントをお持ちの方、またはセミナー当日までにアカウントを作成できる方が対象です。
初心者向けか、中級者向けかというレベルも同じです。僕は一般のお客様に向けたセミナーでは、基本的に初心者向けであることを明記します。
LPに書いたうえで、セミナーの冒頭でも「今日は、こういう方に向けた内容です」と伝える。メルマガの始め方を扱う日なら、具体的なマーケティングの応用や、AIとの連動までは扱えないことも、最初に伝えます。
「それも教えて」と言われてから、どう断るか。その前に、今日は何を聞ける場なのかを、参加者にも把握していただくことが大切です。

途中参加への対応も、最初から聞いている人を基準にする
範囲を冒頭で説明していても、途中から来た方には、その前提が届いていない場合があります。
僕も、途中参加の方から、前半に説明した内容を聞かれることがあります。少し遅れたことを申し訳なさそうにされているなら、全然いいんですよ。遅れてしまうことはあります。
困るのは、途中から来たのに、当たり前のように説明を戻すことを求められるときです。その質問に答えるために、最初から聞いていた人が、同じ話をまた聞くことになる。
しっかり最初から聞いてもらう必要がある講座では、僕は「開始から15分以内に入らなかった方は、入室できなくなります」と先に案内することが多いです。
途中から参加したい方だけを見れば、不親切に感じるかもしれません。それでも、僕は、ちゃんと学ぼうとしている人たちを優先します。
教えるのは、相手に学んで実践してもらいたいからです。親切であることが、そのまま良いコンテンツというわけではない。 最初から聞く姿勢を促すことも、講座の役割だと感じています。
断るときも、他の参加者にとっての理由を伝える
範囲を伝えていても、テーマから外れた質問が来ることはあります。僕は、その質問が他の参加者にも役立つなら、その場で答えます。
突拍子もない質問でも、すぐ答えられるなら、パパッと答えてしまう場合もあります。細かい質問にも丁寧に答えることは、参加者全体から見た僕の印象にも関わるからです。
反対に、話の軸がずれ、長い時間がかかる質問なら、先回りして止めます。大半の参加者にとって関係のない話や、同じ説明の繰り返しになるなら、今は答えないか、最後に回します。
そのときも、単に「テーマと違うので」と切るだけでなく、全体を見て判断した理由を伝えます。
今回のセミナーは、皆さんがこういう話を聞きに来られているので、この質問に今お答えすると、他の方の時間を取ってしまいます。今は割愛させていただきます。
質問した方だけを見ていると、断ることが悪いように感じるかもしれません。他の参加者の時間まで見れば、止めなければいけない場面もあります。

個別相談では、寄り道の前に30分の枠を確認する
個別相談なら、他の参加者の時間を奪うことはありません。ご本人が満足するなら、もとの相談と違う質問に答えることもあります。
そこで僕が必ず伝えるのは、予約した時間は延ばせないということです。
その質問にお答えしてもいいのですが、今回ご予約いただいた時間は30分なので、時間は延ばせませんが、大丈夫ですか?
目の前に浮かんだ疑問を次々に聞いていると、最初の目的から離れていくことがあります。ところが、もともと聞きたかったことは覚えているので、最後に「結局、教えてもらえなかった」と感じてしまう場合があるんです。
別の質問へ入る前に、時間枠を確認する。時間になったら、「すみません、もう時間になりましたので」と明確に伝える。個別相談では、ここを守る必要があります。
説明不足は整える。目的を無視し続ける相手とは距離を置く
昔、僕の商品の個別相談に、自分のサービスのPRを手伝ってほしいという打診を持ってきた方がいました。報酬も支払うというお話でしたが、僕は丁重にお断りしました。
依頼の条件だけを見れば、いい話なのかもしれません。僕が引っかかったのは、商品の相談をする場へ、その目的とは違う依頼を持ってきたことです。
こちらの意図や向かいたい先へ配慮せず、自分の話を押してくる方と組むと、絶対にトラブルになる。僕はそう判断したんです。前のめりな姿勢を好む人もいるでしょうが、僕は関わらないほうがいいと判断します。
もちろん、こちらの説明不足や条件不足で話がそれるなら、それはこちらの責任です。まずはLPや講座の冒頭で、対象者と扱う範囲をきちんと伝える必要があります。
そのうえで、場の目的を無視して求め続ける相手とは、もう関わりを切ってしまったほうがいい。お客様の要望を断りにくく、振り回されてしまう方ほど、参加者全体の学びと時間を守るための線引きをしてください。
講座や相談で、相手の要望にどこまで応じるか。こうした仕事の中の迷いを自分の判断へつなげたい方は、無料メルマガも使ってください。毎朝のビジネスラジオの、過去3日分のアーカイブを受け取れます。
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コンテンツ制作について
この記事は、長嶺圭一郎自身の対話・取材・実体験・調査をもとに制作しています。AIは構成や表現の補助に活用し、最終判断と責任は長嶺圭一郎が担います。
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