こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。

WordPressと聞くと、ブログを書く人のためのツールとか、ホームページを作るための仕組みというイメージがあるかもしれません。

もちろん、それは間違いではありません。WordPressの公式情報でも、WordPressはコンテンツ管理システム、いわゆるCMSとして説明されています。ブログやサイトの記事、固定ページ、画像、メニューなどを管理できる仕組みです。

ただ、僕は今のWordPressを、単なるブログ作成ツールとして見ない方がいいと思っています。

AI時代のWordPressは、ブログを書く道具というより、SNSに流れない信頼を置いておく自分の公式拠点です。

ここが、今回いちばん伝えたいところです。

WordPressとは、自分の公式拠点を作るための仕組み

先日、WordPressに関わって14年、トラブル対応1000件以上のことりさんに話を聞きました。

ことりさんの活動やWordPressサポートについては、公式サイトから確認できます。

ことりさんは、WordPress公式フォーラムでボランティア回答をされていたり、WordPressテーマで有名なベクトルさんの公式テクニカルパートナーでもあります。全国に4社しかないそうです。

そのことりさんが、WordPressをとても分かりやすく表現してくれました。

WordPressは、プラットフォームの都合で消されることのない自分の公式拠点。持ち家のようなもの。

この表現、僕はかなりしっくり来ました。

SNSは便利です。公式LINEも便利です。外部のブログサービスや予約サービスも便利です。

ただ、そこは基本的に借り物の場所です。

ルール変更があります。料金変更があります。アカウント停止があります。検索や表示のアルゴリズムも変わります。

もちろん、だから使うなという話ではありません。むしろ、入口としてはどんどん使った方がいいです。

でも、自分の考え、実績、サービス案内、お客様の声、プロフィール、記事を全部そこだけに置くのは怖い。

だからこそ、自分の公式拠点が必要になります。

WordPressは、その拠点を作るための代表的な仕組みなんです。

AI時代にWordPressが見直される理由

AIがこれだけ広がってくると、情報はどんどん要約されます。

検索結果も変わります。SNSの投稿も流れます。AIに質問すれば、誰かの記事や公式情報の要点だけが返ってくることも増えていきます。

そうなると、ますます大事になるのは、自分の情報をどこに置いておくかです。

発信した瞬間だけ見られて終わる場所ではなく、あとから検索され、読まれ、信頼につながる場所を持つ。

僕がメルマガを大事にしている理由も、根っこは同じです。お客様との接点を、外部プラットフォームに預けきらないためです。

リストマーケティングについては、こちらの記事でも詳しく書いています。

リストマーケティングとは?SNS依存脱却!AI時代にファンと繋がるメルマガの始め方

AI×リストで自然体ビジネス設計士の、長嶺圭一郎です。 あなたは今、SNSでの発信やブログの更新を毎日頑張っているかもしれません。 しかし、「いいね」の数に一喜憂した…

WordPressは、メルマガとまったく同じ役割ではありません。

メルマガは、こちらからお客様へ届ける場所。WordPressは、読みに来てもらえる場所、信頼を蓄積しておく場所。

この2つを組み合わせると強いです。

SNSで知ってもらう。WordPressで考え方や実績を読んでもらう。メルマガで関係性を育てる。

これができると、発信が流れて終わらず、少しずつ資産になります。

WordPressが難しいと感じる本当の理由

WordPressが苦手な方の気持ちは、僕も分かります。

正直、僕はWordPressの管理画面を見てワクワクするタイプではありません。

ただ、今回ことりさんと話していて整理できたのは、WordPressの難しさは、仕組みそのものが意地悪に難しいというより、できることが多すぎることなんですよね。

ことりさんによると、WordPressの公式ディレクトリに登録されている無料プラグインだけで6万あります。

6万です。

普通に選びきれません。

テーマもあります。プラグインもあります。投稿、固定ページ、メニュー、フォーム、セキュリティ、SEO、バックアップ、画像、表示速度。いろいろあります。

だから、初めて触る人ほど迷子になります。

  • 何を入れればいいのか分からない
  • どこを触ればいいのか分からない
  • 今の情報が新しいのか古いのか分からない
  • 自分に必要なのか、ただ便利そうに見えているだけなのか分からない

