こんにちは、WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎です。
これからメールマーケティングに挑戦しようとする方、あるいはすでに始めている方の中には、「どうせならメルマガ失敗なんてしたくない、結果をしっかり出したい!」という気持ちをお持ちの方も多いでしょう。
安心してください。メルマガ配信のコツさえ押さえれば、実はそのハードルは思った以上に低く、効果的な成果へと近づくことが可能です。
今回は、僕のメルマガマーケティング歴15年以上の経験からお答えする、「メールマーケティングで失敗しないための5つのポイント」をわかりやすく解説していきます。
メールマーケティングでよくある失敗
メールマーケティングにおいて、いくつか「メルマガ失敗」パターンがあります。
ここではそれらを具体的に挙げつつ、回避するためのメルマガ配信のコツをお伝えします。
1. 集客と販売ターゲットの不一致
「集客する読者属性」と「販売したい商品やサービスのターゲット」に食い違いがあると、どれだけ頑張っても思うような結果は得られません。
たとえば、旅行好きな層を集客しているのに、ヨガ用品を販売するケースでは、受け手が求めているものと提供する情報がマッチしていません。
この不一致を解消するには、ペルソナを明確に設定し、「どんな人に何を届けたいのか」を具体的に考え直しましょう。
ターゲットを明確にするだけでも、成果はぐっと向上しますよ。
2. 配信頻度が不定期
メルマガ配信の頻度がまちまちだと、読者に忘れられやすくなります。
初心者によくあるのが、「忙しくて今回は送れなかった」「何を書けばよいかわからない」といった理由で配信が滞ってしまうこと。
しかし、メルマガは「読者との信頼関係」を醸成するツール。配信が止まると、「この人、活動しているのかな?」と不安を与えてしまいます。
解決策としては、2週間に1回以上の定期配信がおすすめ。
月1回でも良いので必ず送るペースを保ちましょう。
毎日配信する必要はありませんが、「この人はちゃんと情報を届けてくれる」という安心感を読者に持ってもらうことが大切です。
個人的な経験談を言うと、メルマガは送らなくなればなるほど、送りにくくなります。
期間が開くとその空いてしまった期間を取り返す内容を書かないと…!と意気込んでしまうんですよね。それが悪循環を生んでしまいます。
メルマガ、読者は基本的にあなたのことが好きで、読者になってくれています。
送る内容は何でもいいとまでは言いませんが、かなり気軽に送っていただいても大丈夫です。
メルマガの質を高めるよりも、配信頻度を上げる工夫をしましょう!
3. 販売時だけ配信する
「売りたいときだけメールを送る」パターンも多く見かけます。
これでは読者に「結局、この人は商品を売りつけたいだけか」と思われ、次第にメルマガが開封されなくなります。
特にフリーランスや一人社長の場合、商品知識だけでなく、自分の人柄や価値観も信頼構築に欠かせない要素。
日常的に「価値ある情報」や「役立つヒント」を提供し、読者に「この人からの情報はためになる」と思ってもらうことで、販売時も自然な流れで商品を提案できます。
先程の2番目の要素の解決策でもありますが、どうしてもメルマガの配信のネタを思いつかない場合は、AIに聞くと良いと思います。
ChatGPTに自分のメルマガの運営方針や売りたい商品、そして集まってるお客様の情報を打ち込んで、メルマガのネタどんなのを書けばいいか聞いていただいたら、色々とアイディアを出してきてくれますよ。
そういったものをもとに、定期的な配信かつ販売時以外の配信を増やしていきましょう。
4. 1つのメールに詰め込みすぎる
1通のメールであれもこれもと情報を詰め込みすぎると、読者は「結局、何が言いたいの?」と混乱します。
「新商品の紹介」と「イベントの告知」を同時にしてしまうと、それぞれの訴求力が半減し、印象が薄れてしまうことも。
実はこれ、僕はよくやってしまっていた失敗なんです。
どうしても1つのメールでたくさんの情報を送ってしまいたいことありますよね。
昔の僕は手紙もよく使っていたので、手紙は送料がかかる分1回にたくさんの情報を詰め込もうとしてしまった結果、反応率を著しく落として、むしろ費用対効果を悪くしてしまったなんて、経験がたくさんあります。
解決策は至ってシンプル。1つのメールには1つのメッセージだけを込めることです。
伝えたい情報が複数あるなら、メールを分けて配信しましょう。
次回以降への期待感も生まれ、読者の興味を持続させやすくなります。
5. フィードバックを活用しない
メルマガを送るからには、開封率やクリック率といったデータに目を向けることが欠かせません。
データを分析すれば、「どんな件名が興味を引くのか」「どんなコンテンツがクリックされやすいのか」が明確になります。
これこそメールマーケティングの強みのひとつ。同業他社では気づけない、あなたの読者特有のニーズや関心事が見えてくる可能性もあります。
この情報をもとに、次回以降の配信内容を調整すれば、メルマガの効果はどんどん高まり、メルマガ失敗を回避できるでしょう。
この分析に関しては、お茶の記事でも書いてますので、ご興味あればぜひお読みください。
失敗を回避するための具体策
メルマガ配信のコツを押さえて、メールマーケティングを成功させるためには、以下の点を意識してみてください。
- ターゲットの明確化: 「誰に何を届けるか」を徹底的に考える
- 定期的な配信: 配信スケジュールを決めて、読者に安心感を与える
- 読者視点での内容: 読者が「今知りたかった!」と思える情報を提供する
- ABテストの活用: タイトルや内容を微調整して、より効果的なスタイルを探る
- データ分析: 開封率・クリック率をチェックし、改善ポイントを明確化する
まとめ:メールマーケティング成功への近道
メールマーケティングで失敗しないための5つのポイントを押さえれば、読者との信頼関係を深め、成果を生み出すチャンスは大きく広がります。
まずは、読者のニーズに寄り添った情報提供を心がけ、試行錯誤しながら配信を続けてみてください。メルマガ失敗も学びの一部であり、その経験が次の成功につながります。
もっと詳しく知りたい、個別のアドバイスが欲しいという方は、ぜひ僕のメルマガに登録してみてください。
読者の課題解決をサポートするヒントを、これからもたっぷりお届けします!