WEBセールスプランナー長嶺圭一郎です

「メルマガを送ってもなかなか開封されない…」
「どうすれば開封率が上がるのか悩んでいる…」

こうしたお悩みを持つ方は多いですよね。

実際、メルマガ(メールマガジン)の開封率は、成果を上げるうえでとても重要な指標の一つです。

とはいえ、「〇%以上が理想!」といった数値に振り回され過ぎると、本来の目的を見失いがちでもあります。

本記事では、メルマガ開封率を高める方法だけでなく、 長期的に読まれるメルマガ運営 の考え方についても解説します。

読者との信頼関係を築きながら、しっかり成果につなげたい方はぜひ参考にしてください。


1. メルマガ開封率を高める前に知っておきたい「基準」の考え方

メルマガ開封率を高める方法を探す前に、まずは 「そもそも開封率はどう見るべきか?」 を理解しておきましょう。

  • 基準はあくまで自分のリストに合わせる
    人によってリストの属性や運用期間が異なるため、一般論の「開封率〇%」をそのまま当てはめるのは危険です。
  • 長く運営すると開封率は下がるのが自然
    メルマガを長期間運営していると、途中で読むペースが落ちて休眠状態になる読者が増え、全体としての開封率は下がりがちです。
  • 休眠読者をすぐ排除しなくてOK
    一度は興味を持ってくれた人ですから、「今は読まないけど、そのうち必要になるかも」と思っている場合もあります。すぐにリストから外さず、長期的な視点で付き合うのも一つの戦略です。

まずは、自分のメルマガがどのくらいの開封率を維持しているかを把握し、 自分の平均値を基準 に分析していくのがおすすめです。


2. 過去データ分析で見つける!反応のいい件名・テーマの傾向

次に、実際に 「開封率を上げるためにすべきこと」 を考えるうえで重要なのが、 過去データの分析 です。メルマガ配信スタンドのレポート機能などを活用し、以下のポイントを中心に振り返ってみましょう。

(1) 件名・タイトルの傾向

  • 「なぜ~?」「~しないと損する理由」などの疑問形
  • 「今だけ」「限定」「無料」など、興味をそそるキーワードの有無
  • 数字を使った具体的な表現(例:○日間限定、方法3選など)

(2) テーマ・内容

  • ノウハウ系、成功事例、失敗談など、どの話題の反応がいいか
  • 具体的な施策・ツールの紹介や、読者自身にメリットがある話が好まれやすい

(3) 配信時間

  • 朝、昼、夜、深夜など、どの時間帯が最も開封率が高いか
  • 平日と休日で差がないか

ポイントは、 「読者が読みたい」と思うタイミングや内容を見つける ことです。

適切な分析を行えば、自分のリストで 特に反応の良いパターン が見えてきます。

分析に関しては、こちらの記事も参考にしていただけます。

メルマガのクリック率と反応率で顧客に刺さる発信切り口を見つけよう

WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎です! 「ターゲットに刺さるネタがわからない…」と悩む方は多いのではないでしょうか? 僕もよくこのご質問をいただきますが、正直な…


3. 開封率を上げる具体的テクニック

3-1. 読みたくなる「件名」の作り方

件名は、開封率を左右する最大の要因 といっても過言ではありません。
以下のようなポイントを押さえると、思わずクリックしたくなる件名を作りやすくなります。

  1. 疑問形で興味を引く
    • 「なぜ〇〇はうまくいかないのか?」
    • 「今すぐ〇〇しないと損する理由とは?」
  2. 数字を活用する
    • 「売上を2倍にした、たった1つの方法」
    • 「3日間限定で無料公開」
  3. 緊急性・限定性を打ち出す
    • 「本日24時〆切:あと〇名様のみ募集」
    • 「残り2日で受付終了します」

ただし、やりすぎると「煽られている」と感じる人もいるため、自分の読者層と合うかどうかを意識して使いましょう。


3-2. ベストな「配信時間」を見極めよう

配信時間の工夫も開封率を上げる大きなポイントです。

  • 朝に送る:通勤・通学時間や仕事前にスマホをチェックする人が多い
  • 夜に送る:リラックスタイムでメールを読む余裕がある
  • 休日に送る:平日より時間に余裕がある読者を狙いやすい

これは ターゲット層のライフスタイル によって大きく変わるため、
一度に複数の時間帯でテスト配信してみて、結果を比較するのがおすすめです。


3-3. 興味のある人だけに送る「ダブルオプトイン」と「セグメント配信」

無理に読者全員に開封してもらうのではなく、
「興味のある人だけ」に情報を届ける と開封率は自然に高くなります。
主な方法としては以下の2つがあります。

ダブルオプトイン
  • 「このテーマに興味のある方はこちらに登録」とあらかじめ通知し、登録した人だけに情報を送る
  • 本当に必要としている層にだけ届けられるため、開封率が上がりやすい
セグメント配信
  • 「過去に商品Aを購入した人」「特定リンクをクリックした人」など行動履歴で絞り込む
  • ニーズが高いグループだけを抜き出して配信することで、無駄な配信を減らせる

興味のある人を絞り込む仕組みを作っておけば、
読者にとってもストレスが少なく、こちらも結果を得やすいのがメリットです。


4. 「開封率を上げすぎない」ことが長期的に読まれるコツ

実は、開封率は 「高ければ良い」というわけでもありません
読者の状況によっては、「今は読む必要がないから開かない」となるケースが自然に出てきます。

  • 開封率を無理に上げようと煽りすぎると解除率が上がる
  • 届いているだけで読者は存在を忘れにくい(単純接触効果)
  • 長期的に見ると、後々「やっぱり必要だ」と思ってもらえる可能性もある

メルマガの大きな魅力は、 「いつか必要になったら読もう」と思ってもらえること です。
興味のあるときだけ読んでもらえる運営スタイルの方が、読者を疲れさせず、長く繋がりやすくなります。

詳しくはこちらにも書いてありますのでぜひお読みください。

メルマガ開封率に囚われない!信頼を積み重ねるメール運営術

WEBセールスプランナーの長嶺圭一郎です。 この記事では「メルマガの開封率に囚われすぎない」ことをテーマにお話ししていきます。 よくメルマガを運営していると「もっと…


5. まとめ:メルマガ開封率と長期運営の両立を目指す

  • 自分のリストの平均値を基準に開封率を分析する
  • 過去データをチェックし、反応の良い件名・テーマ・配信時間を特定する
  • ダブルオプトインやセグメント配信で“必要な人”にだけ届ける
  • 開封率を上げすぎるより、長期的な関係性を重視する

メルマガは、興味がある人に的確に情報を届けられる強力なマーケティング手段です。
ただ、短期的な成果を急ぐばかりに「煽り系」の件名や強引なセールスをしてしまうと、解除率が増えたり、読者との信頼関係を損なったりするリスクもあります。

大切なのは、 必要なときに思い出してもらえる存在 になること。
そうしたスタンスで運営すれば、結果として高い反応率にもつながっていきます。

あなたも、ぜひ 「適度な開封率」 をキープしつつ、長期的に愛読されるメルマガを目指してみてください。

Follow me!

無料セミナーでリストマーケティングを学ぼう!!