こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。

商品は、中身が大事です。

これは、僕も本当にそう思っています。

ちゃんと役に立つこと。
お客様の悩みを解決できること。
買ってくれた人が、買ってよかったと思えること。

ここがなければ、長く続く商品にはなりません。

ただ、今の商品設計で見落としやすいのが、中身を見てもらう前の入口 です。

どれだけ中身が良くても、最初の一瞬で良さそうと思われなければ、そもそも読まれません。
手に取られません。
クリックされません。
話を聞いてもらえません。

だから今回は、これからの商品づくりでは 見た目から考えること が大切だという話をします。

商品設計で見た目を後回しにすると、中身まで届かない

真面目な人ほど、こう考えがちです。

中身で勝負したい。
見た目で売るのは、なんとなく浅い気がする。
派手に見せるより、ちゃんと価値を届けたい。

この気持ちは、すごく分かります。

僕自身も、見た目だけで売るようなやり方は好きではありません。
中身がないのに見た目だけ上手で売れている商品を見ると、正直、なんでそっちに行っちゃうんだろうと思うこともあります。

でも、ここで大事なのは、見た目を整えることと、見た目だけでごまかすことは違うということです。

見た目は、中身の代わりではありません。

中身までたどり着いてもらうための入口 です。

中身が良くても入口が弱いと読まれず、入口を明確にすると価値まで読まれる流れを示した図解
見た目は中身の代わりではなく、中身まで進んでもらうための入口です。

お客様は、自分で思っているほど中身を見ていない

多くの人は、自分では中身を見て判断していると思っています。

でも実際には、最初の印象にかなり引っ張られています。

パッケージがかわいいと、ちょっと気になる。
お店の雰囲気が良いと、入ってみたくなる。
プロフィール写真が整っていると、この人はちゃんとしていそうだと感じる。
ホームページの最初の画面が分かりやすいと、もう少し読んでみようと思う。

これ、誰にでもありますよね。

もちろん、買ったあとに中身が悪ければ続きません。
でも、最初に中身まで見てもらうには、入口で引っかかる必要があります。

ここを無視してしまうと、どれだけ良い商品でもお客様の候補にすら入りません。

ブランディングの話をもう少し深く考えたい方は、以前書いたこの記事も近いです。機能的価値だけではなく、情緒的価値が一目惚れを起こすという話をしています。

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商品の中身を見る前に、見る価値があるかを判断されている

今は、情報量が多すぎます。

SNSを開けば投稿が流れてきます。
YouTubeを開けばサムネイルが並びます。
広告、ブログ、メルマガ、LP、商品ページ。
毎日、いろいろなものが目に入ります。

その中で、お客様が一つひとつを丁寧に読んでくれるかというと、かなり難しいです。

これは自分に関係ありそうか。
見る価値がありそうか。
今、読む必要がありそうか。

この判断は、どんどん短い時間で行われるようになっています。

情報量が多い時代に、読まれる前に第一印象でふるいにかけられる流れを示した図解
商品説明を読んでもらえるのは、第一印象で候補に残ったあとです。

つまり、商品説明をじっくり読んでもらえるのは、すでに第一印象で良さそうと思われたあとなんです。

ここを逆に考えてしまうと苦しくなります。

中身を読めば分かってもらえる。
説明すれば価値が伝わる。
ちゃんと見てもらえれば選ばれる。

たしかに、ちゃんと見てもらえれば伝わるかもしれません。

でも問題は、その ちゃんと見てもらえる状態 まで行くのが難しくなっていることです。

読まれない壁については、コピーライティングの3つの壁の記事でも詳しく書いています。今回の話は、その読まれない壁が商品設計やビジュアルにも広がっているということです。

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これからの商品づくりは、あとから絵にするのでは遅い

これからの商品設計では、商品を作ったあとに見せ方を考えるのではなく、最初から 絵になるか を考えた方がいいです。

たとえば、YouTuberさんの企画づくりは分かりやすいです。

撮影したあとに、どこか使える場面を探してサムネイルにする。
この考え方もあります。

でも、今は最初からサムネイルを考える人も多いです。

このサムネイルなら見たくなる。
この一枚なら、何これと思ってもらえる。
だから、その絵が成立する企画を作る。

つまり、見た目が後ではなく先なんです。

商品づくりでも同じです。

この講座を一枚で見せるなら、どんな絵になるか。
このサービスをSNSで紹介するなら、何が写っていると伝わるか。
このコミュニティを初めて見た人は、どんな世界観として受け取るか。
この企画は、誰かが思わずシェアしたくなる場面を持っているか。

