AI×メールで売り込みゼロの『自然体ビジネス』設計士。長嶺圭一郎です。

僕はかつて住宅営業でトップセールスとなり、現在はメルマガを活用したリストマーケティングをお伝えしていますが、最初から売れたわけではありません。

皆さんは、自分の商品やサービスに自信を持っていますか?

「中身は最高なのに、なぜか売れない…」

「一度使ってもらえれば良さが分かるはずなのに、手に取ってもらえない…」

そんなふうに悩んで、悔しい思いをしたことはありませんか?

実はこれ、僕も痛いほど経験があるんです。

かつて営業マン時代、競合他社に負けるたびに「話さえ聞いてもらえれば、うちの方がいいって分かるのに!」と唇を噛んでいました。

でも、今の時代、その「話さえ聞いてもらえれば」というハードルが一番高いんですよね。

この記事はこんな人におすすめ

もし、あなたの商品が以下の「売れない商品チェックリスト」に2つ以上当てはまるなら、この記事はあなたのためのものです。

  • 商品説明を一言で言えない(「あれもこれもできます」と言ってしまう)
  • 商品名が8文字以上で、漢字が多くて覚えにくい
  • 商品画像やLPを見ても「誰の・何を・どうする」商品かが一瞬で伝わらない

この記事で解決できること

このブログでは、「いい商品なのに売れない」と感じている1人社長・スモールビジネスオーナー向けに、以下の解決策をお伝えします。

  • 売れない商品の最大の原因である“分かりにくさ”の解消法
  • お客様の記憶に残る「4文字ネーミング」の作り方
  • AIを使って2.6秒で伝わるビジュアルを作る具体的な3ステップ

なぜ「いい商品なのに売れない」のか?その正体は「分かりにくさ」

突然ですが、皆さんの商品は「一言」で説明できますか?

もし、「あれもできるし、これもできる、万能な商品なんです!」と答えてしまった方、少しだけ注意が必要かもしれません。

多くの「売れない商品」の原因は、スペック不足ではなく「分かりにくさ」にあります。

「話せば分かる」は通用しない?万能商品の落とし穴

「何でもできます!」 これって、売り手からするとすごく親切で、お得な提案に思えますよね?

僕も昔はそう思っていました。「全部入りの方がお客様も喜ぶはずだ」って。

でも、お客様の立場になって考えてみてください。 「何でもできる」と言われると、結局「自分のこの特定の悩みには、本当に効くのかな?」と不安になりませんか?

説明が長くなればなるほど、「なんだか難しそうだな…」「読むのが面倒だな」と、心のシャッターを降ろされてしまうんです。

実は、「いい商品なのに売れない…」と悩む方の多くが、無意識に「つまらない切り口」で商品を語ってしまっていることがあります。

参考記事:〖悲報〗良い商品なのに売れない…その理由、つまらない切り口かも?

少し勇気がいることですが、「これしかできません!」とアンバランスな商品に見せること。これが実は、商品を「分かりやすく」し、結果として「売りやすい商品」に変える第一歩なんです。「〇〇したいなら、これ一択!」と言い切れる商品の方が、刺さると思いませんか?

「でも、せっかくの多機能を隠すのはもったいない…」と思うかもしれません。ですが、お客様が求めているのは「機能」ではなく、自分の悩みを解決してくれる「未来」です。

参考記事:なぜあなたの「万能商品」は売れない?お客が本当に求めている“たった1つ”のこと

お客様の「欲しい!」を引き出す「ウォンツ商品」へと生まれ変わらせるためにも、まずは勇気を持って「分かりやすさ」を優先しましょう。

参考記事:お客様の「欲しい!」を引き出す魔法、ウォンツ商品って何?|あなたの商品が売れないたった1つの理由

売れない商品を一瞬で覚えられる「ネーミング」の作り方

商品を分かりやすくするために、もう一つ大切なのが「名前(ネーミング)」です。 「ブランド力」を高めるためにも、ネーミングは非常に重要な要素です。

参考記事:なぜあなたの商品は売れない?「ブランド力」を高める魔法の三要素

皆さんの商品の名前、長すぎたり、覚えにくかったりしませんか?

口に出して気持ちいい言葉を選ぼう(漫画『BLEACH』に学ぶ?)

僕の商品には「テコリス」や「ゼロリス」といった名前がついているんですが、これらに共通しているのは「4文字」であること。

人間って、短い言葉やリズム感のある言葉の方が、すっと頭に入ってくるんですよね。

少し余談ですが、僕は漫画の『BLEACH』が大好きでして(笑)。あの作者さんのネーミングセンス、本当にかっこいいと思うんです。

「グリムジョー・ジャガージャック」とか、口に出して言いたくなりませんか? ……あ、少しマニアックすぎましたね(苦笑)。

でも、理屈は同じなんです。「口に出して気持ちいい」「覚えやすい」というのは、それだけで強力な武器になります。

皆さんの商品名も、一度声に出して読んでみてください。心地よい響きになっていますか?

