Genspark、ChatGPT、Claude、Gemini。結局どれを使えばいいのか
こんにちは。<br>AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。
AIツールが増えすぎました。
ChatGPT。
Claude。
Gemini。
Genspark。
Grok。
Perplexity。
NotebookLM。
さらに、それぞれの中に画像生成、動画生成、エージェント、スライド作成、コード生成、ワークフロー自動化みたいな機能がどんどん増えています。
こうなると、普通に迷います。
「結局、どれを使えばいいんですか?」
「GensparkがあればChatGPTはいらないんですか?」
「ClaudeとGeminiはどっちがいいんですか?」
「全部課金しないとダメですか?」
この気持ちはよく分かります。
僕もAIはかなり使っていますが、それでも新しいAIや新機能が出てくるたびに、
「また増えたな」
と思います。
ただ、僕の結論はかなりシンプルです。
最強AIを探すより、担当者として配置した方がいいです。
AI選びは、ランキングではありません。
小さな組織づくりです。
で、ここからが本題なんですけど。
AIを選ぶときに、最強探しから入るとしんどくなります。
でも、担当者として見ると一気に楽になります。
AIを「ツール」ではなく「担当者」として見る
ひとりで事業をしていると、全部自分でやりがちです。
企画。
調査。
文章。
LP。
スライド。
メルマガ。
画像。
事務作業。
顧客対応。
気づいたら、全部自分です。
僕もそうでした。
ただ、今はAIがあります。
AIを使うと、ひとり事業でも、かなり組織っぽく動けるようになります。
このとき大事なのは、
「どのAIが一番強いか」
ではありません。
「どのAIに、どの役割を任せるか」
です。
会社で考えれば分かりやすいです。
営業が得意な人。
文章が得意な人。
資料作りが得意な人。
調査が得意な人。
デザインが得意な人。
事務処理が得意な人。
全部を一人にやらせるより、役割分担した方が強い。
AIも同じです。
Gensparkは「成果物化担当」として見る
Gensparkの特徴は、単なるチャットAIというより「成果物を作る方向」にかなり寄っていることです。
2026年6月18日時点の公式情報を見ると、GensparkはSuper Agent、AI Slides、AI Developer、Workflows、Claw、Hubなど、かなり実行側へ広がっています。
スライドを作る。
資料を作る。
データを整理する。
コードを書く。
ワークフローを作る。
ファイルや文脈をHubでまとめる。
ClawのようにAI employee的に動く。
こういう方向です。
OpenAIのGenspark事例でも、GensparkはAI検索エンジンからagentic AIへ移行し、利用する人が求めていたのは単なる答えではなく、ピッチデック、動画台本、フォローアップメールのような成果物だったという文脈が紹介されています。
つまり、Gensparkは「答えるAI」というより、「形にするAI」として見ると分かりやすいです。
僕なら、Gensparkにはこういう仕事を任せます。
- スライドのたたき台
- LP構成の視覚化
- 調査結果の資料化
- 図解や表の生成
- ページや成果物の形作り
- 複数工程の実行補助
ただし、ここで注意があります。
Gensparkが成果物化に強いからといって、いきなり丸投げしないことです。
成果物化が得意なAIほど、雑に投げると、きれいな一般論を最後まで作ってしまいます。
だから、Gensparkには「最後の制作担当」として入ってもらう。
その前に、設計図を作る。
これが大事です。
GensparkでスライドやLPを作る前の設計図については、Gensparkでスライド・LPを作る前にやるべき設計図の作り方で詳しく書いています。
ChatGPTは「最初の相談相手」
ChatGPTは、僕の中ではかなり汎用的な相談相手です。
何かを思いついたときに、
「これ、どう思う?」
と投げる。
ざっくり壁打ちする。
アイデアを広げる。
文章の方向性を確認する。
調査の切り口を出す。
コードや表、画像、ブラウジングを含めて、幅広く触る。
こういう最初の相手として使いやすいです。
特に、日常的に使っていて、過去のやり取りや自分の情報が入っている場合は強いです。
AIは、あなたのことを知らなければ、あなたらしい答えを出せません。
逆に、普段から事業のこと、考え方、商品、届けたい相手、悩み、判断基準を渡していれば、かなり相談相手として育っていきます。
なのでChatGPTは、
「まず相談する人」
として置くと使いやすいです。
Claudeは「文章と論理の整え担当」
Claudeは、文章や長い文脈に強いAIとして使いやすいです。
特に日本語の自然さ、長文の整理、論理構成、既存文章のブラッシュアップでは、かなり頼りになります。
僕も、毎朝続けているビジネスラジオ「朝ビジ」で、現状日本語の文章ではClaudeが強いという話をしたことがあります。
ただし、弱点もあります。
画像生成はできません。
これは、ひとり事業の発信や資料作りではけっこう大きいです。
ブログ、メルマガ、LP、セミナー資料は文章だけで完結しません。
画像、図解、スライド、バナー、アイキャッチなども必要になります。
