こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。
月末に何とか売上を作れた。でも、月が変わると、また新しいお客さんを探さなければいけない。僕は住宅営業をしていた頃、この繰り返しがものすごくしんどかったんです。
先月の契約は、今月の見込みにはならない。契約後のお客さんに対応する時間も必要で、売れても次の新規集客からは離れられませんでした。
今は、自分で運営するコミュニティ「ゼロリス」の継続課金や、リピーターさんとの仕事が中心です。来月も続くお付き合いがあるので、毎月の売上を新規のお客さんだけで埋め直す状態から、ずいぶん気持ちが変わりました。
僕が感じるコミュニティ運営のメリットは、継続収益の見込みがあり、今いるお客さんに喜んでもらう仕事へ時間を使えることです。
毎月の新規集客が、14年目の今も夢に出てくる
住宅営業マンをしていたのは、7年半ほどです。独立して14年目になり、会社にいた期間よりずっと長くなりました。それでも時々、当時の営業会議の夢を見ます。
営業会議は、週に2回ぐらいありました。今月、契約できそうなお客さんは何人いるのか。契約までの段取りはどうなっているのか。進めている計画に、想定していないリスクはないか。そういうことを全部報告する会議で、この数字の報告が、とにかく怖かったんです。
商談が進んでさえいれば、何かと報告できることはあります。しんどいのは、見込みのお客さんがいないとき。「なんでいないんだ」と、めちゃくちゃ詰められるんですよ。どうやって報告しようかと考えて考えて、会議の直前まで頭を抱えていました。これは僕だけではなく、どの営業マンもそうだったと思います。
夢から覚めたあとも、数分間は青ざめたままです。そこでようやく、あれ、僕はもう会社を辞めているんじゃなかったっけ、と気づく。しょっちゅう、と言ったら嘘になりますけど、いまだに時々あるんです。
ただ、当時の上司が言っていたことは、正論なんですよね。商品がよくても、営業の技術があっても、お客さんがいなかったら全部無意味。ないのと一緒なんです。
しかも、上の人たちは実際に売る人たちでした。僕にとってはスーパーマンのような存在で、言っていることは何一つ間違っていない。でも、毎月お客さんを見つけ続けるのが、僕にはしんどかった。
お客さんがいない状態が続くと、営業はどんどん自信をなくしていきます。「僕は必要とされていないんだ」と、自己肯定感が下がっていく。これは僕だけかもしれませんが、怒られることに加えて自分の存在意義まで見失って、悪循環でした。今振り返ると、診断は受けていないものの、たぶんうつ状態で会社を辞めたんだと思っています。
苦しかったのは、お客さんを見つける難しさだけではありません。住宅は高い買い物なので、商談が3組あって、契約になるのは1組か、うまくいって2組。だから毎月、3組を確保するために奔走します。
それで月末にギリギリ契約が取れて、よし今月は何とかなった、と思っても、日が変わればその売上はなかったことになるんです。「それは先月の話。今月はどうするんだ」と。契約後のお客さんの対応に時間をかけすぎても、それはそれで怒られる。売れた月でも、気持ちが落ち着くことはありませんでした。

コミュニティの継続収益が、来月の見込みになる
ゼロリスは、運営4年目になる、僕が得意なAIやリストマーケティングを学んでもらう継続課金のコミュニティです。参加してくださっている方との関係が、翌月にも続きます。
仕事全体でも、今は7〜8割ぐらいがリピーターさんとのお付き合いです。僕はセミナー講師の仕事もしているんですが、初めて伺う商工会議所での仕事でも、依頼してくださる方とは以前から関係がある。そういう仕事が多いんですよね。
もちろん、新しいお客さんにも知っていただく必要はあります。僕も新規集客をやめたわけではなく、AIに手伝ってもらいながら続けています。
違うのは、来月の売上を、まだ出会っていない人だけに頼っていないことです。
