
WEBセールスプランナー長嶺圭一郎です
「メルマガを送ってもなかなか開封されない…」
「どうすれば開封率が上がるのか悩んでいる…」
こうしたお悩みを持つ方は多いですよね。
実際、メルマガ(メールマガジン)の開封率は、成果を上げるうえでとても重要な指標の一つです。
とはいえ、「〇%以上が理想!」といった数値に振り回され過ぎると、本来の目的を見失いがちでもあります。
本記事では、メルマガ開封率を高める方法だけでなく、 長期的に読まれるメルマガ運営 の考え方についても解説します。
読者との信頼関係を築きながら、しっかり成果につなげたい方はぜひ参考にしてください。
- 1. 1. メルマガ開封率を高める前に知っておきたい「基準」の考え方
- 2. 2. 過去データ分析で見つける!反応のいい件名・テーマの傾向
- 2.1.1. (1) 件名・タイトルの傾向
- 2.1.2. (2) テーマ・内容
- 2.1.3. (3) 配信時間
- 3. 3. 開封率を上げる具体的テクニック
- 3.1.1. 3-1. 読みたくなる「件名」の作り方
- 3.1.2. 3-2. ベストな「配信時間」を見極めよう
- 3.1.3. 3-3. 興味のある人だけに送る「ダブルオプトイン」と「セグメント配信」
- 3.1.3.1. ダブルオプトイン
- 3.1.3.2. セグメント配信
- 4. 4. 「開封率を上げすぎない」ことが長期的に読まれるコツ
- 5. 5. まとめ:メルマガ開封率と長期運営の両立を目指す
1. メルマガ開封率を高める前に知っておきたい「基準」の考え方
メルマガ開封率を高める方法を探す前に、まずは 「そもそも開封率はどう見るべきか?」 を理解しておきましょう。
- 基準はあくまで自分のリストに合わせる
人によってリストの属性や運用期間が異なるため、一般論の「開封率〇%」をそのまま当てはめるのは危険です。 - 長く運営すると開封率は下がるのが自然
メルマガを長期間運営していると、途中で読むペースが落ちて休眠状態になる読者が増え、全体としての開封率は下がりがちです。 - 休眠読者をすぐ排除しなくてOK
一度は興味を持ってくれた人ですから、「今は読まないけど、そのうち必要になるかも」と思っている場合もあります。すぐにリストから外さず、長期的な視点で付き合うのも一つの戦略です。
まずは、自分のメルマガがどのくらいの開封率を維持しているかを把握し、 自分の平均値を基準 に分析していくのがおすすめです。
2. 過去データ分析で見つける!反応のいい件名・テーマの傾向
次に、実際に 「開封率を上げるためにすべきこと」 を考えるうえで重要なのが、 過去データの分析 です。メルマガ配信スタンドのレポート機能などを活用し、以下のポイントを中心に振り返ってみましょう。
(1) 件名・タイトルの傾向
- 「なぜ~?」「~しないと損する理由」などの疑問形
- 「今だけ」「限定」「無料」など、興味をそそるキーワードの有無
- 数字を使った具体的な表現(例:○日間限定、方法3選など)
(2) テーマ・内容
- ノウハウ系、成功事例、失敗談など、どの話題の反応がいいか
- 具体的な施策・ツールの紹介や、読者自身にメリットがある話が好まれやすい
(3) 配信時間
- 朝、昼、夜、深夜など、どの時間帯が最も開封率が高いか
- 平日と休日で差がないか
ポイントは、 「読者が読みたい」と思うタイミングや内容を見つける ことです。
適切な分析を行えば、自分のリストで 特に反応の良いパターン が見えてきます。
分析に関しては、こちらの記事も参考にしていただけます。
3. 開封率を上げる具体的テクニック
3-1. 読みたくなる「件名」の作り方
件名は、開封率を左右する最大の要因 といっても過言ではありません。
以下のようなポイントを押さえると、思わずクリックしたくなる件名を作りやすくなります。
- 疑問形で興味を引く
- 「なぜ〇〇はうまくいかないのか?」
- 「今すぐ〇〇しないと損する理由とは?」
- 数字を活用する
- 「売上を2倍にした、たった1つの方法」
- 「3日間限定で無料公開」
- 緊急性・限定性を打ち出す
- 「本日24時〆切:あと〇名様のみ募集」
- 「残り2日で受付終了します」
ただし、やりすぎると「煽られている」と感じる人もいるため、自分の読者層と合うかどうかを意識して使いましょう。
3-2. ベストな「配信時間」を見極めよう
配信時間の工夫も開封率を上げる大きなポイントです。
- 朝に送る:通勤・通学時間や仕事前にスマホをチェックする人が多い
- 夜に送る:リラックスタイムでメールを読む余裕がある
- 休日に送る:平日より時間に余裕がある読者を狙いやすい
これは ターゲット層のライフスタイル によって大きく変わるため、
一度に複数の時間帯でテスト配信してみて、結果を比較するのがおすすめです。
3-3. 興味のある人だけに送る「ダブルオプトイン」と「セグメント配信」
無理に読者全員に開封してもらうのではなく、
「興味のある人だけ」に情報を届ける と開封率は自然に高くなります。
主な方法としては以下の2つがあります。
ダブルオプトイン
- 「このテーマに興味のある方はこちらに登録」とあらかじめ通知し、登録した人だけに情報を送る
- 本当に必要としている層にだけ届けられるため、開封率が上がりやすい
セグメント配信
- 「過去に商品Aを購入した人」「特定リンクをクリックした人」など行動履歴で絞り込む
- ニーズが高いグループだけを抜き出して配信することで、無駄な配信を減らせる
興味のある人を絞り込む仕組みを作っておけば、
読者にとってもストレスが少なく、こちらも結果を得やすいのがメリットです。
4. 「開封率を上げすぎない」ことが長期的に読まれるコツ
実は、開封率は 「高ければ良い」というわけでもありません。
読者の状況によっては、「今は読む必要がないから開かない」となるケースが自然に出てきます。
- 開封率を無理に上げようと煽りすぎると解除率が上がる
- 届いているだけで読者は存在を忘れにくい(単純接触効果)
- 長期的に見ると、後々「やっぱり必要だ」と思ってもらえる可能性もある
メルマガの大きな魅力は、 「いつか必要になったら読もう」と思ってもらえること です。
興味のあるときだけ読んでもらえる運営スタイルの方が、読者を疲れさせず、長く繋がりやすくなります。
詳しくはこちらにも書いてありますのでぜひお読みください。
5. まとめ:メルマガ開封率と長期運営の両立を目指す
- 自分のリストの平均値を基準に開封率を分析する
- 過去データをチェックし、反応の良い件名・テーマ・配信時間を特定する
- ダブルオプトインやセグメント配信で“必要な人”にだけ届ける
- 開封率を上げすぎるより、長期的な関係性を重視する
メルマガは、興味がある人に的確に情報を届けられる強力なマーケティング手段です。
ただ、短期的な成果を急ぐばかりに「煽り系」の件名や強引なセールスをしてしまうと、解除率が増えたり、読者との信頼関係を損なったりするリスクもあります。
大切なのは、 必要なときに思い出してもらえる存在 になること。
そうしたスタンスで運営すれば、結果として高い反応率にもつながっていきます。
あなたも、ぜひ 「適度な開封率」 をキープしつつ、長期的に愛読されるメルマガを目指してみてください。
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