こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。

2026年9月24日、僕が運営する会員コミュニティ「ゼロリス」で実感した五つのメリットを話す無料セミナーを開きました。そこで使ったプレゼン資料は、ほぼAIに作ってもらったものです。

僕はデザイナーではありません。AIのおかげで見た目の整った資料を作れるのは助かります。ただ、その中の一枚では、僕が一番伝えたい言葉よりも、別の言葉が大きく出ていました。

画像全体のバランスは気に入っていました。直したかったのは、画像の中の言葉と、その見せ方だけ。そこで使ったのがCanvaのマジックレイヤーです。

AI画像が強調した言葉と本人が伝えたい主題の違い

AI画像がきれいでも、伝えたい主題はずれる

その画像で僕が主題にしたかったのは、「僕をリスペクトしてくれる会員さんにだけ全力を注ぐ、人見知りの僕にはこれが心地いい」ということです。ところが、AIが目立たせたのは「毎回ゼロから関係を作らなくてもいい」という言葉でした。

僕の主題はそこじゃない。画像はきれいでも、言葉の優先順位が違えば、セミナーで伝えたいこともずれて見えてしまいます。

たとえば、外注先に制作を頼んだら「こちらのほうがいいと思ったので変えました」と内容を変えられ、直してほしいと伝えてもうまく直せない。AIに画像の主題を決められるのは、僕にはそれに近い感覚です。ただ、AIに悪気はなく、よかれと思って言葉を整えています。

画像に限りません。同じ無料セミナーのアーカイブ視聴ページを作ったときも、僕が話した五つのメリットをAIが別の言葉に置き換えていました。「何で表現ずらした? 僕、別の言葉でちゃんと言ったよね」と思いました。

文章なら自分で打ち直せます。画像の中の文字もAIに頼み直すことはできますが、一回ごとに時間がかかります。「文字を少し右へ」「キャラクターを少し左へ」という微調整は、指示だけでは難しいんですよね。

Canvaマジックレイヤーで画像内の文字を編集する

Canvaで画像を選び、「編集」から「マジックレイヤー」を選びます。9月25日のYouTubeライブ「朝ビジ」で別の画像を試すと、約30秒で文字やデザインの要素が分かれました。分かれた文字や要素は、Canva上でそれぞれ動かせます。

無料セミナーの資料では、AIが上に置いた言葉と、僕が上に置きたかった言葉の位置を入れ替えました。文字も打ち換え、画像の下部にあったアルフレッド・アドラーの言葉の部分も直しています。

元画像を見ていた僕には、分解後の一部に少し違和感がありました。でも、最初から完成画像として見る人には、演出の一部に見える程度だと思います。

Canva自身も、AIで作った画像を後から編集し、自分好みに仕上げられることを打ち出しています。Canva公式のマジックレイヤー紹介でも、画像を文字やオブジェクトごとの編集可能なレイヤーに分けられると説明されています。僕にとって便利なのは、AIが作った後でも、言葉と配置を自分で決められることです。

Canvaのほかの機能については、Canvaアップデート2026徹底活用ガイドでも紹介しています。

実測の消費割合から逆算した利用回数の目安

僕の実測では、Proで月に約50〜100回が目安

マジックレイヤーは、CanvaのほかのAI機能と共通の利用枠を使います。一回で利用枠がどれだけ減るか、Canvaは固定の数字を公表していません。画像の内容や、ほかのAI機能の使い方でも消費量は変わります。ここからの回数は、僕が実際に試した消費割合から逆算した目安です。

僕のCanva Proでは、マジックレイヤーを一回使うと利用枠を約1〜2%消費しました。この機能だけに使うなら、月に約50〜100回。相当ヘビーに使わないと上限に届かないと思うので、かなりいいなというのが本音です。無料プランでも試したところ、一回で9%消費したので、月に約10回という計算です。

2026年9月25日に請求画面で確認したとき、セミナーのプレゼン資料をゴリゴリ直してきた僕でも、利用枠の消費は82%、残りは18%でした。次のリセットは10月10日。残りを一回1%ずつ使えば、あと約18回です。次のリセットまで、画像の修正が必要なプレゼンはそれほどないので、残り18%で足りると感じました。

僕が使っているCanva Proは年11,800円。月に直せば約983円です。月1,000円以下で、僕の使い方なら50〜100回ほど画像を直せる。これは破格中の破格だと思います。Canva公式の日本語料金ページで確認したCanva Businessの年額は18,800円。AI利用枠は無料版比でProが10倍、Businessが20倍なので、BusinessはProの約2倍です。Proでの消費率を当てはめれば約100〜200回。こちらの回数はBusinessで直接試した数字ではなく、僕のProでの実測から計算したものです。

大切な画像は、最後の言葉まで自分で決める

僕は、AIだけでも90点くらいの画像は作れると思っています。全部をマジックレイヤーで直す必要もありません。ただ、お客様に渡す画像やセミナーで使う一枚で、一番伝えたい言葉がずれていたら、そこは自分で直したいんです。

「AIで画像を作れるから」とCanvaを解約した人も結構います。でも、AIの専門家を名乗る人のポジショントークに乗って、編集する手段まで手放すのは、自分らしさを失う愚かな行為だと僕は思います。

AIを使うだけで飛び抜ける時代は終わりました。「なんだAIか」と言われる今、AIが作ったものに手を加えるかどうかの差は相当大きいと思う。お客様に渡したい自分のイメージを届けられるか、その明暗をかなり左右するからです。

手元のAI画像を一枚開いて、一番目立つ言葉が自分の伝えたい主題になっているか見てみてください。違っていたら、Canvaで「編集」からマジックレイヤーを試す。大切な一枚は、言葉と配置を自分で直してからお客様へ渡してください。

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