しかも、ゼロリスでは、メンバーさんがゼロリスを紹介してくださることもあります。既存のお客さんを大切にしていたら、既存のお客さんが新しいお客さんを連れてきてくれる。結局、新規も手に入っているんですよね。
買ってくださった方と連絡を取れる状態を作る話は、「既存顧客リストの作り方」という記事でも、詳しくお伝えしています。
年834万円の試算より、僕がうれしい仕事の中身
少し前に、あるYouTuberの方が、2億円を運用して月60万円ほどの収入を得ている、という話を見かけました。年にすると720万円です。その話が「理想的な働き方」という感じで広がっていたことに、僕は違和感がありました。
その方には、他にも収入があるはずですし、本人を否定するつもりはありません。引っかかったのは、多くの方が「2億円あれば720万円が自動で入るんだ。なんて幸せなんだ」と受け取っていたことです。僕の素直な気持ちは、2億円を貯めて720万円なのか、でした。
その運用収入が、いつまで続くのかも気になります。年720万円は、節約すれば貯蓄はできるし、ゆとりもあります。でも、みんなが思う理想的な生活をしようとすると、ちょうどいいぐらいの年収ではないでしょうか。そこから800万円、900万円へ増やそうとしたら、もっと質素倹約して、また投資に回すことになる。それって本当に自由なのかな、と。しかも、元の2億円は動かせません。動かせば、入ってくるお金が目減りするからです。
じゃあ、僕は今どうなのか。ゼロリスには、2026年9月の時点で139名のメンバーさんがいます。月払いは5,980円、年払いや半年払いだと月あたり5,000円ですが、計算しやすくするために、全員が月5,000円で12か月続けてくださると仮定します。すると、139名 × 5,000円 × 12か月で、年834万円になります。
これは経費を引く前の売上の試算で、利益ではありません。ただ、コミュニティはそれほど維持費がかからないので、結構な割合が手元に残ります。
そして、たとえ売上が834万円より少なかったとしても、僕は、2億円の運用で生まれる720万円より、今の働き方に価値を感じています。
コミュニティは、自分のことをリスペクトしてくださっている方が集まっている場所だからです。
僕は、人見知りです。新しいお客さんを探すのが本当に苦手なんです。新規探しが大好きな人もいるでしょうから、あくまで僕の話ですが、住宅営業で見込み客探しにトラウマ級の経験をしてきた人間としては、自分をリスペクトしてくれている方々だけを相手にしていればいいビジネスモデルは、天国でしかありません。
しかも、ゼロリスで提供しているのは、自分が得意なAIやリストマーケティングです。気は乗らないけどやっている、という活動ではなく、自分と相性のいいことをやって、相性のいいお客さんが集まっている。だから、次々にいろんなことをしたくなります。
たとえば、画像生成でAIの力を引き出すための、プロンプトを作るツールをメンバーさんへ届ける。ゼロリスの合宿で配る升のノベルティに、キャラクターのリスがぴったり収まるデザインを作り、しっぽの寸法まで考える。懇親会やバーベキューを企画する。全部、今いるメンバーさんに喜んでもらうためです。
今、僕の一日の予定のうち、新規の方に向けている時間は1時間もありません。作業をしていないわけではなく、AIがだいぶ簡単にしてくれているんです。ほとんどの時間を、ゼロリスに向けています。それで800万円を超える売上になっていて、そこからさらに、別の商品を買ってくださるリピーターさんも多い。新しいお客さんを必死に追いかけていた頃の自分に、教えてあげたいぐらいです。将来あなたは、夢のような環境で仕事ができるようになっていますよ、と。
立ち上げの大変さと、続けてもらうための運営
コミュニティの立ち上げには、単発の商品を売るときとは違う労力がかかります。月額で定期的にコンテンツを届け続けることを、自分が始めても大丈夫なのか。僕も、ゼロリスを立ち上げるまでには、結構悩んだ時期がありました。