だからClaudeは、
「文章を深くする担当」
として使うといいです。
- 記事の論理構成を整える
- メルマガを自然な文章にする
- セールスレターの流れを見る
- 長い素材を読み込ませる
- 自分らしい言い回しに寄せる
- 読む人の反論を拾う
こういう役割です。
画像や成果物化まで全部やらせようとしない。
文章と思考の担当として置く。
この方がClaudeは活きます。
Geminiは「Google連携と調査・画像まわり」
Geminiは、Googleとのつながりが強いAIです。
Google検索。
Google Workspace。
Drive。
Docs。
Sheets。
画像や動画まわり。
このあたりと絡めて考えると、Geminiの価値は分かりやすいです。
もちろん、AI単体としての文章や相談にも使えます。
ただ、Geminiを使う意味が一番出るのは、Google環境を普段から使っている人です。
資料がGoogle Driveにある。
Google DocsやSheetsをよく使う。
検索や調査をGoogle側で回したい。
画像や動画の生成も含めて使いたい。
こういう人にとっては、Geminiはかなり相性がいいです。
僕は朝ビジで、AIに最新情報を聞くときは「教えて」ではなく「調査して」と言った方がいいという話をしました。
AIは、内部知識だけで答えることがあります。
でも、最新情報は変わります。
特にGensparkのようなAIツールは、料金、クレジット、機能、プランが変わりやすい。
だから、AIに聞くときも、
「最新情報を調査して」
と明確に頼む。
この感覚は、Geminiに限らず、どのAIを使うときも大事です。
4つを担当者にすると、こうなる
僕なら、ざっくりこう配置します。
| AI | 役割 | 向いている仕事 |
|---|---|---|
| ChatGPT | 最初の相談相手 | 壁打ち、アイデア、日常相談、幅広い実務 |
| Claude | 文章と論理の整え担当 | 長文、構成、ブラッシュアップ、読む人の反論整理 |
| Gemini | Google連携・調査・画像担当 | Google環境、調査、画像、資料読み込み |
| Genspark | 成果物化担当 | スライド、LP、資料、ページ、ワークフロー |
もちろん、これは絶対ではありません。
ChatGPTで文章を書いてもいい。
Claudeで構成を作ってもいい。
Geminiで壁打ちしてもいい。
Gensparkで調査してもいい。
ただ、役割を決めておくと迷いが減ります。
「このAIが最強かどうか」
で悩むのではなく、
「この仕事は誰に振るか」
で考える。
これだけで、AI活用はかなり実務的になります。
AIはスマホのSIM差し替えみたいになってきた
僕は以前、朝ビジで「最近のAI界隈がスマホのSIM差し替えみたいになってきた」という話をしました。
昔は、携帯会社を変えると大変でした。
でも今は、端末もSIMフリーになり、電話番号も持ち運べる。
キャリアを変えても、かなり移動しやすくなりました。
AIもそれに近づいています。
ChatGPTで育てた情報を、レポート化してClaudeやGeminiに渡す。
Claudeで作ったプロンプトを、Gensparkに渡す。
自分の商品、考え方、お客さんからよく聞かれる悩み、過去にうまくいかなかったことを文章にしておき、どのAIにも渡せるようにする。
こういうことがしやすくなっています。
つまり、
「ChatGPTに自分の情報が入っているから、もう他のAIに移れない」
という時代ではなくなってきています。
もちろん、完全に同じとは言いません。
AIごとに癖はあります。
得意不得意もあります。
でも、情報を自分の手元に持っておけば、AIを乗り換えたり、併用したりしやすくなります。
ここは、ひとり事業の人にとってかなり大事です。
僕自身、昔使っていたTwitterアカウントを乗っ取られた経験があります。
フォロワーがいた場所でも、自分の手元に残らないものは一瞬で失うことがある。
だからSNSも、AIの履歴も、特定の場所だけに閉じ込めない方がいいと思っています。
情報を外のサービスに預けること自体が悪いわけではありません。
ただ、自分の事業の判断材料まで全部そこに置きっぱなしにすると、いざ乗り換えたいときに動けなくなります。
本当に大事なのは、どのAIを使うかではなく「何を渡すか」

AIに自分らしい仕事をしてもらうには、情報を渡さないといけません。
これ、かなり地味なんですが、あとから効いてきます。
AIがあなたらしい文章を書けない。
AIがあなたの事業に合う提案をしてくれない。
AIが一般論ばかり言う。
この原因は、AIの性能だけではありません。
あなたの情報を渡していないからです。
たとえば、
- どんなお客様に届けたいのか
- どんな商品を売っているのか
- なぜその仕事をしているのか
- 過去にどんな失敗をしたのか
- お客様から何をよく相談されるのか
- 自分が嫌いな売り方は何か
- 自分が譲れない価値観は何か
これを渡さずに、
「僕らしい文章にして」
と言っても、AIは困ります。
僕の場合、朝ビジを1800回以上続けてきたことが、AIに渡せる素材になっています。
日々の考え。
言い回し。
迷い。
怒り。
喜び。
お客様とのやり取り。
最新AIツールへの判断。
