こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。

SNSの運営方法を教えるセミナーで、僕は情報を詰め込みすぎたことがあります。1時間でいろいろなSNSの特徴を伝え、目的に合うSNSも紹介しましたが、参加者さんの理解が追いついていない状態だな、と感じました。

AIと資料や教材を作ると、細かい情報まで簡単に増やせます。だからこそ、参加者さんのスタートラインと、聞いた後にどうなってほしいかを決めて、AIへ伝える必要があります。

僕が公式LINEの導入セミナーで置いた目標は、「なんとなくできそうだな」と思って帰ってもらうこと。その目標が、渡す情報を選ぶときの基準になりました。

AIで増やした情報を、そのまま教材へ詰め込まない

SNSセミナーは、ある団体さんから「一通りのSNSの特徴を全部学べる内容にしてほしい」と依頼されたものでした。幅広く扱ったのは、そのご要望があったからです。

ただ、1時間の中で特徴や使い分けをたくさん話した結果、時間に追われながら情報を消化するのに必死なセミナーになっていました。

満足度は低くなかったので、「失敗」というのは言いすぎかもしれません。勉強になった感覚はあったのかもしれないし、録画を繰り返し見れば理解できる内容だったのかもしれない。でも、生で聞いた方には消化不良だっただろうな、と僕は思っています。

僕の中では、「これはちょっとまずったな」というセミナーでした。

AIが資料作りを手伝ってくれると、特に幅広いテーマでは、細かい情報まで入りやすくなります。増やしやすくなった今は、教える側が情報量を調整する意識を持つ必要があります。

一つのテーマに特化できれば理想ですが、全体を一通り学びたいという依頼もあります。幅広いテーマを扱う場合も、参加者さんに合わせて取捨選択してください。

参加者がインターネットやAIに不慣れで、初めてアカウントを作る人もいるとAIへ伝える。Canvaのテクニックより手前のアカウント作成へ、教材の出発点を調整しやすくなる図。

初心者向けの教材では、参加者のスタートラインを伝える

僕は、内容を調整するとき、単に情報を薄くするのではなく、参加者さんがどんな人かをAIへ伝えます。

たとえば商工会議所のセミナーで、初めてアカウントを作る人もいるはずだ、という場合があります。普段インターネットにあまり触れていない方や、AIにも不慣れな方の参加を想定して、出発点を伝えるんです。

Canvaを教えるときも、アカウント作成から始める人なら、いきなりテクニックの話から始める内容は過剰かもしれません。その出発点をAIへ渡すと、「ここまでの内容は過剰かもしれない」という調整の話がしやすくなります。

僕の経験では、参加者さんの属性と現在地を伝えることで、だいぶ良くなります。

ただ、僕たちは普段、お客さんに話す以上に専門的な内容をAIと壁打ちしています。僕たちを基準にしているAIが作るものは、1段、2段と飛ばしたような内容になりがちだと思うんです。

自分にとって当たり前のレベルを、そのまま初心者向け教材の基準にしない。AIへ参加者さんの現在地を伝えて、人間側でも取捨選択してください。

公式LINEの入門講座では、その場で完璧にマスターするよりも、やれることが分かり、後から手順書を見返せばできそうと思えるゴールを置いた。

公式LINEの入門講座は「なんとなくできそう」をゴールにした

教材を作る前には、聞いた人がどうなれたらゴールなのかを決めておきます。そのゴールを、自分にもAIにも置いておくことが大切だと思うんです。

商工会議所で公式LINEの導入セミナーをしたとき、最初に定めた目標は、「なんとなくできそうだな」と思って帰ってもらうことでした。

公式LINEは、やり込めば複雑なこともできます。でも、導入セミナーで複雑なステップLINEの組み方まで話すと、「難しそう。やっぱり私には難しそう」で終わってしまいます。

その場で完璧にマスターしてもらうのは難しい。まず、一通りやれることを理解して、「後から見返せば自分でもできそう」と思ってもらうことを目指したんです。

持ち帰る資料には、手順を順番に書いておきました。その場で操作したことは、1週間後には何をやったか忘れているじゃないですか。できることが分かっていれば、後から資料を見て取り組めそうだと思える形にしました。

この目標を決めたところ、資料はかなりきれいにまとまりました。受講後のゴールがあると、渡す情報と、渡さなくてもいい情報が見えてきます。

集客向けと、しっかり学ぶ有料教材では濃さが違う

特に集客につなげるコンテンツは、意識して初心者向けにする必要があります。同業の人もうなる高度な話でも、それを理解できる人は、きっと自分でできる人です。

その方たちに満足してもらえば反響は出るかもしれませんが、売上にはつながらないんです。無料で集客するなら、動けずに困っている人が「これだったら私にもできそう」と思える簡単さを前に出してください。

一方、お金を払ってしっかり学びたい方への教材には、ある程度濃い情報を渡していくべきだと思っています。すべての教材を薄くする、という話ではありません。

今作っている教材やセミナー資料でも、まず、相手にどうなってほしいかを決めてからAIと壁打ちしてみてください。LPや普段の発信も、同じようにゴールを伝えてみてください。

最後は、自分でチェックする必要があります。自分でプレセミナーをして、違和感がないか確かめる。僕も気をつけているつもりなのに、時々やってしまうので、ここはちゃんと手綱を握っていきたいところです。

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この記事は、長嶺圭一郎自身の対話・取材・実体験・調査をもとに制作しています。AIは構成や表現の補助に活用し、最終判断と責任は長嶺圭一郎が担います。

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