【ここがポイント:売れるネーミングのコツ】

  • 4文字(または短くリズムが良い)にする:例「テコリス」「ペライチ」
  • 口に出して気持ちいい音を選ぶ:意味よりも「語感」を優先する勇気を持つ
  • シリーズ化する:僕の場合、「瞬筆MAIL」「瞬筆LP」のように揃えることで連動性を出す

AI活用で「2.6秒で伝わるビジュアル戦略」を作る方法

さて、ここからが今日の本題であり、今の時代だからこそできる「最強の一手」です。 それは、「ビジュアル(見た目)」を味方につけることです。

Webサイトや商品を見たとき、ユーザーがその印象を判断するのにかかる時間は非常に短いと言われています(ミズーリ工科大学の研究などでは「2.6秒」とも言われています)。この一瞬で「あ、これは私のための商品だ!」と思わせることができれば、勝ちだと思いませんか?

高額な外注は不要?自分だけの「テコリス」を作ろう

「でも、イラストやデザインなんて外注したら高いし…」 そう思った方、正直に手を挙げてください(笑)。

僕も以前はそうでした。「ブランディングはお金がかかるものだ」と。

でも今は、生成AIを活用すれば、個人でもプロ並みのビジュアルを作れる時代です。

参考記事:ChatGPT画像生成がついに日本語対応!漫画・広告・LINEスタンプに活用できる!

例えば、僕のサービス「テコリス」では、リスがテコを使って重いものを持ち上げているビジュアルを使っています。これを見ただけで、「あ、小さな力で大きな成果を上げるんだな」となんとなく伝わりませんか?

以前ならプロのイラストレーターさんに依頼して、修正のたびにお金がかかって…と大変でしたが、今ならAIと壁打ちしながら、自分のイメージ通りのキャラクターやビジュアルを自分で作れるんです。

【AIで商品ビジュアルを作る3ステップ】

  1. 言語化:「誰の」「どんな悩み」を解決する商品かを一言にする(例:小さな力で大きな成果を出すリストマーケティング)
  2. AI生成:そのイメージをChatGPTなどに指示する(例:「小さなリスが、テコの原理を使って巨大な岩を軽々と持ち上げているイラストを描いて」)
  3. 微修正:出てきた画像を、Canvaなどのツールで微修正したり文字を入れたりして完成!
  4. 参考記事:Canvaアップデート2025徹底活用ガイド|小さな会社でも気軽に時短&創造性アップ!

先日も、バナナの被り物をした僕の画像をAIで作ってみたんですが、そんな遊び心のあるビジュアルもすぐに試せる時代なんです。

ドン・キホーテに学ぶ「印象に残す」強さ

ビジュアル戦略と言っても、必ずしも「おしゃれ」である必要はありません。 例えば「ドン・キホーテ」の売り場を思い出してみてください。あの独特のポップ、ごちゃごちゃ感。あれこそが「ドンキらしさ」ですよね。 一度見たら忘れない、強烈な個性。あれを個人レベルでも作れるようになったのが、AI時代の面白いところだと思うんです。

【ここがポイント:ドンキ流・印象に残すコツ】

  • 綺麗さよりも「らしさ」:整いすぎたデザインより、多少ごちゃついていても「熱量」が伝わる方が記憶に残る
  • ビジュアルで語る:「言葉」で説明する前に、「絵」一発でコンセプトを分からせる(テコリスの絵のように)

よくある質問:売れない商品を「分かりやすい商品」に変えるには?

最後に、僕のもとによく寄せられる質問をまとめてみました。

Q. 良い商品なのに売れない一番の理由はなんですか?
A. 多くの場合、機能や想いを詰め込みすぎた「分かりにくさ」です。「誰の」「どんな悩み」を解決する商品なのか、一言で言えるまで削ぎ落としてみてください。

Q. まず手をつけるべきはネーミングですか?ビジュアルですか?
A. どちらも大事ですが、僕のおすすめは「一言説明」と「ネーミング」からです。ここが整理されると、AIに指示する際もスムーズになり、ビジュアルの方向性も自然と決まります。

Q. AIで画像を作るのが難しそうです…
A. 難しく考えなくて大丈夫です!今のAIは日本語で「こんな感じ」と伝えるだけで作ってくれます。まずは遊び感覚で、自分の商品をキャラクター化してみることから始めてみてください。 AI活用で業務効率化 カテゴリの記事一覧はこちら

いかがでしたでしょうか? 今日は「売りにくい商品」を「分かりやすい商品」に変えるための、ネーミングとビジュアル戦略についてお話ししました。

少し気恥ずかしいかもしれませんが、自分の商品をキャラクター化してみたり、思い切って機能を絞って尖らせてみたりする。そうすることで、お客様の反応が驚くほど変わる瞬間が必ず来ます。 僕も最初は電柱の陰に隠れるほどの人見知りでしたが、こうして「伝え方」を工夫することで、多くの人に想いを届けられるようになりました。

皆さんの素晴らしい商品が、必要としている人に正しく届くことを願っています。

もし、「もっと具体的なAIの活用法が知りたい!」「リストマーケティングについて深く学びたい」と思われた方は、ぜひ僕の公式メルマガを覗いてみてください。 ここでは書ききれなかったディープなノウハウや、僕が普段考えている「きれいごと」なビジネスの秘訣をお届けしています。

それでは、またメルマガでお会いしましょう!

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