ここまで考えて作る。

それが、これからの商品設計ではかなり大切になると思っています。

商品を作ってから見せ方に悩む流れと、最初から一枚絵を考えて商品設計に反映する流れの違いを示した図解
あとから見せ方を足すのではなく、最初から一枚絵で伝わる設計にしておくと入口が強くなります。

見た目だけを綺麗にしても、もう見透かされる

ここで一つ注意があります。

見た目が大事だからといって、ただ綺麗にすればいいわけではありません。

今はAIもあります。
Canvaもあります。
画像生成もあります。
テンプレートもあります。

昔より、見た目を整えるハードルはかなり下がりました。

でも、ハードルが下がったぶん、見る側の基準値も上がっています。

とりあえず綺麗にしました。
AIでそれっぽく作りました。
テンプレートに文字を入れました。

このレベルだと、むしろ見透かされる場面も増えています。

大事なのは、実のある見た目です。

商品やサービスの中身とつながっている。
世界観が伝わる。
誰に向けているのかが分かる。
その人らしさ、そのブランドらしさがある。

こういう見た目が必要です。

まず整えるべきは、ロゴ、プロフィール、ファーストビュー

では、何から見直せばいいのか。

いきなり大きなリブランディングをする必要はありません。

まずは、入口になっている場所を見直してみてください。

SNSのプロフィール写真。
ロゴ。
商品ページの最初の画像。
ホームページのファーストビュー。
メルマガ登録ページの最初の一文。
講座やサービスのアイキャッチ。

ここで、何をしている人なのか。
誰のための商品なのか。
なぜ見る価値があるのか。

これが一瞬で伝わるかどうかです。

顔出しをしなければいけない、という話ではありません。
でも、どこかで拾ってきたようなフリー素材や、解像度の荒い画像、何をしている人か分からないアイコンのままだと、かなり損をします。

まずは、雑に見えない状態にする。
不安に見えない状態にする。
今の自分の商品や世界観と合っている状態にする。

ここからで十分です。

SNSで見られる前に終わってしまう問題や、独自化の考え方はこの記事ともつながります。

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本物の商品ほど、見た目を整えた方がいい

僕が今回いちばん伝えたいのは、ここです。

見た目にこだわることは、薄っぺらくすることではありません。

むしろ、本当に中身がある人ほど、見た目を整えた方がいいです。

なぜなら、見た目だけ上手な商品に、お客様を取られてしまうからです。

中身がないのに見た目が上手で売れている商品はあります。
本当に真面目にやっている人ほど、それを見ると嫌な気持ちになると思います。

でも、その不満をお客様に押し付けることはできません。

お客様は、限られた時間の中で判断しています。
良さそうに見えるものから見ます。
気になるものから読みます。
分かりやすいものから候補に入れます。

だから、本物の商品を持っている人ほど、入口を整える必要があります。

見た目でごまかすためではありません。

本当に良い中身に、ちゃんとたどり着いてもらうためです。

商品設計で見直したい6つの質問

最後に、今日から見直せる質問を置いておきます。

自分の商品やサービスに当てはめて考えてみてください。

  1. この商品は、一枚の画像にしたとき何が映りますか?
  2. 初めて見た人に、誰のための商品か一瞬で伝わりますか?
  3. 商品名やアイキャッチだけで、続きを読みたくなりますか?
  4. SNSでシェアしたくなる場面や象徴はありますか?
  5. ホームページの最初の画面で、何をしている人か分かりますか?
  6. 中身に自信があるからこそ、見た目を後回しにしている部分はありませんか?

全部を一度に直す必要はありません。

プロフィール写真、ロゴ、ファーストビュー、商品名、一枚で伝わる絵、シェアされる場面を確認するチェックリスト図解
大きなリブランディングではなく、まず入口の6項目から見直せば十分です。

全部を一度に直す必要はありません。

まずは一つで大丈夫です。

プロフィール写真を整える。
ロゴを見直す。
商品ページの最初の画像を変える。
サービスの全体像を一枚図にする。

入口が変わると、中身まで届く確率が変わります。

商品は中身が大事です。

だからこそ、その中身がちゃんと届くように、見た目から設計していきたいですね。

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