こういうものが蓄積されているので、AIも僕の文脈を理解しやすくなります。
だから、Genspark、ChatGPT、Claude、Geminiのどれを使うか以上に、
どのAIにも渡せる自分の素材を持っているか。
ここが大事です。
Gensparkを使うなら、前工程と後工程を分ける
Gensparkは成果物化が得意です。
だからこそ、前工程と後工程を分けると強いです。
たとえば、セミナーLPを作るなら、こうです。
1. ChatGPTで企画の壁打ちをする<br>2. Claudeで読む人の反論や文章の流れを整える<br>3. Geminiで最新情報やGoogle資料を調査する<br>4. GensparkでスライドやLPの形にする<br>5. 最後に人間が導線とCTAを確認する
もちろん全部この通りにする必要はありません。
でも、この順番で考えると、Gensparkに丸投げしなくて済みます。
Gensparkは制作担当。
でも、企画や判断まで全部任せるわけではない。
ここが大事です。
AIを部下や担当者として見るなら、社長である自分が何も判断しないのは危険です。
無能な社長が、優秀な部下に全部丸投げしているだけになります。
それでは、いつか一般論に飲まれます。
AIに任せるほど、人間側の判断を持つ。
ここが、ひとり事業のAI活用ではかなり大事です。
AIツールの比較記事で終わらせない
ここまで読むと、結局こう思うかもしれません。
「じゃあ、全部使えってことですか?」
そうではありません。
最初から全部に課金しなくてもいいです。
まずは、自分の仕事で一番詰まっているところを見てください。
文章が止まるなら、文章に強いAIを使う。
資料化で止まるなら、Gensparkを使う。
Google資料や調査で止まるなら、Geminiを使う。
日常相談や幅広い壁打ちが欲しいなら、ChatGPTを使う。
ただし、どれを使うにしても、最終的には集客導線につなげる必要があります。
AIで記事を書いた。
AIでスライドを作った。
AIでLPを作った。
でも、メルマガ登録につながっていない。
無料セミナーにつながっていない。
商品やサービスの理解につながっていない。
これでは、AIを使って忙しくなっただけです。
ひとり事業で大事なのは、AIで作業を増やすことではありません。
AIで、売上につながる導線を作ることです。
僕なら、AIチームの最終ゴールをメルマガに置く
僕は、リストマーケティングを22年やってきました。
その中で確信していることがあります。
メールアドレスは、自分の手元に残る資産です。
SNSは大事です。
検索も大事です。
AIツールも大事です。
でも、最終的にお客様との関係性を自分の手元で育てられる仕組みがなければ、いつまでもプラットフォームに振り回されます。
SNSは、言ってしまえば借り物の売り場です。
メールや顧客リストは、自分で育てられる持ち家に近い。
この感覚があるから、AIツールもひとつに依存しすぎない方がいいと考えています。
だから僕なら、AIチームの最終ゴールをメルマガ登録に置きます。
ChatGPTで企画を考える。
Claudeで文章を整える。
Geminiで調査する。
GensparkでスライドやLPにする。
そして最後は、メルマガ登録へつなげる。
この流れです。
Gensparkの記事に検索で来た人にも、ここまで見てほしいんです。
クレジットをどう節約するか。
どのAIが強いか。
スライドをどう作るか。
もちろん大事です。
でも、それだけでは事業は変わりません。
AIで作ったものを、見込み客との関係性に変える。
ここまでできて、初めてAI活用はビジネスの武器になります。
まず作るべきAIチームは小さくていい
最初から大きなAI組織を作る必要はありません。
まずは小さくていいです。
- 相談役を1つ決める
- 文章担当を1つ決める
- 成果物化担当を1つ決める
- 自分の商品、考え方、お客さんからよく聞かれる悩みを文章にして手元に置く
- 最後の導線をメルマガ登録に決める
これだけでも、かなり変わります。
Gensparkを使うなら、成果物化担当として使う。
ChatGPT、Claude、Geminiを使うなら、前工程や整えに使う。
そして、どのAIにも共通して、自分の実体験と判断基準を渡す。
これができると、AIは単なる便利ツールではなく、ひとり事業の小さなチームになります。
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最後に
AIツールは、これからも増えます。
Gensparkも変わる。
ChatGPTも変わる。
Claudeも変わる。
Geminiも変わる。
だから、ずっと「どれが最強か」だけを追いかけると疲れます。
大事なのは、自分の事業の中で役割を決めることです。
相談するAI。
文章を整えるAI。
調査するAI。
形にするAI。
そして、それらに判断材料を渡す自分。
AIを使うほど、人間側の価値は消えるのではなく、よりはっきりします。
何を届けるのか。
誰に届けるのか。
どんな関係性を作るのか。
ここを決めるのは、AIではなく自分です。
Gensparkも、ChatGPTも、Claudeも、Geminiも、そのための担当者です。
社長は、あなたです。
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