こんにちは、AI×リストで自然体ビジネス設計士の長嶺圭一郎です。

以前から販売している商品を、少し安くしたい。期間限定の割引キャンペーンをやりたい。でも、高い金額で買ってくれたお客様に「損した」と思われないか、気になる。

商品を販売している方から、こうした不安を伺うことがあります。僕も、最初に値下げをするときはドキドキしていました。

値下げへの反応を考えるなら、先に使えた価値と商品満足度を見る。僕の値下げ経験では、クレームは今のところゼロです。

笑いながら「もう少し待てばよかった」と言われることはあります。それと、商品や販売者に対するクレームになることは、分けて考えたいんですよね。

49,800円から12,800円へ。ツールを集客の入口に変えた本人の経験

49,800円から12,800円へ。それでもクレームはなかった

僕は以前、49,800円で販売していたツールを12,800円に値下げしたことがあります。価格が約4分の1になる変更です。

値下げしたのは、販売を始めてから1年後。購入時期は人によって違い、3ヶ月ほど前に買ってくださった方もいました。

値下げの目的は、ビジネス全体を考えて、そのツールの役割を変えることでした。新しいお客様に来ていただくための商品へ。こういう入口の商品を、フロントエンド商品と呼びます。販売不振が理由ではありません。

金額だけを見れば、先に買ってくださった方との差は大きいですよね。

それでも、クレームはありませんでした。

「下がったんですね。もうちょっと待っていればよかった」という軽口はありましたよ。そこまで全く言われない、とは言いません(笑)。でも、深い失望や、クレームになるようなことは、僕は今のところ体験していません。

今は必要ない方への押し売りを避け、購入後に使って満足してもらう

値下げで不満になる人は、買ったまま使えていないのでは?

この経験をもう少し細かく考えると、先に買ったお客様が、その商品を使えていたかどうかが大きなヒントになります。

僕が想像するのは、買ったけれど、まだ商品を使えていない方です。役立てる前に値下げされたら、「それなら今買えばよかったじゃん」と感じるのだろうなと思います。

これは、僕自身の買い物を考えても分かるんです。買ったはいいけれど、あまり有効活用できていない商品が、後から割引セールに並んでいたら。「結局、あまり使っていないんだから、このタイミングで買えばよかったな」と思います。

だから、商品を買っていただいた後、実際に使って満足してもらうことが大切です。購入した商品を使い、その恩恵を受けられている。買って置いたまま、にはしたくないんですよね。

ここには、商品の設計だけでなく、売り方も関わります。

僕は、まだ必要なタイミングではないお客様に「でも、今買った方が絶対いいですよ」と押し切るようなセールスは、やらないようにしています。やりたくないんです。

そういう売り方をすると、「今は必要ないけれど、将来使うかもしれないから買っておこう」という方が入ってきます。すると、手に入れた商品も「今じゃないから、とりあえず置いておこう」になる。

その状態で値下げされたら、「あのとき今がチャンスと言われたのに、まだ使っていないうちに安くなった」と感じるのだろうと思います。

僕は、値下げに対する怒りの本質は、商品への満足度にあると考えています。 多分、そのお客様には値下げの前から不満があって、その不満が値下げをきっかけに表に出た。そのように解釈しています。

購入を見送るお客様との、その後の関係については、こちらの記事でも詳しく書いています。

「今回は見送り」のお客様へのフォロー|戻りやすい関係と次の案内

「今回は見送り」と言われたお客様へ、その後どんな案内を届けるか。長年の読者の入会、再入会、回覧板を改善した体験から、戻りやすい関係と次の切り口を考えます。

先に買った人には、先に使えた時間がある

一方で、購入してから商品を使い、楽しんだり、仕事に役立てたりできていたらどうでしょう。

後から安くなったとしても、それまでの間に自分が受け取ったものは残っています。早く試せた。早く何かができた。自分の理想に、早く近づけた。

先に買ったお客様には、そうした価値があるんですよね。

販売している側は、ずっと同じ商品を扱っているので、以前の高い価格もリアルタイムの感覚として残り続けます。でも、お客様がその金額を支払ったのは、半年前や1年前かもしれない。

高かったという事実は覚えていても、購入を決断したときの感覚は、少しずつ薄れていく。喉元過ぎれば熱さを忘れる、というやつです。いきなりそんな話で申し訳ないんですけど(笑)。1ヶ月前に買った方なら、まだその感覚が残っているかもしれません。

昔の商品が安くなること自体も、買い手からすれば、よくあることです。販売者が想像しているほど、値下げだけで大きなショックを受けるわけではない。僕は、自分が値下げしてきた経験から、そう感じています。

満足しているお客様は、次の商品を喜んで買うこともある

さらに、以前の商品が安くなると、「何か新しいものが出るのかな」と期待につながる場合もあります。旧商品の値下げで注目が集まり、その先に新商品が出る。値下げを、次の展開へつなげる考え方です。

新商品を出す際には、以前買ってくださった方に、その新商品を割引で買えるクーポンを用意する方法もあります。ここで土台になるのは、以前の商品への満足です。僕は買い手として、この新商品の案内を「上手だな」と感じたことがあります。

例えば、僕が持っているオフィス用のバッグ。あるYouTuberさんが販売しているもので、購入者の意見や感想を受けて、同じ商品がマイナーアップデートされました。

その際、以前のリュックを買った方へ、改良された商品を割引で買えるクーポンが配られたんです。

外から見れば、以前の購入者はリュックを2つ買うことになります。割引があっても、新しい版を初めて買う方より、合計で支払う金額は多い。それでも、以前の購入者の方々が大喜びで買っていたんですよね。

根本に、前作への高い満足があったからです。前のバッグに満足していなかったら、次も買おうとは思ってもらえなかったでしょう。

僕自身にも、同じような買い物があります。モバイルオフィスの走行充電器は、チャージャー1を買った後、より高性能になったチャージャー2へ買い替えました。前作の購入者向けの割引があって、それを利用したんです。

本格的にモバイルオフィスを始めて、1年ほどの間に、そこそこ値段の張るものを買い直した。買い直さないといけなかったわけではないんですけどね(笑)。でも、性能が良くなったものを手に入れて、僕は損したとは感じていません。

値下げへの不安だけで、次の展開を止めない

お客様の感覚は、販売者が想像している動きと、かなり違うことがあります。

誠実な商品を提供して、使って満足していただく。そのうえで、商品を値下げしたり、新しい企画を出したりすることは、前向きに考えていいと僕は思っています。

個人で身軽に動けるのなら、理想の商品へ近づけるために、どんどんアップデートしていく。新しいことへ挑戦し続けている姿も、一つのブランドになります。

以前の商品や、以前の価格が気になって、気づいたら自分の足かせになっていた。そんなふうに、後ろを見すぎて停滞しないようにはしたいですね。

値下げで、前に買ってくれたお客様に怒られるかが気になったら、先に使えた価値と商品満足度を、実際のお客様の声から確かめてみてください。

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コンテンツ制作について この記事は、長嶺圭一郎自身の対話・取材・実体験・調査をもとに制作しています。AIは構成や表現の補助に活用し、最終判断と責任は長嶺圭一郎が担います。

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