ここで止まる方が多いんです。

でも、これは逆に言えば、自由度が高いということでもあります。

自分の公式拠点を作るなら、自由度は大きな強みです。サービスページも作れます。ブログも書けます。お問い合わせページも置けます。プロフィールも、お客様の声も、セミナー案内も置けます。

問題は、何でもできる場所で、何からやるかを決めることです。

AIで楽になること、人に相談した方がいいこと

WordPress活用でAIに聞くことと人に相談することを左右に分けた図解
WordPress活用では、一般的な疑問はAIに聞き、事業に合う導線や集客設計は人の知見も使うことが大切です。

ここ数年で大きく変わったのは、AIの存在です。

WordPress 7.0では、AI活用の土台になる機能が整い始めています。WordPress公式のAIプラグインでも、タイトル生成、抜粋生成、メタディスクリプション生成、画像の代替テキスト生成、OpenAI、Google、AnthropicなどのAIプロバイダー連携が案内されています。

つまり、昔よりも、一般的な疑問はAIに聞きやすくなっています。

たとえば、こういうことです。

  • 固定ページと投稿の違いを教えて
  • このエラーの原因候補を教えて
  • メタディスクリプションを作って
  • この記事のタイトル案を出して
  • このプラグインは何をするものか教えて
  • 初心者が最初に設定する項目を整理して

こういう一般的な質問は、AIがかなり助けてくれます。

ことりさんも、WordPress公式サポートフォーラムで質問が少し減っているように感じる、と話していました。おそらく、AIを使って自己解決する人が増えているんだと思います。

一方で、AIに任せきれない部分もあります。

それは、自分の事業に合う判断です。

  • 自分にはどの導線が必要なのか
  • どの記事を増やすべきなのか
  • どのサービスページを先に整えるべきなのか
  • どのプラグインは入れない方がいいのか
  • ブログからメルマガへどうつなげるのか
  • 読んだ人に、次に何をしてもらうのか

これは、単なる設定ではありません。事業設計です。

AIは一般論を返すのが得意です。でも、あなたの事業の文脈、お客様の前提、サービスの強み、今の導線の弱さまでは、こちらが整理して渡さないと分かりません。

だから、これからのWordPress活用では、AIに聞くことと、人に相談することを分けるのが大事です。

ブログ集客で大事なのは、記事数より導線設計

WordPressを始めると、つい記事数を増やすことに意識が向きます。

もちろん、記事は大事です。

ただ、記事を書くだけでは、なかなか売上にはつながりません。

読んだ人が、次に何をすればいいのか。どこでメルマガに登録できるのか。どんなサービスがあるのか。相談したい人はどこへ行けばいいのか。

この導線がないと、せっかく読まれても流れて終わってしまいます。

僕が公式LINEよりメルマガを重視している理由も、プラットフォーム依存を減らし、自分の手元に関係性を残すためです。

公式LINE依存のリスクについては、こちらでも詳しく書いています。

公式LINE値上げ2026年10月版|追加メッセージ料金改定とメルマガ移行判断

2026年10月1日のLINE公式アカウント追加メッセージ料金改定を中心に、2023年の無料枠削減、2025年のチャットPro導入、2026年の従量課金変更を整理。公式LINE依存を見直し…

SNSとリストマーケティングの使い分けについては、こちらの記事も参考になると思います。

効果が倍増する!リストマーケティングとSNSの賢い使い方

SNSとメルマガを活かして「売り込まずに売れる仕組み」を作るには? リストマーケティングの成果を上げるためにSNSが欠かせない理由と、SNSからメルマガへの導線設計のコ…

