こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。
AIのサポートをしていると、「お願いして、こんなことになったらどうしよう」「まだそんなに信用できない」とおっしゃる方が、本当に多いんですよね。
リスクを想定する感覚自体は、僕も否定しません。でも、失敗する可能性がなくなるまで待っていたら、いつまでも仕事を任せられないだろうなと思います。
失敗する可能性は残ります。新人を迎えるときと同じように、確認やフォローを想定してAIに仕事を任せる。僕が予想外のことに切り返せるのも、使ってきた経験があるからです。
2026年10月16日には、気象庁が北海道から中部地方へ緊急地震速報の警報を発表し、地震の規模をマグニチュード9.9と過大に推定した出来事がありました。気象庁の発表に記載されています。
命を守るために、スピードが求められる仕組みでも、動かしてみなければ分からないことがある。僕はこのニュースを見て、普段サポートしているAIの話とも重なるなと思ったんです。失敗が起きたら再発を防ぐ。その積み重ねで使っていく感覚です。
AI導入直後は、むしろ手間が増える
AIを導入した直後は、ぶっちゃけた話、いきなり楽にはならないと僕は思っています。
どこまで任せられるか、こちらも模索している。お願いした通りにできているかを確認して、できていなければ直す。自分の手から仕事を離していく過程で、一時的に面倒なことが増えるんですよ(笑)。
人を雇うときも、同じですよね。
新人が入ったときは、こちらの仕事がむしろ増えます。接客やお客様対応、仕事のクオリティを見ながら、教えたりフォローしたりする。その教育で忙しくなるのは、普通にあることです。
その人がちゃんと仕事をしてくれるだろうか。機密情報を持ち出さないだろうか。人に任せる場合にもリスクはあって、それが全部なくなるわけではない。
僕はAIを使うときも、人を迎えるのと同じ感覚で取り組んだ方がいいと思っています。やってみてうまくいかず、これはAI化するのをやめよう、と判断する場合もあります。僕自身、何でもかんでもAI化しているわけではありません。
直した内容をAIに返して、次の仕事につなげる
AIがお願いした通りにできていなかったら、直した内容をAIへ返すところまで必要です。
修正した内容を伝えるとき、僕はこういう感じで返します。
「こういうふうに直したんだよ。今後、こういうふうに直した通りのものを作ってもらいたいんだけど、できる?」
確認して、修正して、今後どう作ってほしいかをフィードバックする。やっていることは、人に仕事を教えるのと一緒なんですよ。
僕は昔の上司から、「1回目の失敗はもういいよと。2回目同じ失敗すんなよ」と言われていました。AIも、失敗したところをそのままにせず、次に同じ失敗をしないよう積み重ねていく。
人と違って、AIは辞めていきませんからね。「ダメでしょう、これじゃあ!」と叱っても怒りません(笑)。僕もAIには厳しく当たっていますが、その厳しさを人に向けないようには気をつけています。

Chromeの説明が食い違ったら、実物を見せた
10月17日の朝は、AIがブラウザのChromeに接続できず、頼んでいた作業が止まってしまいました。
原因を調べて直してもらおうとAIに相談すると、拡張機能をダウンロードするよう案内されたんです。でも、確認しに行くと、もうインストールされている。AIの案内と、実際の画面が食い違っていたんですよね。
「いや、インストール済みってなってんだけど、この画面」
そこで画面のキャプチャを撮って、「はい、この通りです」とAIに見せました。すると、AIが「すいません、インストールされてますね。ならば」と認識を直してくれたんです。
実物を見せた方が早い。
これも、過去にAIと何度もやり取りした結果、僕が知っていることです。AIの説明どおりに進めないとき、実際に出ている画面を見せるという切り返しができる。
AIがインストール済みだと認識を直したあと、ChromeとChatGPTのアプリを完全に終了して、起動し直すよう案内されました。でも、その時点ではChromeでライブ配信中。今Chromeを落としたら配信が止まってしまうので、再起動は配信後です。僕も、こんなふうにドタバタしながら使っています(笑)。

自動で動くことと、お客さんが集まることは別
AIを使いながら確認することは、一度うまく動いたあとも続きます。AI側がアップデートしたり、Chrome側の仕様が変わったりすると、それまでできていたことがうまくいかなくなることもあるんです。
僕がやっているAIのスクール、テコリスでも、「なんかいかないんです」とご質問をいただきます。「ええー、なんでだろう」と見ていくと、だいたいアップデートが悪さしているんですけども(笑)。
僕は広告運用にもAIを使っています。一度うまくいっていた広告でも、登録率が下がってくることがあります。やっているうちに条件が変わるので、その都度、微調整が必要なんですよね。
自動で動いていることと、その先でお客さんを集められることは、別々です。
動かすことだけならできます。でも、自動化だけで全部を回し続けるのは無理。だから僕は、AIで完全自動化と言っている人は、全員詐欺師だと思っています。
動かしたあとも、仕事のクオリティや結果を見て、変わった条件に合わせて直していく。そのフォローは想定しておいてほしいと思います。
四国を旅しながら働けるのも、育ててきた経験があるから
条件が変わったり、予想外のことが起きたりしたとき、「あれ? できないな。じゃあこうしてみて」と切り返す。僕は、この指示の出し方を褒めていただくことがあります。
「何でそんな風にさらっと切り返せるんですか?」と聞かれるんですが、正直、これって経験ですよ。本当に。
僕は今、四国を11日間で一周しながら、仕事を止めずに過ごしています。この働き方ができているのも、ポンコツなAIを頑張って育ててきた過程があるからだと思うんです。
この過程を飛ばして、高性能で何でもできそうなAIだけを手に入れても、何か起きたときに対応できなくなるんだろうなと思います。
外出先から仕事を任せるために僕が用意しているパソコンや資料、修正後にも確認を残している理由は、AIエージェントに仕事を任せる、僕の体制と確認でも具体的にお話ししています。
今のAIは昔に比べたら本当に楽になりました。便利だと感じるものがあれば、フォローする前提でどんどん使ってみてほしいと思います。
リスクがないことなんて、あり得ません。失敗しないAIを待っていても、いつまでも始まらない。失敗したときには自分でフォローすることも想定した上で、便利だと感じるものを使ってみてください。ぜひ、前に前に進んでいきましょう。
AIを仕事に生かしたい方は、10月19日のゼロリス方針発表会へ
こうしたAIの使い方は、僕が運営するゼロリスでも学べます。AIを仕事に生かしたい方は、ぜひゼロリス方針発表会へお越しください。
10月19日(月)19:30〜21:00、Zoomで開催します。参加費は無料で、ゼロリスの会員でない方も参加できます。
当日参加できない方には、10月20日午前10時頃にアーカイブを配信し、10月23日23:59までご覧いただけます。参加登録は、次のページからお願いします。
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コンテンツ制作について この記事は、長嶺圭一郎自身の対話・取材・実体験・調査をもとに制作しています。AIは構成や表現の補助に活用し、最終判断と責任は長嶺圭一郎が担います。
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