こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。
ここ数日、ChatGPT Workにアップデートが立て続けに入っていたので、この2日間と今朝、普段の仕事をChatGPT Workで動かしてみました。僕はこれまでCodexを使っていたのですが、実際のマーケティング業務で、両者の性能差を感じなくなったんです。
だから、僕の仕事はChatGPT Workへ移します。Codexが終了するという意味ではありませんし、開発者が細かな変更や実行結果を確認したいなら、Codexの画面には今も価値があります。
「AIに仕事を任せるには、まず難しいツールを覚えないと」と感じていた方にこそ、この変化を知ってほしいんです。専用のツールを覚えなくても、少なくとも僕が日々やっている仕事は、ChatGPTのWorkから動かせるようになりました。
では、どう使い分けるか。僕が今見ているのは、仕事に必要なファイルやアプリへ入れる権限です。

ChatGPT Workで僕の仕事はどこまで動いたか
僕はマーケティングの仕事をしながら、簡単なソフトウェア開発もします。その両方で、Codexに頼んでいた仕事をChatGPT Workでも進められました。要は、もうGPT Workで全部動くな、と。
Codexは表示が細かく出るので、ソフトウェアを本格的に開発して、変更箇所やテストの詳細を追う方なら検証しやすいと思います。ただ、言ってしまえば、今のCodexは「表示が細かいだけ」という状態です。僕の実務で動かす内容でいえば、Codexにできて、ChatGPT Workにできないことは、正直ひとつも見当たりませんでした(笑)。日々のマーケティング作業で、そこまでの細かさは必要ないんです。
使い方も変わりません。Codexを使っていた方も、「また一から覚えないといけないの?」と身構える必要はなく、デスクトップアプリの左上のアイコンで切り替えるだけです。
僕が発信の中で、ClaudeのCowork(ClaudeのAIエージェント機能)を「導入できるレベルまで降りてきた」と薦め始めたのは今年の3月ごろ、Codexは5月ごろでした。それが9月末には、普段使うChatGPTやClaudeの側でも、同じように仕事を任せられるようになった。半年ほどでここまで来たので、Claude CodeやCodexといった名前を、無理に覚えなきゃいけない言葉だと考えなくていいと思っています。
性能より先に見るのは、仕事場に入る権限
ChatGPT Workにも、Webやスマホから続けられるクラウドの仕事と、デスクトップアプリで手元のパソコンを使うローカルの仕事があります。どちらもWorkという名前なので、ここは少しややこしいですよね。
パソコンにある大量のファイルやアプリを使う仕事なら、アクセスを許可したデスクトップ版のローカルWorkが必要です。クラウドWorkは、手元のパソコンにあるファイルへ直接は入れません。これはOpenAIのWorkの案内にも明記されています。
権限の違いは、ゲームのカードキーにたとえると分かりやすいと思います。レベル1のカードキーを持っているか、レベル4のカードキーを持っているか。メタルギアの世代にしか通じないかもしれませんが(笑)。入り込める場所、開いている機能がそもそも違うだけで、どちらも同等の性能を持っています。
一方、クラウドで進める仕事は、パソコンで触っていたものを出先のスマホから続けられる。デスクトップアプリからクラウドのWorkを使えるようになったのも、僕にはうれしい変化でした。ただ、パソコン内の膨大なプロジェクトを全部再現できるほどの容量は、クラウドにはありません。手元のファイルに依存しない仕事ならクラウドが便利ですが、僕は今後もローカルのアプリを中心に使うと思います。
ローカル保存なら、AIが止まっても別の道がある
仕事の資料をパソコンに保存しているのは、過去のデータを探して照合しやすいからです。クラウド上で大量のデータを扱うと、作業が重くなったり、データとしてはあるのに読み取ってくれなかったりすることもあります。そしてもう一つ、別のAIへ切り替えられるという理由があります。
先日、ChatGPTのサーバーが止まったことがありました。データがChatGPTのクラウドにしかなければ、その時点ですべての業務が止まります。僕は資料を手元に置いているので、ChatGPTが止まっても「じゃあClaudeを使えばいいや」となる。Claudeが動くから、仕事は止まりません。
ChatGPT Workへ移ることと、仕事のデータを手元に残すことは、僕の中で両立しています。気軽に使えるクラウドも使う。大量の資料を扱い、別のAIにも渡したい仕事はローカルで進める。仕事の内容に合わせて、作業する場所を選べばいいんです。

マーケティングを任せて、専門性とお客さんに時間を使う
AIが進化するほど、マーケターの僕が話すことは減っていきます。そのうち僕の仕事がなくなるかもしれない(笑)。でも、それは専門家の皆さんにとってプラスだと、僕は本気で思っています。マーケティングに時間をかけるべきではない、と考えているからです。
僕はマーケターなので、マーケティングを学んでいていい。でも、皆さんはそれぞれ、自分の分野の専門家です。本当に時間をかけるべきは、お客さんへのフォローアップや、自分の技術を磨くこと。その時間を、広報や売上につながる作業が取っていませんか。
マーケティングは、いい仕事を必要な人へ届けるために要ります。ただ、それをどれだけ極めても、それだけでサービスの質が上がるわけではありません。これまでは、マーケティングも覚えなきゃいけない負担がありました。今は、AIの進化で、それをだいぶAIに任せられるようになっています。僕がAIへ仕事を任せたい理由は、専門家が自分の専門分野に使える時間を増やしたいからです。
専門分野には不誠実なのに、マーケティングだけが上手い人が目立つ。僕はその状態が我慢ならないんです。自分の分野にのめり込んでいる真面目な人が、きちんと日の目を見る。そのほうがお客さんにもプラスになると思っています。
この考えに近い実務の話は、AIエージェントでマーケティング作業を減らす仕組みにも書いています。何を任せるか思い浮かばない場合は、仕事の棚卸しからAIへ渡すことを考える記事も役立つはずです。
仕事を任せられるAIが身近になりました。 AIにアレルギーがある、難しそうだと感じていた方も、どんどん仕事を任せられるようになっています。自分が専門性やお客さんへ使いたい時間を、今どの仕事が取っているか見てみてください。
コンテンツ制作について
この記事は、長嶺圭一郎が朝ビジで話した内容と自身の実務経験をもとに制作しています。AIは構成や表現の補助に活用し、最終判断と責任は長嶺圭一郎が担います。
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