WordPressも同じです。

ただ記事を置くのではなく、記事からどこへつなぐのかを考える。

この視点がないと、WordPressはただの倉庫になります。

逆に、導線があると、WordPressは信頼の入口になります。

WordPressを始める前に決めたい3つのこと

WordPressを始める前に、最初からテーマやプラグインを調べすぎなくて大丈夫です。

まず決めたいのは、この3つです。

  1. 自分は何の専門家として見られたいのか
  2. どんな人に来てほしいのか
  3. 読んだ人に次に何をしてほしいのか

ここが決まると、WordPressでやることが整理されます。

プロフィールを整える。サービスページを作る。よくある質問を書く。実績やお客様の声を置く。ブログで考え方を伝える。メルマガ登録ページへつなげる。

この順番が見えてきます。

逆に、ここがないままプラグインを探し始めると、迷子になります。

便利そうな機能を入れて、管理画面が複雑になって、結局触らなくなる。

これはもったいないです。

WordPressは、完成品を一気に作る場所ではなく、育てる場所です。

最初は小さくて大丈夫です。プロフィール、サービス案内、メルマガ登録への導線、考え方が伝わる記事。まずはそこからでいいと思います。

信頼できる人に聞ける環境は強い

今回話を聞かせてくださったことりさんは、WordPressのトラブルを楽しそうに解決する人です。

僕のサイトがマルウェアでロシアのピザ屋さんに飛ばされたときも、14サイトまとめて大変なことになりましたが、そういうトラブルに向き合ってくれる人がいるのは本当にありがたいです。

もちろん、毎回そんな大事件が起こるわけではありません。

でも、WordPressは自由度が高いぶん、守りの視点も必要です。

分からないまま全部自分で抱えるより、信頼できる人に相談できる環境を持っておく方が、ずっと前に進みやすいです。

ことりさんは、ブログ集客を学べるコミュニティ「ふくろう」も主催されています。2026年6月9日に入会説明会があるとのことです。

WordPressやブログ集客についてことりさんから学びたい方は、ふくろうの入会説明会ページも確認できます。

あわせて、テコリス3の無料入会説明会も受付をスタートしました

ダブルのご案内になって恐縮ですが、僕のテコリス3入会説明会も本日しれっと受付をスタートしています。こちらは今回はさらっと告知だけですが、AIエージェントと一緒に発信や導線づくりを進めたい方は、あわせてご確認ください。

会話の中では、ひかりさんから「ブログが伸びたのはふくろうのおかげです」というコメントもありました。

これは、単にWordPressの操作を教わるという話ではないと思います。

自分では普通だと思っていた専門性を、記事の材料として見つけてもらう。どの記事をもう1本に展開できるかを見てもらう。ブログからどう集客につなげるかを考える。

こういう部分は、AIだけではなかなか難しいところです。

AIを使いながら、人に相談する。

これが、これからのWordPress活用ではかなり現実的な進め方だと思います。

まとめ

WordPressとは、ブログやサイトを作るためのCMSです。

でも、AI時代に僕があらためて見直したいのは、その機能説明ではありません。

WordPressは、自分の情報と信頼を置いておく公式拠点です。

SNSは入口として使う。メルマガで関係性を育てる。WordPressで考え方や実績を蓄積する。

この組み合わせができると、発信が流れて終わらず、事業の土台になります。

AIによって、WordPressの一般的な疑問は解決しやすくなりました。昔より始めやすくなっているのは間違いありません。

ただし、自分に合う導線やブログ集客の設計は、AIだけに丸投げしない方がいいです。

もし昔WordPressで挫折した方や、難しそうで後回しにしていた方がいたら、今のタイミングでもう一度見直してみてもいいと思います。

参考にした公式情報:

WordPress日本語公式サポート: WordPressの概要

WordPress公式ニュース

WordPress公式AIプラグイン

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