立ち上げたあとは、参加してくださったメンバーさんに、その後も続けていただく運営が要ります。ゼロリスの一番の特徴は、集客力が高いことより、継続率が高いことなんです。直近半年ほどの月平均の離脱率は、今は1.5%ぐらい。以前は3%ぐらいだったはずなので、半分に下がりました。100名いたら、月に1〜2人が辞める計算です。僕のようなオンラインコミュニティのジャンルでは、退会率は6%ぐらいらしいので、その4分の1ぐらいになります。
新規ばかりを追いかけていると、毎月リセットされ続けるので、心が休まる瞬間がありません。リピーターさんや継続課金の商品を持つと、同じお客さんとずっと関わり続けられる。完全にリピーターさんだけで回すのは難しいですが、新規はプラスアルファで十分なんです。

月5,000円で10名から、という始め方もある
コミュニティを考えるとき、最初から100人を集めなければいけないと思うと、ずいぶん遠い話になりますよね。ゼロリスの139名も、すごい数字に聞こえるかもしれませんが、139名もいなくていいんです。
たとえば、月5,000円の会費で10名に参加してもらい、12か月続いてもらえたら、売上は年60万円です。ここでも、同じ人数・月額が続くことを仮定した、経費を引く前の計算ですが、年60万円って、そこそこすごくないですか。同じ60万円を単発の商品で作ろうとしたら、どれだけ高額な商品を売らなければいけないか。
30万円の商品を2人に買ってもらうのと、月5,000円で10人に参加してもらうのと。僕は、はっきり言って後者のほうが売りやすいと思っています。派手ではないし、単発でドカンと大きな売上が立つわけでもない。でも、来月、再来月の売上の見込みまで見えているのは、結構強いですよ。
今の仕事と並行して、小さな継続収益を持つ選択肢として考えてみる。少人数からの継続課金については、「サブスクは5人からでいい」という記事でも書いています。
運営4年目の実際を、無料セミナーでお話しします
コミュニティを持つと、仕事と収入はどう変わるのか。僕の実際の働き方をもとにお話しする無料セミナーを、9月24日(木)19:30〜21:00に、Zoomで開催します。
タイトルは「【実録】運営4年目。僕がコミュニティ運営で手に入れた5つのメリット」です。
当日お話しするのは、コミュニティを始めるときの最初の部分です。最初はこれぐらいのハードルの低さでいい、という話をします。それから、コミュニティ運営を手にすることで働き方がどう変わり、収益がどれだけ安定するのか。作り方を最初から最後まで学ぶ講座とは異なります。
当日参加が難しい方には、9月25日(金)10:00から9月30日(水)まで、アーカイブ配信もあります。参加費は無料です。
終盤には、コミュニティの立ち上げから、続けてもらう運営、ご紹介のもらい方までをまとめた有料教材「コミュニティの教科書」のご案内と、質疑応答も予定しています。この教科書は再販で、すでに購入してくださっている方はそのまま新しい内容へアップデートされるので、買い直しは必要ありません。
コミュニティはハードルが高そう、自分にできるのかな、と思っている方にこそ来ていただきたいセミナーです。僕みたいな人見知りで、人とのコミュニケーションが苦手な人間が運営できているのですから、コミュニケーション上手な人だけの場所ではありません。
みなさんは、新しいお客さん探しに疲弊していませんか。僕はそこをトラウマ級にとことん詰められてきた人間なので、今はこういう働き方になっています。毎月、新しいお客さんを探さなければいけない働き方がしんどい方は、まず、月5,000円で10名という規模を自分の仕事に置き換えながら、話を聞きに来てください。
コンテンツ制作について
この記事は、長嶺圭一郎自身の対話・取材・実体験・調査をもとに制作しています。AIは構成や表現の補助に活用し、最終判断と責任は長嶺圭一郎が担います。
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