WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎です。
兵庫県知事に返り咲いた斎藤知事のマーケティング支援した会社がその裏側をネットで公開したことが反感を買い話題になっています。
こういったマーケティング支援をした支援会社が、クライアントの成功事例を我が者顔で発表するシーンは、本当によく見かけるものですが、僕はいつも違和感しか感じていません。
みなさんは「マーケティング」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
販売する立場としては「戦略」「売上アップ」「拡大」など、ポジティブなキーワードが浮かぶ一方で、どこか「売られる側としての嫌悪感」を感じたりしませんか?
僕自身、マーケティングを仕事にしている身ですが、この「嫌悪感」についてはずっと深く考えてきました。
マーケティングが消費者に与える嫌悪感
マーケティングが商品をより多くの人に知っていただき売っていくために必須のスキルなのは間違いありません。
しかし消費者は商品やサービスに対して「売れるための戦略(マーケティング)」という部分をあまり知りたがりません。
それを感じさせると、たとえ素晴らしい商品でも「作られた人気」のように見えてしまい、購買意欲が薄れることもあります。
だから僕たちは、マーケティング戦略を進めつつも、消費者が感じる嫌悪感も意識する姿勢が大切だと思っています。
自然体で営むために大切なこと
僕は「自然体で営む」事業スタイルを推奨しています。
そのため、僕の事業Missionは「きれいごとだけで食べていく人を増やす」ですし、ブログタイトルは「自然体で営む攻めの技術」です。
さらには事業名も「NATURE SALES」だったりして、どれも、お客様が自分らしさを大切にしながらビジネスを進められるよう、そして僕自身も自然体で向き合えるようにという願いが込められています。
その自然体で営む上で、僕がクライアント様に声を大にして伝えているのが「マーケティング臭の徹底消臭」です。
マーケティングは必須のスキルですが、それをお客様に感じさせてはいけません。
あなたは、マーケティングによって成功したのではなく商品やサービスに真摯に向き合った結果、お客様に恵まれるようになっている。と言うストーリーのもとで活躍するフリーランスや1人社長にならなくてはなりません。
僕はこのスタンスをクライアント様には大切にしていただきたいので、僕のブログでもお客様の成功事例などは本人が特定されるような形では絶対に掲載しないようにしています。
この方針について、詳しくまとめた記事もありますので、ぜひこちらをご覧ください。
👉 「お客様の声を敢えて掲載しない理由」についての記事はこちら
自然体だから伝わる本当の魅力
商品を売るなベネフィット(未来)を売れ。
これは僕がセールスのアドバイスをするときに必ず言う言葉です。
未来を売ると言う事は、つまりお客様の夢を売ると言うこと。
お客様は、僕たちの商品にお金を払っているのはなく、自分たちが感じた夢にお金を払うわけです。
そんな夢を見せてくる僕たちがお客様にとって嘘つきな存在だとしたら、その夢を果たして素直に信じられるでしょうか?
見え透いたマーケティングはお客様に常に「作られた嘘」を感じさせます。
お客様は非常に敏感です。あなたが思ってる以上に私たちのことをしっかり見て、察しています。
特にリピーターを増やし、長期的にお客様との付き合いをしていくビジネスモデルを目指すならば、お客様との「自然体な付き合いをしている演出」に最大の注意を払わなくてはなりません。
そうです。あくまで演出です。
僕は決してマーケティングは不要だと言いたいわけではありません。マーケティングはあくまで必須です。
しかし、表に出して良いものではありません。
計算して行動していることを
計算してないように見せられるように
計算高く生きていきましょう。
それができれば、お客様はあなたに熱狂し、長期にわたってあなたを応援してくれる「太客」になってくださいます。
僕からの発信がその助けになれば嬉しいです。ぜひ僕のメルマガのご登録もよろしくお願いします!